Bad Boy (Mono Version)／Clarence Bad Boy Palmer & The Jive Bombers

自己肯定感ってどういうものなんでしょうね。「ありのままの自分をよしとする」みたいなもんかなーと思うのですが、それって、変化／成長の否定ってことではないような気がします。いや無理に変わっていかなくてもいいんですけど、変わりたいんならそれもまたよし、と捉えるものなのかなーなどと。この辺り、いっつもどうイメージすればいいかわかんなくて。毎回よくわからないことになります。

今聞いてるのはですね。ちょい前にネットのインタビューかなんかで、ゴーイングアンダーグラウンド・松本素生さんがフェイバリットとして挙げてたものです。他にもいくつか挙げてましてね。まあその中から一つ、みたいな感じで聞いてます。紹介コメントで、このEPは18禁（素生さんの中で）とかあったもので。そんなこと言われたら気になるじゃないですか。ぼくだけですかね。

18禁といっても、歌詞の内容が放送禁止用語で埋め尽くされてるとかではないです。ないと思います。てか何歌ってるかよくわかりません。じゃあもしかしたら、実際は放送禁止用語のオンパレードかもしれないじゃないか。いやまあそうなんですけどね。野生の勘ですね。おそらくきっと、そういう感じではないんだろうなーと思うわけです。特段根拠もなく。すんげえテキトー。

素生さんの発言は、おそらく、ボーカルがセクシーとかそういうアレで出てきたものなんじゃないかと思います。なるほど、言われてみればたしかにセクシー……なのかな。まあなんか、わりにソウルフルな感じはあるような気もします。曲自体はソウルというより、R&Bみたいな感じじゃないかなーと思いますが。

セクシーかどうかってのは、実はよくわかんなかったりします。けど、なんというか……甘くて夢みがちで、でも実はちょっと猥雑で、生命力？ 野生味に溢れて……みたいなイメージはあります。カタカナで書くと、スウィートでドリーミーってとこでしょうか。わざわざ言い直すこともなかったですね。はい。

裏になんかちょっと猥雑なものが含まれてそうな気がする、という点が、セクシーたる所以なのかもしれません。歌声から卑猥な下心を感じる、とかいう話ではなく。フィジカルというかなんというか、ボーカルの人の身体性みたいなのが、そこはかとなく伝わってくるような気がするんですね。そういったあたりが、なんかセクシーさを醸しているのかもしれません。いやまあこれも勘なんですけどね。

モノバージョンとあるのですが、ステレオバージョンは見つからなかったです。Spotifyには。いやまあ、比較対象がなくとも、モノラルバージョンと銘打たれてた方が、何かといいような気もします。その……今聞いてるのはモノラルのEPなんだな、と、こっちの認識を新たにできるといいますか。そんなの気にするの、ぼくだけなんですかね。

ちょっとノイズも乗ってるような気もして、録音状態がいいとは言いづらいとこがあるような気がします。なんですけど、このちょっと粒子粗そうな感じが、逆にたまらないですよね。味があるといいますか。