2021年8/9(月) クラスターカップ 予想&買い目

まずは、クラスターカップ過去十年の前走からの臨戦過程を見ておく。

2010年:サマーウインド(プロキオンS 2着) 2011年:ドスライス(NST賞 1着) 2012年:タイセイレジェンド(北海道スプリントカップ 2着) 2013年:ラブミーチャン(習志野きらっとスプリント 1着)2014年:サマリーズ(プロキオンS 13着) 2015年:ダノンレジェンド(北海道スプリントカップ 3着) 2016年:ダノンレジェンド(北海道スプリントカップ 1着) 2017年:ブルドッグボス(習志野きらっとスプリント 3着)2018年:オウケンビリーブ(スパーキングレディ 2着) 2019年:ヤマニンアンプリメ(北海道スプリントカップ 1着) 2020年:マテラスカイ(北海道スプリントカップ 2着)

過去10年中9回は、前走複勝圏内の馬が勝利をしている。特に北海道スプリントカップ組は優秀で、近2年を含む5回と今年も注目するべきだろう。(リュウノユキナ、ヒロシゲゴールド)

前走北海道スプリントカップ複勝圏内→クラスターカップ出走馬は、過去10年で16頭おり、馬券内に来ているのが9頭とそれなりの関連性が見て取れるだろう。(2015年以降のみで見れば、10頭中6頭)

話を前走馬券内の馬に戻すが、今年のクラスターカップでそれに該当するのは、サマニー(B1 3着)、レールガン(文月特別 3着)、ボタニーク(岩鷲賞 2着)と先ほど述べた北海道スプリントカップ組だ。

過去11年、クラスターカップで馬券に絡んだ33頭の前走成績は、【13-7-2-11】で、過去5年に限定すると【8-4-1-2】と複勝率87%と驚異的だ。過去年で前走成績が4着以下だった馬は、2018年2着のネロ(前走さきたま杯4人気8着)、2019年2着のヒロシゲゴールド(天王山S1人気9着)で、基本は中央の実績馬で逃げ、先行での展開不利。馬券を組む際は、前走馬券に絡んでいる実績馬から入るのが得策で、必ず中央の実績馬もヒモには入れたい。(今回では、サイクロトロンが該当か。)

最後に触れておきたいのは、海外遠征組の取捨だ。(今回はマテラスカイ、ジャスティンが該当)過去では2013年のタイセイレジェンドのドバイゴールデンシャヒーン12着→クラスターカップ2着がある。例として少ないが、実績馬として馬券に組み込むのもありだろう。

続いて展開面についても触れておきたい。過去5年で馬券に絡んだ15頭の4角順位(1-2-3-4番手以下)は【4-5-4-2】と圧倒的前有利。近2年はヤマニンアンプリメ、ブルドッグボスが後方から馬券に絡んでいる。今回は実績馬が基本的に前目で運びたいタイプで、サイクロトロンがハナ、ヒロシゲゴールドが番手、その後ろにジャスティン、リュウノユキナ、マテラスカイと続くだろう。そして、先述した地方馬で最後に末を伸ばすならボタニークくらいだろうか。サマニー、レールガンは少し見劣ってしまう。以下、予想を記してあります。

◎ ヒロシゲゴールド(前走北海道スプリントカップ組。スタートの良さはピカイチで、このメンバーでも楽に好位を取れることができる上、内のサイクロトロンを見ながらレースできるのも好材料だ。左回りダートは【2-2-0-0】で、特に盛岡ダ1200も【0-2-0-0】と馬券の軸には最適だろう。また、7-8月の成績も【2-2-0-0】と夏馬らしく、雨が降ったとしても問題はないだろう。

〇 リュウノユキナ(前走北海道スプリントカップ組。最近の充実度は素晴らしいものがあり、◎にも逆転可能だろう。ただ、左回り実績が【1-1-0-3】、その上盛岡ダ1200も初めてということで評価を落とした。

▲ マテラスカイ(前走ドバイGS。傾向には該当しないが、去年の覇者で実績十分。枠も外目を引き、有力馬を見ながらレース運びができることも魅力。鞍上の武豊Jも無理に競ってはいかないだろうから、道中スムーズに運べる可能性が高く、突き抜けるまであるだろう。(2.5倍程度なら単も抑えたい)

以下、サイクロトロン(行き切れば怖いが、競られる形になりそう)、ジャスティン(前走芝度外視、海外組で目立たぬがレッドルゼルに先着有)ボタニーク(前が早くなって末が活きる展開で3着まで)を△としておきたい。

馬券の買い目

◎-印(三連複10点)、◎-印(馬連5点)、▲(単勝)

※パドックによっては変更有。

#クラスターカップ #競馬予想


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