Dad’s Weird Dream/Silver Sun
「みんなでひきこもりラジオ」を聞いてみたんですよ。なんとなく。気が向いて。なかなかおもしろかったです。普段ラジオって聞かないんですけど、やっぱりラジオいいわーとかちょっと思いました。
話が飛びますが、ぼくもこの日記、なんかラジオみたいにできないかなって思ったりします。なんていうか、1:1の親密なコミュニケーションみたいな感じに。言ってみれば、手紙を書くかのような感じですかねー。そういった漠然とした理想はあるんですが、一体全体なにをどうしたらそうなるのか。皆目見当がつきません。でもなんか、これからも理想としては持っていることでしょう。
なんとなくしんみりとしたイントロになりましたが、今聞いてるCDはしんみり度ゼロなんじゃないかって感じのアレです。あの、シルバーサンさんのアルバムですね。個人的にちょっといわくつき? の一枚でもあります。そんな大層なエピソードでもないですが。
どういうわけか、Spotifyには同じタイトルのアルバムが二個あるんですよ。厳密にいうと、「Dad’s」の「’」がついてるのと、ついてないのです。中身も微妙に違ってまして。リリース年も一年違うんですよ。どういうこと? とりあえず、今回は「’」ない方を聞いてます。あれ。だとすると、日記のタイトルからもアポストロフィ消さないとまずいんかな。まあいっか。
アジカンさん主催のフェスに出るってんで聞いてみたのがファーストコンタクトで。これの前の「Disappear Here」でしたかね。そこからお気に入りになって、でも古いアルバムは手に入れられなくて。だから、わりと待ちに待ったアルバムって感じでした。
そして中身も、期待に違わずいい塩梅で。なんていうんでしょうね、こういうの。決して後ろは振り返らないみたいな、ある種の潔さみたいなのも少し感じます。先に向けて猛スピードでかっ飛んでいくような印象があります。サーフポップとかいうんでしたっけ。違ったかな。かっこいいです。ですよね。
ポップだから……ってのも変な言い方ですけど、抜群のポップさがあることで、ただ単にスピードキングなだけじゃない何かが生じているようにも思います。なんていうのかな。しんみりすることも不可能ではないけど、敢えてそうはしない……みたいな。前に前にかっ飛んでいくのは、意識的に選び取ったスタイルである、みたいな感じがね。ちょっとあるような気もします。考えすぎですかね。
抒情というか、しんみりしたもの好きです。ぼくは。なんですけど同時に、わざとそれらを吹き飛ばす/笑い飛ばすようなのにも憧れるんですね。たとえばこのアルバムなんかは、ぼくの中にある二つの気持ちを両方受け止めてくれるようなとこがあるわけです。だから好きなんだと思います。
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