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ある光 (JFK 8’16” Full Length)/小沢健二
目が……目がね。目がですね。曇りがちです。別に比喩的な意味でなく、本当に視界が曇ってぼんやりとしがちなんです。十中八九、コンタクトレンズが汚れてるからだと思います。なのでさっきも洗浄したんですけど、結果はもう一つで。なんかさっきから超ドライアイみたいになってるのも要因の一つかもしれません。なぜこうも涙出ない。プリーズうるおい。
気のせいか、暑くなってきたらコンタクトの汚れがひどくなったような気がします。加齢によりドライアイが進んだという可能性もありそうですが、もしかして、冬場の方がうるおってた? なんで? しかし。考えてみれば、ぼくって冬場はあんまり暖房つけないんですよ。いっつも布団にくるまってるので。でも暑くなると冷房はガンガンにつけるんですね。そのせいなんですかねー。
少しでも涙を出すことで、目に潤いを与えたくて……というわけではないですが、なんかさっきから小沢さんのこれ聞いてます。聞いたことある人ならご存知のとおり、まあその……エモい曲ですよね。とっても。「エモい」なんて言葉で簡単にくくると、何かが失われてしまうような気もしないでもないですが。まあエモいっちゃーエモいです。
27年前とかになるんですかね。ほぼ30年前ですな。これの後にもう一個シングル出して、長い沈黙に入るんですよね。小沢さん。オザケン期は、言ってみればこの辺で完結したのかもしれませんね。「LIFE」とかにある多幸感みたいなのは、この曲にはないですけど。
その、フレーズを何回も繰り返すことで、ある種の勢いというか、うねりみたいなのを作り出すって感じでしょうか。他にもいくつかの曲で、似たような感じのを聞いた覚えがあります。「ラブリー」とか。
このやり方って、土台となるメロディーが相当魅力的じゃないと、むしろ飽きそうな気がするんですね。「まーだ繰り返すんかい!」とかなりそうで。これに限った話じゃないですが、むしろ繰り返せばその分、聞いてるこっちの気持ちのボルテージが上がるといいますか。エモみが増すんですよね。何度聞いてもすごいなあって思ったりします。
日記の最初で「涙を出すために」みたいなこと言っちゃってますけど、実はこの曲聞いて泣いたことはないんですよねー。すんません。や、毎回聞くたびに、何か感慨深さみたいなもので胸がいっぱいになりますよ。そうでもなかったら、エモいとか言いません。なんですけどねー。泣くってことはないんですよねー。
漠然とした印象ですが、どことなーく「終わり」とか「決断による別れ」みたいなイメージをね、抱くんです。聞いてると。もうちょっと言っちゃうと、「死」のイメージもでしょうか。本当うっすらとですけどね。
で、それらのイメージに対して「泣けました!」というのだけでは、なんかちょっと足りないような気がするんです。いやまあ泣きたいんなら泣いてもいいんですけどね。ただなんかこう、もうちょっと胸の内は複雑なのよ、みたいなことを思ったりするわけです。なんかわけわかんないですね。
そんなわけで、今も泣いてません。ドライアイ的にはあんま意味なかったかもしれませんね。気持ち的には、それでも久しぶりに聞いて「いやあー、やっぱりいいな。すげーな」と感動を新たにした感じなので、まあよかった……? よかったんだと思います。
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