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Public Pressure/Yellow Magic Orchestra

イメージと実像のギャップ。孤独。正しくない正しさ。よくわかんないですが、年々そういったものに対する許容度……寛容さと言った方がいいのかもしれません……が目減りしてるような気がします。ぼくなんか、誰がどう見てもおじさんなんで、ひょっとしたら老害化してきてるのかもしれません。ううーイヤだなあー。

人のことならよく見えるけど、自分のこととなると意外とわからない。そういうのってあるように思います。年を経るにつれて、徐々に価値観や思考が硬直していく人を見たりして、「ううむ。ああいう風にはなりたくないや」と思っていたのですが。自分も同じ道を辿っているのかもしれません。

困ったことに、もしそうだとしても、一体何をどうしたら新たな価値観に対して柔軟になれるのか。それがよくわかりません。状況が判明しても、原因がよくわかんなくて、ゆえに対策も不明で。「年取ったのが原因でしょ」と言われても、手の打ちようがありません。若返ることはできませんし。どうしたらいいんでしょうね。「しょうがないよね」と言って、あきらめるしかないんですかね。

めずらしくレコード聞いたりしてます。深い理由はないんですが、まあ別にレコード聞くのに深い理由いらないですよね。なんとなく聞きたくなったから、です。レコード聞くのは別に老害とは関係ないよな。うん。

みんな大好きYMOさんのライブ盤ですね。このアルバムには個人的にちょっとしたいわく? がありまして。いわくとは言わないんかな。

あの、どっかで「The End of Asia」を聞いてですね。かっこいい! となりまして。自分でも音源ほしくなったんですよ。で、たしか「千のナイフ」を買ったんですね。たしかに「The End of Asia」は入ってるんですけど、ぼくが聞いたバージョンとなんか違う。それで「増殖」を買ったんですよ。そしたらこれもバージョン違いで。なんだなんだ! どうなってんだあ! もういい知らん! とミョーにふてくされてしばらくした後、ライブ版だったというのを知るんですね。三度目の正直でやっとこさ聞けたという塩梅です。

当時……つっても20年前とかですけど……は、サブスクとかなかったんで。CD買って聞いてみるぐらいしかないっちゃないわけです。「試聴させてもらえばよかったんじゃない?」という声も聞こえてきそうですが。いやまあその、店員さんにそういうの頼むっていうか店員さんに声かけるのがゴニョゴニョゴニョ。人見知り激しいんです。

そんなこんながあったので、YMOさんのアルバムの中でも、これは思い入れひとしおです。なんですが。さっきあらためて聞いてみたら、今まで気づかなかった音がたくさん入ってるのを知りました。あれえ、こんな感じだったっけ? レコードやCDの中身が変化するなんてないので、今までズンと聞いてなかったんでしょうね。耳が節穴状態でした。いや今もか。

だから、オーラスの最後の最後に「Behind the Mask」のイントロみたいなのが流れるのも、さっき知りました。ひでえ。てかライブでやったんなら、それも入れてよおー。ぼくあの曲も好きなんです。みんな大好き「Rydeen」は、どういうわけか中学校のマラソンの授業の際にエンドレスで流れてたので、ちょっと食傷気味だったりします。本当あれはなんだったんだろう。

ボコーダー(だと思います)の声がちょっと怖いとか、いろいろな発見がありました。おかしいな、今まで何回も聞いてると思うのですが。なぜにここにきていろいろ新発見。まあいいんですけどね。でも、もうちょっとCDはちゃんと聞いた方がいいような気もします。あ、一応Spotifyのリンク貼っときますね。

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