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Ulaan/Enji
ふと思いました。後悔と反省って、似てるようで実は違うものなのかもしれない。ここから書くのは、あくまでもぼくの中のイメージの話です。辞書上の定義とか、本来の意味がどうってのはよくわかりません。
なんとなくですけど、後悔からは、教訓とか学びというものは生まれないような気がします。反省は、まさに次に活かすための教訓を導くための行為なのかなーと。ただまあ、後悔と反省がセットでくる(厳密にいうと、後悔→反省への移行がほぼ瞬時に行われてる)ケースも多いでしょうし、なんか同じような感じに見えるんじゃないかと思います。
それでも、モノによっては、後悔したまま反省に移らない/移れないケースもあるような気がします。ぼくにもあると思います。結構ある気がします。今からでも、ちょっとずつでも、ただ闇雲に後悔するだけでなく、反省できるようになっていきたいです。
突如そんなことが頭に浮かんだのは、もしかして聞いてるCDのせいでしょうか。おそらく関係ないと思いますが。
たしか、前にやった「おげんさんのサブスク堂」で紹介されてたと思うんですよ。そこで名前を知ったような覚えがあります。でも、覚えてるのはそんくらいで。どこ出身のどんな曲やる人かってのも、見事に忘れてました。そんなんで今聞いてます。なんか……あまり今まで聞いたことない感じのかもしれません。こういうのなんていうんでしょうね。
困った時のインターネット。ってことで、ちょっと検索してみました。モンゴルの伝統的民謡、オルティンドーとジャズ、フォークを融合させたものなんだそうです。えっそれどういうの。まず、オルティンドーというものが何なのかサッパリわかりません。加えて、ジャズとフォークを足すとどうなるんかも想像つきません。まあでも、全部を融合させるとこんな感じになるんでしょうね。そりゃ聞いたことない感じになるわけですね。
パッと浮かんだのは、竹村延和さん「ソングブック」でした。なんかちょっとそんな感じがしたんです。でもエレクトロニカってわけじゃないです。単に使ってる音色がちょっと似てた気がしただけかもしれません。
わりとアコースティックな楽器を使ってると思うのですが、聞いててほっこりするという手合いのものではない気がします。といってヒリヒリとかハラハラするものでもなく。この感覚を何と言ったらいいんでしょうね。ちょっと形容しがたい、新種のエモさみたいなものを感じてます。あんまり聞いたことない感じの音ですから、それ聞いて抱く印象も、あまり感じたことない類のものなのかもしれません。
でも、なんかおもしろいです。なんていったらいいのかわかんないですが、何がしかの感慨みたいなものはあるので。そういうのに触れるのも楽しいですよね。なんかこう、俺を新発見! みたいな感じで。大げさですかね。