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『ゆび姫ネイルサロン』総集編〜学校を作りたい〜

これは2023/6/6にクラウドファンディング用に書き記したものです・・・
・googleドライブがパンパンなってきたのでnoteに書き写し、皆に共有します。長いけど文章好きな方は読んでみてください。

小さな頃からどこかしらまわりと違い、いつも虐められる…そんな私はコンプレックスの塊でした。
夢は絵描き、憧れは亜土ちゃん。鼻歌しながら絵を描く時間だけが唯一私でいられる時間でした。大人になってわかったことは、様々なシガラミが私を生きにくくさせているのだと。先生、学校、親、社会、日本…こうでなければいけないという、上からの抑え込みや狭まった考えは私らしさを奪う物だと。
でも自由と相反する所にお金(裕福度)と安定がいつもありました。じゃあ。なぜそんなしがらみがあるのか?お金がないと生きてゆけないからです。しがらみは社会の優しさ(日本にいると安全・守られている)ということも少しは理解しているのですけど…

私がネイリストとして独立した時、屋号として『ゆび姫』という名前が天から降ってきました。
ネイル(爪に絵を描く)という小さい爪から大きく飛び出すアートは無限大というイメージ=自分自身(超ちっぽけ) な私が親指姫みたいにいろんな人と出会い冒険して大きな世界をアートと共に見る…そんな願いをかけてつけたのがはじまりでした。(最後は王子様とハッピーエンドになりたい願望あり〜)

さて、時代は巡っていろんな冒険や人との出会いがあって失敗や苦労も人一倍してきたつもりです。いつも直感で動いてしまう私は海外のコンテストの舞台に立っていました。そう、アートチャンピオンをとったのです。海外コンテストに挑戦し始めて1年3ヶ月もかかりました。運が良かっただけかもしれませんが…それから私はかつての目標を見失ってしまったのです。どうしたことかネイルが面白くない、SNSを見ても何ら刺激がない日本のネイルに吐き気すら覚える日々。
売上を伸ばす為に色々試行してカリキュラムを作ったり、教科書をオリジナルで作ったり、YouTubuでHow to動画を上げてもみましたが自分自身全然わくわくしないのです。完全に迷走状態でした。今いる生徒さん達には大変申し訳ないのですが検定を教えていても何の未来も感じなくなっている先生に楽しさなんて伝わるはずありませんよね?
ネイルを教えるのは好きですよ、でもネイルがもう楽しくないのです!私って正直すぎますかね〜〜

・・・コロナ間の年数ぐらい迷走していた気がします。その間ずっと自分とあれこれ向き合って、絵を描いたりしながら無理矢理サロンワークしスクールで食い繋いでました。

 そんな落ち込んでいた日々、ある人と出会い自分のことを話した時に『それは一歩引くことが大切だ』言われました。その人は高校生の時、文化祭で映画監督をして主役よりも自分はみんなに賞賛されたんだ!と体験談を聞かせてくれ『だから自分は1番大事な時こそ一歩引くんだ!』と教えてくれました。
私はそんな若い時にこんなすごい事に気づいたのか?!と驚き尊敬すら覚えました。…いったい私はどうなんだろう?自分の胸に手を当て考えるとこれまでの自分が恥ずかしさでいっぱいになりました。

おーい。自己紹介モードが長くなってしまいましたが。本編に戻すと。私がなぜ世界に挑戦したのか?の理由があったはずです。たまになぜこれをやってたのか夢の途中の目標や目的でお腹いっぱいになって夢を忘れちゃいますね。。

そう、私は海外コンテスト挑戦する前に認定講師試験に挑戦して失敗、日本の認定講師試験というものが絶対!自分に合わないって断念した経験もあります。私が海外コンテストに挑戦した理由は自分のアート力が世界にどこまで通用するか?腕試しや証明が欲しかったんではないかってことです。

いつも直感で動いているので後からの理由づけになってしまいますが。海外のコンテスト出場は検定何級持ってようが全く関係ありません。現に私は有名なネイリストや有名な先生でもなく、小さないつも1人でやっているようなホームネイルサロンとホームネイルスクールです。アートチャンピオンをとってもその辺のネイリストの方はハテ?誰?何それ?って感じだと思います。

はい、また自分のとこで脱線しましたが、私は一歩引くことを覚えましたので(笑)
アートチャンピオンを取った私が一体何をしたら1番みなさんに求められるのか?私じゃないとできないことは何だろう。どうしたらみんなの為になるのだろうかと探る日々がはじまりました。『木じゃなく森を見よ』とよく言いますよね。そんな訳で自分のスクールだけじゃなく外来で非常勤講師も始めました。(これを書いた時は務めてました…2024年10月に退職)


そして私は気づきました、私のスクール日にわざわざ指名してくる生徒さん達をみて私のニーズがわかったのです。
私にしかできないことは以下です

①私のように敏感で感じやすい(私はHPSです)虐められやすい、不安症、理解されにくい人に求められいること。
②アートや工作、モノづくりが好きな人が集まってくること。
③不器用だけど一つのことに過集中できる人が集まってくること。(ある一定の期間で飽きてしまうという特徴もあります)
④ケチやモッタイナイ精神、物を大切にする心がこれからは必要でそれがわかるという人。

自負になりますが私にはこのような特技が昔からあります
『人には向き不向きがあって私の経験上からその人の特性が見抜けること。。』

①②③④の生徒さん達は検定試験のように教科書通りが不得意な傾向にあります。ですが私にはみんなが宝石の原石に見えてしますのです。海外のコンテストに連れていったら面白いだろうな〜なんて思うのです。

日本のシステムが駄目にしているんじゃないのか?この生徒さんたちの為にお金と安定を作ってあげたい。もっと得意な分野を伸ばしてあげたい。そのためにアートの学校を作りたいのです!

最近、海外コンテストで培った技術の集大成で私はお金を稼ぎました。

写真1:ゆび姫®︎ 商標登録第6745661号:この商品とアイデアは商標登録済みです

結婚式用・似顔絵ウェルカムボード&ドレスに合わせたネイルアート
結婚式エントランスに飾られたウェルカムボード(鏡に指紋が・・・)
新郎新婦の似顔絵は、海外ネイルコンテストで培った技術たちの集大成!!
ウェルカムボードからパーツをはずし、爪にくっつけるとドレスに合わせてネイルも衣装替えできる



まだ考えながら作ったので制作期間は2週間とかなりかかってしまい、まだ利益を得るほどまではいってませんが。
この商品を見せた人全てが『可愛い〜』『すご〜〜い』『これは商品化したらいいよ!』『ぜひ個展を開いて欲しい』『結構な値段で買う人がいるんじゃないかな』など…反応は上々でした↑↑

今、この商品はゆび姫ネイルアート技術の集大成なのでいいところをたくさん詰め込んだ状態。バリエーションもっと増やす予定です。
この商品をもっと細分化し、パーツ分けし、システム化させることがスクール運営に繋がると思っています。
そしてスクール生の作品として売り込むともっとキャッチーで安価な商品も作り出せると考えます。 


私が作りたいスクールはこの技術をカリキュラムごとにわけ、それぞれ得意な技術で生徒さんに取り組ませ、チーム制にしても面白いかもしれないということ。

収益を得た分は各生徒さん個人の売上分配システムにすること。そうすることでヤル気も起きるでしょうし自分が開業するときの手助けやブランド力UPとなるはずです。

あと私が絶対譲れないことは売上の○%は積立し海外コンテストのサポート費用にしたいと考えます。まだ世界を知らない生徒さん達にぜひ海外コンテストの素晴らしさを体験して欲しいのです。日本では悩みですがきっと才能が開花するでしょう。

もちろん生徒さん達からは受講料は頂いて学校運営費にしないといけませんが、国から補助やサポートしてもらえるシステム(営利団体?非営利団体?)を今、模索中です。
あと、生徒さん達を一人前のネイリストにする方向性も残しておきたいので定期的にイベント(スクールサロン)を開いてスクールサロンを開催していきたいと考えています。そうすることでネイル検定の大切さにつながりますし、今まで日本のネイルの歴史と基礎を培ってくれた恩返しにネイリスト協会の手助けをしたいと考えます。

そしてイベント(スクールサロン)を行うことで学校の周知にもつなげること、生徒さんが練習ハンドではなく本物の手で練習(お客様達にはスクールサロンなのでチップ制や安価な値段設定にします)することによって接客やクレーム対応、様々な爪に対応できるようにしたいのです。

このように検定試験からネイリスト卵をサポートするのではなく、『アートや現場実習の方から学ぶ』そんな学校を作りたいのです。
私は常に一歩引きサポートとして寄り添いながら、私らしく私が求められる事を教えれたら楽しいと思っています。
生徒さん達がアートで稼げるようになり、ネイリストとして目標ができることで不安がなくなると考えます


スクールサロンのサロンワークを通してお客様達の喜ぶ顔と生徒さん達の充実した笑顔をみた時、私は初めてアートチャンピオンより大きな達成感があるんじゃないかなと思っています。

私は有名な認定講師でもなければ有名なネイリストでも何でもないただの『ゆび姫』です
ちょっとの運とネイルアートの技術があっただけ、芸大なんかも出てない私です。
スペクタクルなこと、面白いこと、奇想天外な発想、アイデアしか私にはありません。

ほぼそれを武器に海外で戦ってアートチャンピオンをとったようなところがあります。
どうか私にこのアートスクールを支援してください。きっと日本のネイリストがアートを通して海外で活躍できると思うのです。そんな夢をみてみたくありませんか?

ただ私1人の力じゃ達成できません。このプロジェクトをするにあたって色んな分野のアドバイザーやサポートが必要になってきます。私に知恵と人脈の手を差し伸べてくださいませんか?

最後に長くなりますけど。私に1番最初にネイルを教えたくれた宮下先生、若いころずっとサポートしてくださった山本理事長、ネイル検定試験の教科書作成を一からされた尊敬する金子先生、海外チャンピオンを取るにあたってサポートやご指導いただいた空飛ぶネイリストのユミ先生、いつもアートの刺激をくれた尊敬するAKIRAくん。
練習にご協力いただいたネイルモデルの皆様や私の家族、ゆび姫の生徒さんやお客様達・・・最後に、私のニーズを教えてくれたアフロートネイルスクールと生徒さん達にもw

書ききれないぐらいお世話になった方達とこれから支援してくださる皆さんにも恩返しをさせてください。そして小さなアートが日本を元気にするお手伝いができたら幸いです。

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