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Billie Holiday/Billie Holiday

よくわかんないんですが、もうちょっとうかつ……というか率直に自分を出していけたらな、って思います。インターネット上にて。たとえば、この日記とか。

普段いろいろガマンしてるつもりはないんですが、考えてみたら、日記に書くことを選んでるなって思いましてね。いくつかの話題を避けてるといってもいいのかもしれません。そこには自覚的な理由があるものもあれば、なかば無意識のものもあり。しかし結果として、ぼくの中にある何か……それがいいものだといいんですけど……が、あまり表出してない感じになってるのかなと思ったんです。

無理して抑え込んでるわけでもないので、別に書かないでいても問題はないんですけど。でも、もうちょっとストレートに思ったことなんかを書いた方が、なんかいろいろいいんかなーとか。そんなことをちょっと思ったりしました。愚かしいところも120%開陳しての自分なんじゃないかな、と。今だって十分さらしてる気はしますけど。本当はもっとあるんです。

そんなことをぼんやり思った時に聞いてるのがビリーホリディさんというのは、なんかちょっと不思議な巡り合わせなのかもしれません。つってもわけわかんないですよね。個人的な思い出ですから。

ほら、「Strange Fruit」ってあるじゃないですか。曲で。その昔、意味も分からずにこの言葉が気に入りましてね。語感とかそういうのです。会話の中で使えないかなーと画策してたことがあります。結局、思うだけで使うことなく、今に至ります。意味を知ったのは、つい最近のことでした。いやもう、テキトーに使わなくてよかったって思いました。モノ知らんって怖いですね。

そんなんもあって、まあ聞いてみようとなりまして。1957年のアルバム? らしいです。言われてみればなとこありますが、なんか全体的になつかし〜い雰囲気に包まれてます。曲だけ聞いてると、なんかロマンチックな曲ばっかりなのかなーという気もしてきます。が、実際はどうなんでしょうね。いかんせん歌詞見てないんでわかりませんが、くだんの「Strange Fruit」も入ってますしねー。他も推して知るべしなとこはあるような気がします。

ジャズとかの流れを汲んでる感じなんでしょうか。スウィングとか。スウィングってジャズとは関係ないんでしたっけ。非常にざっくり、そういう感じなんじゃないかって気がします。音質もあいまって、なんか古き良き夢みたいな感じにも聞こえてきます。ですが、実際よき時代だったかってのはわかりませんし、いくつかの物事は、現在進行形でつながっちゃってるんだろうなとも思います。いやよくわかんないですけど。

オーラスの曲が「On the Sunny Side of the Street」だそうで。なんか、ピチカートファイブの曲にも似たようなのありましたね。おそらくここから取られてるんでしょうね。そう考えて聞くと、なるほどなんか似たようなトーンがあるような気もしないでもないです。この、ちょっと陽気なんだけど、とても悲しいような雰囲気。
てか他の曲もそうなんですけど、ビリーさんの曲ってのは、ちょっと祈りみたいなトーンが流れてるような気がします。幸せになるために祈るのであって、今は決して幸せではない、みたいな。考えすぎですかね。でもそういう雰囲気、好きです。

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