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Radical Optimism/Dua Lipa

細かい話も含めると、ぼくは日々いろんなことでしょんぼりしてます。何もかもがどうでもよくなることもしょっちゅうです。やさぐれてイライラしてどうでもよくなって、ふて寝して起きたら。意外とまたちょっとやる気になってたりすることもままあります。

「そんな程度で回復するしょんぼりはなあ! 本物のしょんぼりじゃねえんだあ! それはニセモノのしょんぼりだあ!」とおっしゃる方もいるかもしれません。言われてみればそうなのかも……って気もします。でもぼくも、ふて寝する時は、「寝て起きたら治ってるでしょ」とは思ってないです。一縷の望みを託して……という思いもなく寝てます。いいかげん学習しろって話ですが、毎度結果オーライみたいなとこあります。

この日記もね。できたら毎日更新しなきゃって思いがあるんです。その圧が強くなりすぎて、「なんかもう日記なんか二度と書きたくない!」って思う時がありました。なんですけど、しばらくおやすみしてたら、「また日記書いてみようかな……」という気持ちが芽生えてきました。実は裏で、よく「もう日記はこれで最後! 最終回!」みたいなのと、「心機一転で新装開店!」みたいなのを繰り返してるんです。

わけわかんないですけど、ぼくはそうやってでしか物事を進められないし、意外とそんなんでもいいのかも……という気がします。ちょびっと。1日に100回死のうと決めて、同じ日に100回生きようと決める。きっとそういう性分なんでしょう。めんどくさい人ですねー。すんません。

デュアリパさんの新譜を聞いてます。ラジカル・オプティミズム。よくわかんないですけど、なんか尋常じゃないまでの楽観視みたいなのを連想させます。ジャケット写真、ぼくにはサメに襲われそうになってる図にしか見えませんが、ラジカルオプティミズムはこんな状況でも発揮されるもんなんでしょうか。だからラジカルなのかも。てかこれ、サメに襲われそうになってますよね。違うんかなー。

例によって歌詞はさっぱりわかりません。聞いた感じでは、強度の高いポップスって印象でした。聞きやすいし、とっつきやすいです。でもそれだけでもなさそうな。うまく言えないですけど、なんかこう、簡単に聞き流せない何かがあるような気もしないでもないです。なんでしょうね。歌詞わかんないくせに。ボーカルの人の声質とかなんですかね。

楽観主義っていうんですかね。そういうのって、生きてく上ですごく重要だと思ってます。シビアに状況を認識する能力も大事ですが、最終的にはいろいろ楽観的じゃないと、とてもやってけないと思います。最初に書いた、ニセモノのしょんぼりの話も、もしかしたら自分の底に、ある種のオプティミズムが存在するがゆえなのかもしれません。いやホントかな。

しかし。楽観的であるべき場所でそうであるのは、結構難しいです。そんな風に感じます。そういうのと関係あるのかないのかわかりませんが、デュアリパさんの曲は、なかなか前向きになれないぼくを鼓舞してくれるかのような響きを持っています。気のせいかな。

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