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A Dream Is All We Know/The Lemon Twigs

「考えてもしょうがないことは考えるべきではない」。こないだ思いついたマイ格言です。格言っていうのかなこういうの。パッと思いついたわりには、なんとなく気に入ってます。

「考えてもしょうがないこと」ってなんでしょう。と、思いついた直後から、自分内ツッコミが入りました。なんていうか、後悔とかクヨクヨするとか、そういう系のやつかな、って気がしてます。反省して再発防止策を検討するのは、意味のある思考って感じがあります。この辺り、なかなか切り分け難しいんですけどね。

なんか……リソースというかエネルギーって有限で。それは思考のエネルギーも然り、って気がしたんです。だったら、限られたエネルギーをより有効な方向に使わなきゃ、みたいなのを思ったんですね。なんとなく。

とはいったものの。そんな簡単に不安や焦りや後悔を払拭できたら苦労はしないです。そんなの意味がない、と思いつつもしてしまうものだと思ってます。ぼく自身、気づいたところで……な話になるでしょう。でも、時たまちょっと意識するだけでも、何か変わらないかな? という気持ちもあります。あんま意味ないですかね、気づいたところで。

そんなことをぼんやりと思いながら、今日はレモンツィグスさんを聞いてます。こんな読み方であってんのかな。今まで何度か日記に書いた気がしますが、毎回読み方でつまづいてるような。学習能力ないんですね、ぼく。うわーん。まあそれはいいとして。

なんか、去年もアルバム出してたような気がします。多作なんですかね。そして、毎回カラーが違ってそうな印象があります。今までのやつもそこまでちゃんと聞いたわけじゃないんで(すんません)、なんとなーくの印象なんですが。違いましたっけ。毎回こんな感じでしたっけ。

今回は(今回も)、古き良き時代のやつを踏襲しているというか、なんか60-70年代のソフトロックみたいな感じがしました。いや70年代はちょっと違うかも。そしてソフトロックってのも、合ってるかどうか自信ないです。

メロディーに流麗さみたいなのがありつつ、実は裏で相当ややこしいことをやってそうな印象があります。うまく言えないですけど、そのあたりが60sをちょっと思い出させるんですね。いやそれだけじゃないんかも。でもまあ、そのあたりでも。

ベタですけど、ビーチボーイズとか、あとポールマッカートニーとかをちょっと思い出しました。加えて、名前がパッと出てこないバンドがいくつか。このストレンジな雰囲気のポップネスって、なんか60年代とかに流行ったようなイメージがあるんですね。ともすれば技巧的すぎるように聞こえないかな? とも思うのですが、そうはなってないとこ、すごいなって思います。バランス感覚のなせる技なんですかね。

きれいでトリッキーで意外と身体的。ぼくとしては結構いい感じです。いいですよ。

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