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【棗いつきツアーライブ】最高の夏の思い出を作ってきた!【TRAVEL2U】

2024/08/24福岡「live house秘密」、2024/09/07東京「club eX品川」で行われた棗いつきツアーライブに行ってきました!両方とも昼夜参加となりそれはそれはもう最高の夏になりました!そんなわけで言いたいことをあれやこれや書き散らすことにしました。

セットリストは公式から出てるので貼っときます。


披露されたアツい曲たちについて語る



八月の風が吹く頃

初っ端なから季節にピッタリな曲。歪みの少ないギターサウンドで彩られたアレンジで夏って感じの爽やかな雰囲気になってました。少し長めのイントロでグッと心を鷲掴みにされました。みんなで手拍子したり手を振ったりして一体感感じられて楽しかったです。

Limitless

 2曲目ですよ?これ。言わずもがな最強曲。
来た瞬間「あ、これ通して休ませる気ないライブ」だなって察しましたね。みんなで叫ぶ「りみっれー!」は最高でした!福岡公演は箱の小ささもあってみんながみんなの声聞こえてたと思います。福岡昼公演が初参戦でウッキウキの笑顔でブチ上がってたんですが、いつきさんがこっち見てキリッとした表情を見せつつで微笑んでくれて嬉しかったです。


ハッピーエンフォーサー

ダンス曲のイメージではあるけどオケのバンドサウンドがカッコいい曲だから来てくれてめっちゃ嬉しかったし、生バンだと凄い迫力でした。サビラストの「鎖を切ったっていい」のとこもライブだっ!って感じのアレンジでめっちゃ良かったです。


PRIMARY STAR

「天気雨の旅の」CDにも収録されたゴリゴリのEDM曲がバンドアレンジにて披露。これは意外すぎました。原曲のイメージをそのままにバンドサウンドならではのいいとこが取り入れられており、1番2番を争うくらいにテンション上がってました。間奏はドラム、ベース、ギターとソロが入る構成。良すぎますよ。そして、「ANAMNESIS 」に収録されたPRIMARY STARや1stライブの時と歌い方が変わってました。いつきさんの語末がキュイっと上がる歌い方が好きな民としては気付かないはずありません。


UNNAMED 

セトリの中では真ん中の方。エモい曲を差し込んできましたね。東京公演ラストのMCと重なる部分があってまた解釈が増えたなと感じました。忘れる思い出はあれど根幹の大切な思い出の部分って心のどこかに残ってて。曲のタイトル通り一言じゃ表せられなくてしみじみ聴き入っていました。それとサビの冒頭結構コード変わってる?ように聞こえましたが気のせいですかね?

青のすみか

カバー曲ゾーン最初の曲。マイクスタンドスタイルで歌い上げていました。曲が始まる前、MCの今回のツアーにピッタリな曲と言っていましたが、「近づけるのに届かなかった」「きみを呪う言葉が喉の奥につっかえてる」など東京公演の最後のMCと重なる部分があり、なるほどなぁと今になってもしみじみしてしまいます。

青と夏

この曲大阪札幌組は動画投稿前にカバー動画外からきてびっくりしたと見聞きしましたが、福岡東京参戦の私もインターネットから離れてた故、福岡で来た時は一瞬何の曲だ?ってなりながら「歌枠でよく歌ってるアレじゃん!」ってなってました。
季節にぴったり爽やかな選曲なのもそうなのですが、歌詞を見るとこの曲を選曲した本質が見えてきて泣けます。サビの前向き歌詞には勇気が貰えました。


Mela!

歌枠で聴いてた時からこれライブでやったらめっちゃ楽しいやつじゃん!!と思って勝手に「ラララ ラララ」と一緒に歌ってたのですがまさか現実になるとは。みんなと一緒になって歌ったり手拍子したり一体感あってめちゃくちゃ楽しかった。いつきさんのこのカバーはほんと元気でるんですよね。


ストラゴヴィゴス

待ってました。
来ないはずないこの曲、バンド隊のパートからのストラゴヴィゴスのイントロが16小節入って焦らしに焦らされ、衣装チェンジしたいつきさんが登場してからのバンド隊の音入り。この入りマジで好き。
期待以上の生バンサウンドとそれに負けないいつきさんの進化したパワフルな声にもうこの上ないくらいぶち上がってました。あと、個人的に昼公演のセトリでこのあとPRIMARY STARに繋がる流れが好きすぎました。


ANAMNESIS 

最初何の曲だ?ってくらいにはガラッと変わったアレンジになってて新鮮でした。
バンドサウンドっぽいのがリミックスでEDMアレンジされるパターンはよく見るけど逆ってあんまり見ない気がします。2コーラス目のブリブリしたベースのパートとかCメロのボーカルのダブり感が増してる所とかかなりお気に入りポイントがあって生でアレが浴びれたのは気持ち良かったです。


Mirror 

静かなところと迫力あるサウンドのあるサビといった緩急のある曲。繊細な歌声と力強い歌声を使い歌い上げるいつきさんの表現力に圧倒され、歌にフォーカスした時に進化をかなり感じました。

トレードオフ

この曲も歌声の進化を如実に感じるパフォーマンスが光っておりました。サビの伸びやか高音のところの無理してる感があんまり感じられなくなってたように思います。ライブ直前に1stライブ同時視聴配信で聴いて相乗効果もあったんじゃないでしょうか。
あとこの曲、生のベース入ったら絶対カッコいいやろ!ってとこがあって…勿論サビのキメのところですね。音源でも入ってるっちゃあ入っているんですが、違うんですよ、これが。あの生っぽさが聴きたかったんです。


叛逆のキャスタウェイ

この曲ももう言わずもがなの常連ブチ上がり曲。この曲に限らずですが、ブチ上がり曲においてのいつきさんのオタクたちへの煽り方がもうカッコいいアーティストの姉さんなんですよ。誰も置いてけぼりにしねぇぞ!ついてこい!って自信に満ち溢れてるのが最高でリスパレは未参戦だったのであの時言ってたのはこう言うことか!と圧倒されました。


イノリゴト 

いつきさんの繊細な歌声が際立っててよかったです。それとこの曲音源だと結構長いドラムフィルが入ってるのですが、生バン故にめちゃくちゃ映えてました。最後のサビのところではこれでもってくらいいなばさんがドラムフィル入れてて昂りが半端なかったです。(福岡夜公演がめっちゃお気に入り)


Son macabre

まさかこの曲が来るとは…
2ndワンマンのときはライブのストーリーありきで曲に飲まれていたように感じてましたが錯覚だったようです。一段とパワフルになった歌声とサビの指揮を振るような振り付けの切れ味に心を持ってかれました。


夏の残り香

この曲イントロ一気に曲の世界観に引き込まれて好きなんですよね。間奏のところで歌詞の合わせて手を掲げてることに途中で気づき一緒になって掲げてました。


プロパガンダ

夜公演のみんなの魂の叫び声聴かせてください!といういつきさんのMCから始まるがめちゃくちゃ印象に残ってます。ヘロヘロになってる筈ですが何故か身体は最後までぶち上がってました。
イントロや間奏で観客を煽るいつきさんの姿を見せられちゃあ黙ってられないって話なんですよね。


My entertainer 

福岡公演ではいつきさんが最後の方この曲を持ってくるといい感じになると言ってましたが可愛いだけじゃなく歌詞がエモいんですよね。それと、狭いステージながら部分部分でダンスもこなしておりましたが、1stから毎回セトリに入ってるだけあってダンスの振りが軽やかでした。特にアウトロのぴょんぴょん跳ね回る振り付けがめっちゃ好きで、あの頃のいつきさんは一体どこへ?ってなってました。


SEEK for MYSELF 

あの頃と比べると声の厚みがほんと増してる。感想前のロングトーンパフォーマンスも痺れました。この曲はギターのコピーのために音源のギターパートを腐るほど聴いてたのですが、バンドだとやっぱ違いますね。迫力が。それと、三木さんのギターが音源よりも丸みを帯びた音作りをされていてまた違ったエモい雰囲気で締めの曲にピッタリな感じになってたのもよかったです。間奏のところではギターソロをしれっと弾き始めると同時にいつきさんの「今日はありがとうございましたー!」って言うところに最高にザ・ライブ感を感じました。


天気雨の旅

昼公演はバンドメンバーからの天気雨トークから夜公演はいつきさんからのエモいMCからのツアー表題曲。
盛り上がる曲でありながらも歌詞を一つ一つ噛み締めて聴いてました。いつものいつきさんのイメージカラーは黄色ですが、この曲を歌ってるときのいつきさんはイメージカラーが青色になっているような気がして青色のペンライトを振ってました。晴れやかなラスサビで前を向かせてくれる、背中を押してくれるこの曲はツアー最後に相応しい曲だなとしみじみ感じました。


天気雨の旅と東京公演編

ツアー表題曲の「天気雨の旅」この曲解釈が変わったんですよね。東京夜公演で。
今までの私の解釈としては、本人の人格としての棗いつきと作品やアーティストとしての棗いつきの2人の物語。

アーティスト棗いつきがいなければ夢が途絶えた時苦しむことなんてなかった、夢のような物語は素敵な反面、ある意味呪いのようなもの。いつか夢が途絶えても今は笑っていこう。

誰の目にも止まらなくなる日が来るかもしれない。でもそれがいつかわからない。まだ棗いつきという存在はいなくなっていないよね?まだ頑張ってもいいよね?

音が途絶えて物語が途絶えてしまったけど、ぽっかり空いた思い出の1ピースを埋めるために棗いつき2人で前を向いて進んでいく。

というような活動者として目に見えている棗いつきと本人の人格としての棗いつきの葛藤がテーマになっていると解釈していました。

東京夜公演ですよ。

今までの公演ではアンコール前ラストが天気雨の旅だったのですが、それがSEEK for MYSELF に変わっており周りもザワザワしていたのを覚えています。
そしてアンコール曲ラストが天気雨の旅。更には曲の前でMCがありました。そこにはいつもと様子の違ういつきさんがいました。

普段いつきさんはMCが苦手なこともあって足元のモニターにメモを貼って伝えたいことをちゃんと伝えられるようにしているとのことだったのですが、このときだけは違いました。最後だけはその場で自分から出た言葉で伝えたいと。みんなが辿る人生のなかで色んなことがあってその過程で棗いつきがあり、時として棗いつきという存在が忘れられることもあるかもしれない。でもそれは仕方のないことだと言ってきたと。実際配信であったり今までの公演の天気雨の旅に対してのMCではそのように語っていましたがそれは自分に言い聞かせるように言っていただけで、本音は忘れて欲しくない。あそこまで強い人が初めて私たちに弱い所を見せた瞬間でした。

MC無しという2ndライブをしたとき、勿論その時はそのときの全力を出してはいたけど、みんなの前に立って言葉を交わせる距離にいながら話せなかったのが嫌だった。人とのコミュニケーションの正解なんてわからない。正解なんてないのかもしれない。自分の発言で傷つけるかもしれないのが嫌だった。でも、そんな理由でいつか話せることすらできなくなって、あの時話せなかった後悔が残るのはもっと嫌だと。ここまで私たちに曝け出したのです。

周りの支えてくれる方たちも支えてくれることは当たり前じゃないことを知ってるからこそ、普段なら怖くて聞けないけど今だからとバンドメンバーの、順平さん、三木さん、丸山さん、いなばさん一人一人に「また私と一緒にライブしてくれますか」と問いかけます。それに「あたぼうよ!」と答える順平さんと三木さんと丸山さん。「そんなの、あたりまえだー!」と答えるいなばさん。

そして最後に我々に「これからも私のことを好きでいてくれますか」と。もちろん全力で応えます。「あたぼうよ!」と。ここまで曝け出した彼女にもう何も取り繕うものはありませんよ…。

ここからアンコール最後の曲「天気雨の旅」が始まるのです。もうね、曲中ずっとボロ泣きですよ。涙も止まらないし鼻もスビスビになってました。何だったらこの記事を書いている今も泣いてます。この曲は私たちに向けた曲だなんて思ってもみませんでしたから。あのMCがまさにこの曲の解釈そのものというわけです。

いつきさんから紡がれた言葉を思うとなぜ今回ツアーなのか。ワンマンであれほどのキャパを埋めたのになぜ小さいキャパなのか。なぜ、いつきさんが最前に限らずいろんな人に目を向けていたのかが腑に落ちました。




福岡公演編

東京公演も良かったですが、福岡公演の内容も負けてないです。
まず「近い!」この一言に尽きます。福岡公演、ステージが部屋の角にあって観客は自然に扇状に横に広がるから最前はもちろん後ろでも近いというバグ。

生バンドの迫力…やっぱりすごいです。
音が生きてるって感じするし、小さな箱だからこそダイレクトにに伝わってきました。

それとツアーは福岡が初参戦でしたが、いつきさんしばらく見ないうちにめちゃくちゃパワーアップしてるんですけど???ってなってました。
歌が上手くなっているのはもちろんなのですが、仕草というかパフォーマンスの部分と言えばいいんでしょうか?私たちを乗せてこようと引っ張ってくるパフォーマンスをするんですよ。あと、目が合うタイミングがめっちゃ多い。完全に目を合わせにきてましたよね。これは今まで見たことのない姿でした。

ガンガン煽るいつきさんに応えてましたが汗でとんでもないことになってました。ライブでここまで滝のような汗かいたの初めてです。タオルもTシャツもびしょびしょだしカバンも会場の水蒸気吸って湿ってるし、オタクからは湯気が出てるし、会場の天井のエアコンが結露して下に水溜りができるくらいアツすぎました。

福岡MC

福岡といえばラーメンってことでメイクさんとラーメンを食べに行ったとき、2人とも財布を忘れてマネージャーさんに「すみません…財布を…」と電話して財布持ってきてもらうエピソードは笑いました。公演の次の日もラーメン食べてるのをXで観測したときは親近感湧きましたね。初めて食べたときなんかああなるんですよね。

それと、「福岡夜公演ではこんなに近いライブはひょっとしたらもうないかもしれないけど、もっと大きい舞台に立つから!その時に大きくなったなぁあんなに小さい箱でやってたのにって後方腕組みしてほしい!」という言葉に一瞬うるっときてしまいました。

正直既に私はもうその感情になってるんですよ。2ndアルバムの頃から追っている身としては。M3でとてつもない行列ができていたわけでもなければライブをやるだなんて想像つかなかったんです。活動路線もだいぶ違いました。それが今やとんでもないことになって、、、私は心の底から嬉しいですよ。なのにここからまだ上があるんですか?想像付かないのは相変わらずですが、彼女ならきっと大きくなること間違いないなとMCの言葉から確信できました。

「棗いつきは常に最高を更新し続けてくる」

これは過言でもなんでもありません。
私が保証します。

そんな最高のひと時を観測するべく、私はいつきさんのことを応援していきますよ。これからも。


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