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wild kangaroo

ここに来て驚いたのは
さすが自然大国オーストラリアで
20匹程の野生のカンガルーが
敷地内に生息していたことです。

瞑想ホールへ向かう道の真ん中で座っていたり、
私たちが食事の時間になると
必ず彼らも食堂の前に集まってきて
草を食べ始める

千葉や京都のセンターでも
小動物やイノシシがたまに出ることはありましたが
ここまで賑やかなのは
オーストラリアならではです。

四六時中、鳥や虫も鳴いていて
京都や千葉の方が
どちらかと言うと、修行ライクな感じがしました。

オーストラリアは
国土面積が日本の20倍で ありながら、
人口密度は日本の6分の1 ほどです。
暑い、暑いとイメージがあるかもしれませんが
私の経験的には近年、間違いなく東京の方が暑い。
勿論暑さはありますが、自然が豊かなので
木陰にいけば涼しいし、風も吹いていて
気持ちが良い暑さです。
東京の緑の少なさや、ビル熱や電気熱について
何か考えなければいけないと、いつも思わされます。


このヴィパッサナー瞑想は
自然の真理に基づいた瞑想法で
ブッダが過去に説かれた
自然の法に纏わる小話などを
指導者のゴエンカ師の「講話」の時間に
聞くことが出来ます。

この講話は世界全国共通、同じ内容ですが
私は今回3回目にして
やっと深く理解出来てきたのを感じます。
本当にこの瞑想に、
もっと早く出会いたかった。

例えば、火や水の性質の話や、
種を蒔くと 実が実る といった自然の法を
瞑想や生き方に例えて
教えて下さいます。


今回の中で印象に残った話は
鳥は2回産まれる。」という話です

鳥は卵の姿で産まれ、
その後殻から、成長した姿でまた産まれる
人間も鳥のように
自分に気付き、己の知恵を育むことが出来れば
殻を破って、もう一度生まれることが出来る と。


鳥はなんて美しい生き物なんだろうと
思います
飛ぶことができて
歌うこともできる

オーストラリアの鳥は
本当にとんでもない鳴き方をするので
是非一度聴いてもらいたいものです。


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