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ぜんぜん無名のネイリストが1年3ヶ月で海外コンテスト・アートチャンピオンになったお話♡(仮)
某有名ネイルサロンで約1年半修行
26歳で独立〜自宅兼ワンルームネイルサロン・スクール運営
認定講師でもないわたしは『無名のネイリスト』
離婚を機に42歳で海外コンテストに挑戦!!
1年3ヶ月でネイルアートチャンピオンになってしまったミラクルなノウハウを
ダラダラと綴っていきます♡
よかったら他の記事も読んでみてください…

オケイ本人がモデル(自作)で海外ネイルコンテスト

ネイルってお仕事のイメージは?

わたしが
ネイルに初めて出会ったのは
美容室に勤めていた23歳のこと


美容室の受付をしていたわたしは
受付カウンターの下から


『 ゴギィギィギィギィーーーーーー。。

ゴゴゴごおーー

ゴギィギィギィギィーーーーーー』


流れてくるFAX(ファックス)音で
人生が変わる事となる…


そのクルクルとした用紙を
伸ばしながら

飛び込んできた文字

どどーーーーん。(効果音)


福岡初上陸〜
ネイルスクール生徒募集
‼︎



この瞬間‼︎


これだ!


これ行きたい!


これがわたしを呼んでいるーーーーーー‼︎‼︎


と直感的に思った…


。。。



以前の記事にもかいたように

小さい頃から絵を描くのが好きだった私は


ネイルのお仕事
=[イコール]=
絵が描ける♡




という頭の中お花畑なイメージでいっぱい〜〜(単純)

になり、


そこから美容室がお休みの日に
週1で半日 6ヶ月間コースで
ネイルスクールに通うこととなる…



。。。

ネイルの先生って・・・嘘⁈ まさかの○?!(驚)


1998年 九州の美容大手の卸といえばDARIYA(ダリア)
カリスマ美容師ブームが走りの時代


福岡市のダリア自社ビル内では
カリスマ美容師たちの高度な技術を学べる講習会や勉強会が
たびたび開かれていた


その頃 ネイルという仕事も
まだ世間にはそれほど認知されておらず


わたしはそのスクールでも
まだ3期か4期生だった気がする


・・・

博多駅から少し離れた大きな公園の近くに
そのビルはあった

プロ会員は美容商材が卸し価格で買えたりする
商材フロアの隣だったか?


会議室みたいな白い教室で
ずっと楽しみにしていた
ネイルスクールが開校されたのだった‼︎

長テーブルが10席ぐらいの広さ
受講生は
何人いただろう…?

すごく少人数
多分5〜6人ぐらいだったと思う



習いに来ていたのは若い女性たちで
私はその中でも若い方だったかもしれない

ほとんどが美容に関係するお仕事の方達ばかりだったように
記憶している

美容師顔負けに
はっちゃげていたわたしの出立ちはというと…


ピンクのソフトモヒカン
首には激しめ鋲のチョーカを巻き
ピチT に MILKのミニスカを合わせ
さらに足元は
ビビアンウエストウッドのロッキンフォース
不安定に底上げしたファッションで
ガリガリで顔色が悪い 小さめな女の子


ゴリゴリのパンクロリータなミックスファッションは当時かなりの
お気に入りだった♡

ひと極 場違いな人 ここに混ざってますけど 何か⁈



イタイ周りの視線を無視して
席に着いた


〜〜そうだよね〜〜、

女性でモヒカンって
美容師でもなかなかやらないよね〜〜(福岡では特に)
かなり浮きまくっていたと思うが
わたしは 美容室受付という地位を振りかざして
それが最先端ファッションと思っていたのだからしょうがない…



さてさて

場面はすすんで、





『はーい! それではご紹介します〜〜
みなさんにネイルを教えてくださるのは この先生です!』


美人なダリア広報担当者から
どうぞ〜!みたいな形で
紹介され登場した先生は…




なんと




男・おとこ・め・め・め

メンズ⁈


生徒のみんな


ーーーーーーーー。



沈・黙








今ではメンズネイリストといえばアイドル並みにもてはやされ
一部にきゃーきゃーファンもいるみたいな当たり前時代になっているが

この頃は20年以上も昔のこと…(すっかり時代は追いついた…)


そりゃそう さすがのわたしも
急な状況で読み込み処理が追いつかないのだったwww



え?

男がネイル⁈

>* ))))><?

男なのに女の人の爪をするの⁈




ん?


でも…


⁉︎
こんな先生がネイルを教えてくれるなんて


お・も・し・ろ〜〜〜!!!!!
(((o(*゚▽゚*)o)))←変



という興味の方が逆に湧いた瞬間
ぐいぐいと
先生の自己紹介に食らいついてしまった

・・・



ここでちょいと
わたしは少々 変わってるかもしれないので
【オケイ取説】を!




【オケイの取説】d( ̄  ̄)

・いつも(人)と違う事が大好物!

・初めての事など〜ワクワク

・特に奇想天外な出来事に
どんどんハマっていってしまう



そういう習性なのだ



…なので
その時
アドレナリンとドーパミンがブチ上げしたのは
いうまでもなく



運命よありがとう♡
こんな変人(先生)に合わせてくれて〜〜


※変人とは:クレイジー、オケイ辞書にある最上級の褒め言葉である



今ではすっかり
先生とは酒呑み師弟関係に成り下がってしまったが

"わたしのネイル人生で 唯一師匠と仰ぐのは この先生だけといえる"

(悲しいことにコロ◯禍でずっと先生に会えてない〜しかもわたしは今禁酒中だし)



でも
この先生


実は

とても凄い先生だ! という事実を後々知ることとなる…


わたしはネイルスクール卒業後
先生のコネでネイルサロンに無理くり就職する
地獄のネイル業界に片足を突っ込んだ時のことも
いつか書きたいから
(まぁ。このことはまたいづれゆっくり)


ネイルってぜんぜん○○○じゃないやん‼︎ (現実)


その先生 仮にM先生としよう
M先生を皆さんが想像しやすいように少し風貌を説明する

・スーツで決めている
・なんか訳のわからない香水をつけている
・神戸風の関西弁(週1で関西から福岡まで新幹線でわざわざ教えに来る)
・細身で色白、短髪・背はそんなに高くない
・ネイル道具はシルバーのアタッシュケースに入れて登場
・技術を教える時はシルバーのアクセサリー(指輪)をジャラジャラ外す
・教え方は 見て盗めタイプ
・笑う時はにゃはは。。と笑う

さてこの説明で想像できただろうが
かなり怪しいマジシャン風 ネイルの先生である(笑)


M先生 率いるネイルスクールは
実技指導がほとんどだったが

一応
座学用の教科書も準備されていた
ネイリスト技能検定では
定番の爪の構造や名称

ホッチキスでとめたみたいな 手作り感満載な味のある教科書
テーブルセッティングも手書きの説明なので
それがまた固っ苦しくなく学びやすく感じた


マヌすきゅあにマトリックス・‥…

呪文みたいな へんてこな専門用語が
いろいろ楽しくて
すぐに覚えたし


勧められた
アメリカのネイル専門書は図鑑みたいなもので
厚みも重さも内容も本格的
値段はそれなりにするのに買ってまで勉強した
(※写真ネイルテクノロジーとスクールの教材)

その専門書には
今まで見たことも聞いたこともないような
アメリカのネイル文化や
爪の病気や異常などの画像も詳しくあり

もともと
そうゆうのが好きなのもあって

ほー

へー

はー(ため息)

すっかりネイルの虜になってしまった


え?
ネイルって深(ふけ〜〜)
ぜんぜんアートじゃないやん!
騙された感。。。


待ちに待ったネイルアートの授業はほとんどと言って良いほど無く

爪のお手入れ・修理・ポリッシュ(マニキュアの塗り方)
・アクリルスカルプチュア (人工的に爪長さを出す技術)などなど


今思えば半年コースなので
広〜く浅くしか習ってないはずなのに
当時はどれも初めて見る技術ばかりで
内容が濃く感じた

教室のホワイトボード前の中央テーブルで
M先生のデモが始まると
誰よりも押しのけて1番見えるポジションで見る

目に焼き付けてそのまま急いで自分の席に戻り
自分に技術をコピーする練習作業

M先生は一人一人に丁寧に教えるというよりかは
見廻りながら生徒さんたちの改善したいところを見つけたら

『はーーーーい。みんなコッチ来てやあーーーー!』

と前のテーブルにみんなを集めて
もう一度・もう一度と同じ技術を繰り返しデモをしてくれるというタイプの教え方だった

それはそれは
瞬きするのがもったいないほどスムーズで几帳面で綺麗な技術だった

テーブルも常に整理整頓されていて
技術が終わっても
道具をいろいろ使っても
常にきちんと元の位置に戻っている

全て計算されたような技術は
訓練された和食の料理人が調理後の調理場みたにサッパリ片付いている感じと近い


わたしは
M先生のデモ中に聞いたことがある


オケイ『先生はA型とーーーー?』(昔からA型は几帳面と決め付けている)

M先生『そウけど〜〜 何いーーーー?(関西弁の上がり気味↑アクセント)』

オケイ『なんでそんなに几帳面とーーーーー?』

M先生『俺に教えてくれた トムが(世界的に有名なネイリスト:トム・ホルコム) 
そう(綺麗な仕事)だったから・・・』

オケイ『ふ〜〜〜ん。。。(内容の重大さをほぼ理解していない底辺学生思考)』


先生の言葉意味の凄さにはわからず
それでもなんだかすごいんだろうなーーーぐらいしか思わずに
それから わたしもM先生の真似したいって思って几帳面にした

もっと上手になりたいって向上心や
次は何教えてくれるんだろう〜〜みたいな好奇心の方が勝って
どんどん練習に
ネイルにのめり込んだ

・・・もうその頃はわたしの中で
アートが描けようが描けまいがあまり関係なくなっていた☆

ネイルに出合わせてくれたM先生との出会いが
わたしの人生をすっかり変えてしまたのである・・・

【オケイ取説】
・楽しいとすぐに周りが見えなくなる
・一生懸命になりすぎて本来したかったこと(アート・絵が描きたい)を忘れる


・・・


そんな感じで
ベーシック(基礎)コースの半年間スクーリングはあっという間に終わってしまった


M先生がさらに上のコースを勧めてくれたが
わたしは若かったということもあってか・・・?
恋愛にいそしんでいたためか・・・?

まだネイル検定試験もメジャーではなかったというのもあり
今のネイリストがそうみたいに検定試験を受けて資格を取りたいとか
さらに学ぶという欲がなかった
あっさり半年間のスクーリングで終了させてしまうのだった・・・
今思うと本当にもったいない・・・
のちに聞いたが 2名程は上のコースまで続けて習った生徒さんもいたらしい


しかしその後
やっぱり
M先生の勧めを素直に聞いておけばよかった〜〜〜〜と後悔することとなる



つづく。。。

諸注意
※ このnoteではオケイが見つけた海外アートチャンピョン攻略法を
随時更新していきます
追記する度に内容も濃くなりますので 販売価格も上げていきます
1度限りの買い切りで 最新記事も過去記事もさかのぼって読めるので
早めのご購入がお得です どうぞフォローの程よろしくお願いします
これからもオケイと共に・・・♡


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長い文章最後までお読みいただきありがとうございます

。。。

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