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Number Nine/dancer

「そうだ。ハウスを聞いてみよう」と思ったんです。ゆうべ。理由らしい理由なんてないですけど、最近ハウスみたいなダンスものってあんまり聞いてないかも、と思いまして。いや実は聞いてたかもしれないですけど。そんくらいふっとしたものです。

ハウスと一口にいっても、いろいろあるみたいです。Spotifyでいくつか聞いていったら、アシッドハウスなるジャンルがあることを知りました。ハウスの派生系の一つってとこなんでしょうか。よくわかんないままに、アシッドハウスの名盤とやらを検索してみました。それで見つけたのが、今聞いてるダンサーさんのEPです。

これ、Spotifyだと2014年リリースみたいに書かれてます。けど、そもそもは1988年の作品らしいですね。2014年にリイシューかなんかしたんじゃないでしょうか。サブスクだとその辺の経緯とかが辿れないことがあるので、ちょっと不便な時があります。まあそんなの気にする人あんまいないんでしょうけど。

ネットの解説によると、アシッドハウスの特徴としては、ウネウネとうねるベースラインがその一つなんだそうです。そういう意味では、このEPの曲は、ややアシッドっぽくないのかもしれません。そこまでうねってないんで。そんなこともネットに書かれてました。ぼくも聞いて、たしかにと思います。

いかにもアシッドハウスって感じじゃないのに、手始めの一つとしてこれを聞こうと思ったのは。Spotifyで見つかったからってのもありますが、某サイトのレビューに「ビートルズをサンプリングしてる?」とあったからです。曲中で出てくる、ナンバーナインの声。これがそうなんじゃないかと。

聞いてみたんですけど、なんとも言えない……って感じでした。えらく加工されてて、元がどんなだったかよくわかんないからです。もう一つのサンプリングネタである、マイケルジャクソンさんはわかりました。こっちはわりとモロに引用してる気がします。こういうのもおもしろいですよね。

タイトル曲のベッドルームミックスってのが入ってまして。これがですね。セクシー極まりないというか、なんかすげえエロかったです。「エロい」というと、ちょっと俗に振りすぎてるような感じもしなくもないですけど。具体的にどんなんかってのは、もう聞いてみて確かめてください。こんなのを朝からイヤホンごしに聞いた日にゃあ。一日中ドキドキしっぱなしでしたよ。いやウソです。言い過ぎました。でもちょっとドキドキしたのは本当です。すばらしいCDですね。何このとってつけたような感じ。

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