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(全文無料)【2021PJCS 予選16位】 悪軸ニンフィアウーラオス 個人的解説

初めまして。ゆず(@yuzuyuzu_poke)と申します。普段は大阪 梅田周辺でポケカをしております。

個人的な主観が多く入り混じった内容になること、疎い文章になる点をご容赦ください。

私個人目立った戦績は今までなく、また多くの方に読んで頂きたいので内容は無料公開させていただきます。お時間のある時の読み物として、少しでも皆さまの参考になればと思います。

当日のマッチング

使用:ニンフィアウーラオス(悪)
予選day1:8勝1敗 16位
1戦目:一撃ウーラオスブラッキー 先攻 6−2
2戦目:悪パーフェクション 先攻 6−0
3戦目:雪道ハピナス 先攻 3−6
4戦目:黒馬マホイップ 後攻 6−5
5戦目:連撃ウーラオス 先攻 6−3
6戦目:連撃ウーラオス 後攻 6−4
7戦目:三神ザシアン 先攻 6−4
8戦目:連撃ウーラオス 先攻 6−0
9戦目:悪パーフェクション 後攻 6−5
本選day2(BO3)BEST32
1戦目:悪パーフェクション 6−3先攻○  6−2後攻○
2戦目:三神ザシアン 0−6先攻× 6−0先攻○ 0−6後攻×

サイド数は間違ってるかもしれないです。すみません。当日の盤面の感じとかはあとでまとめさせてもらいます。

環境予想、デッキ選択

デッキの安定感、人気、デッキパワーなどからtier表はこんな感じになるかなと思ってました。

tier1:黒馬バドレックス系統(マホイップ、MM入り含む)、連撃ウーラオス
tier2:ムゲンダイナ、一撃系統(ウーラオス、ゲンガー(少なめ))、悪パーフェクション、三神系統(ザシアン、ファイヤー入り)、れんげきテンタクル、ニンフィア、レックウザ
tier3:三神バレット、白馬バドレックス、ジュナイパー、ルカメタ、ジュラルドン、リーフィア、その他色々

tier2の中でも初めの3デッキは多い方だろうと思ってました。大会直前に仕事が突然忙しくなり正直追える範囲でシティの結果見ることしかできなかったので参考まで…異論は認めます。

デッキ選択に関して、JCSは予選だけで9戦あり、どの試合でも安定してデッキを回すことができるそこそこ使い慣れたデッキで、また環境トップであるtier1群とtier2の上位層にもある程度対等に戦うことができるデッキで出場したいと考えました。そこで今回選択したのがガラルファイヤーVと悪エネルギーを採用したニンフィアVmaxのデッキでした。

このデッキの強みとして

・ニンフィアVのドリームギフトが強力で安定して盤面を形成しやすい

・超、闘、悪のポケモンを相手のバトル場のポケモンや相手の盤面によって使い分けることができる。

・れんげきサーチのオクタンを育てることで序盤〜終盤の動きが安定しやすい

という点があります。あとニンフィアかわいい。

デッキレシピ、採用枚数

これが今回のJCSで使用したデッキレシピになります。デッキコード「G88cJ8-ymBIFa-cx484x」

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採用枚数

<アタッカー枠>

・ニンフィアV -ニンフィアVmax 3枚−3枚

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…超タイプ枠。可愛いのにすごい子。1ターン目はドリームギフトで盤面形成用のグッズを回収。次ターン以降、ニンフィアVmaxで技宣言を目指します。2体は技宣言したいのでサイド落ち考慮し各3枚採用。ニンフィアVは試合終盤のダイハーモニーの火力増強にも使うので3枚採用は譲れない。ダイハーモニーで160〜220ダメージを2回、あるいは160程度のダメ+ウーラオスやファイヤーでVmaxを2回で落とすことを基本的に目指して使います。ニンフィアVでもれんげきエネルギー1個で60ダメージを出すことができます。れんげきウーラオス対面で後攻を取らされた時、ドリームギフトをせずに先にれんげきウーラオスへダメージ入れとくのも選択肢の一つとしてありですし、お相手のバトル場にメッソンやミュウ、れんげきマーイーカがいる時は後攻からサイドを進めることもできます。

練習中にニンフィアVがサイドへ3枚旅行行ったことは秘密。同様のデッキでシティリーグS3にも出場し、れんげきウーラオス対面でニンフィアVmaxが3枚サイドへ旅立っていました。(もちろん負けました。笑)

・れんげきウーラオスV -れんげきウーラオスVmax 2枚−2枚

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…闘タイプ枠。キョダイレンゲキのベンチ狙撃でサイドを大量に取り切ることもできる強カードです。環境トップデッキの核なので弱いわけがない。ダイハーモニーの190〜220+しっぷうづき150、あるいはダイハーモニー+キョダイレンゲキでサイドを稼ぐのに使用します。悪パーフェクション対面では2ターン目キョダイレンゲキでベンチのニューラorタイプ・ヌルを壊滅させることも可能です。大体の対面で使用するので2−2で採用。

・ガラルファイヤーV 2枚

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…悪タイプ枠。特性による悪エネルギー加速が強いです。当たり前。黒馬バドレックス対面ではほぼ使用しないと勝てないため黒馬バドレックスと当たったら必ずサイド落ちを確認します。トキワの森が相手のデッキに入っている場合にはウーラオスより優先してベンチに置くようにしてました。黒馬バドレックス対面に置いて、1枚採用だとサイド落ちが怖いのでこれも2枚採用。

<サポートポケモン枠>

・テッポウオ-オクタン 2枚−2枚

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…水タイプ枠。れんげきサーチにより安定した盤面を作れる。エネに触れるのもかなり強い。必ずベンチにおきたいものの相手から狙われやすいのでリカバリーすることも考え2枚ずつ入れて使用しました。

・デデンネGX 2、ワタシラガV 1

…雷タイプ枠と草タイプ枠。バトル場でスタートしたくないブラザーズです。デデンネGXは試合序盤の盤面形成のために1回、終盤のボスの指令探しのために1回デデチェンジを宣言したいので2枚採用。ワタシラガVは終盤のクイックボールがボスの指令に化けるので強い。中盤に打点確保用に雑にベンチに置いてボスの指令をキープ、相手に手札からプレッシャーをかけることもできます。何かと今まで助けられているカードなので1枚は採用。

・メタモンV  1

…無色タイプ枠。序盤はダイハーモニーの火力枠。終盤にウーラオスorニンフィアにスイッチしサイドを取り切ることも可能。自分のサイドが少なくなってきた時にベンチにおけると奇襲戦法仕掛けられてかなり強いです。

<グッズ>

・クイックボール 4、しんかのおこう 2、ポケモン通信 2

…最低枚数の採用。1ターン目のドリームギフトの回収候補になります。ポケモン通信は三神ザシアン対面では種ポケモンがいる可能性に賭けクチートGXを置かれる可能性があるので気をつけましょう。

・エネルギー付け替え 2

…ファイヤーで回収したエネルギーを他のポケモンに移したい時に使用します。もう少し欲しいけど最低枚数の採用。

・ポケモンいれかえ 2、ふうせん 1

…枠の都合かなり削っています。オクタンのれんげきサーチで水の塔をサーチすればれんげきポケモンは逃がせるのでまあいいかということでこの枚数に落ち着きました。

・リボンバッジ 2

…ニンフィアVに持たせることで真価を発揮するカード。Vmaxポケモンを3回押し付けるというパワープレイを可能にします。技のダメージで気絶した場合に取られるサイドが1枚少なくなるので、クイックシューター、ヨガループ、サイコパワー、追加効果デッドムーンGXはこのカードを貫通するので注意。

・リセットスタンプ 2

サポートのマリィを採用していないので2枚採用。相手のサイドが1枚になりやすいデッキだと思うのでそのタイミングで使えると最強。伝家の宝刀「雪道スタンプ」は犯罪。

<スタジアム>

・水の塔 1、頂への雪道 1

…水の塔はれんげきポケモンを入れ替えるために使用。入れ替え枠を減らしてるので抜くことはできないです。

雪道はれんげきウーラオス対面のジラーチGXを止めるために採用。後述しますが、ジラーチGXが相手の場面に序盤に出てくると勝率がガクッと下がるので切り札的・奇襲戦法用に使用する1枚として使いました。このカードのおかげでday2へ進めたといっても過言ではないので頂への雪道を採用しておいてよかったと思っています。

<サポート>

博士の研究 4、コル二の気合い 2、エリカのおもてなし 1

…最低これくらいの枚数は必要ですよね。博士の研究4枚採用のデッキが今まであまり好きではなく、今回の大会で初めて使ったのは内緒です。

ボスの指令 3

…裏のポケモンを倒して2−2−2でサイドを取り切るパターンもあるので最低これくらい必要と思われます。

<エネルギー>

れんげきエネルギー 4

…4枚ないと技宣言できないので最大枚数採用。

キャプチャーエネルギー 2

…盤面を形成するのに採用。初手に引けたら強いので2枚採用しました。キャプチャーエネルギー0枚の構築もありますが、実際このカードに救われて勝ってる場面もあるので間違ってはなかったと思ってます。

悪エネルギー 5

…キャプチャーエネルギーに枠を取られこの枚数になりました。ファイヤーが2回戦いに行くための最低枚数だと思います。あと2枚くらい欲しいのは本音。

不採用カード

・ヤレユータン

…メタモンVとの入れ替え候補。博士の研究やデデンネGXを使って大量に手札を入れ替えて盤面を作りたいので、捨てたくないカードをキープするために採用を検討しました。しかし、使いたい場面でこのカードをベンチに置くことができない可能性が高く、入れ替え札が少ないため終盤バトル場で縛られ時間を稼がれることが想定されたため、奇襲性能も高いメタモンVを今回は採用し出場しました。

・コロトックV

…ワタシラガVとの入れ替え候補。終盤のリセットスタンプへの耐性が上がりますし、ダイハーモニーの火力のために置いてもベンチの置物にならないのが強みかなと思います。実際このカードを入れてシティリーグに出場しましたが、コロトックVを使用える程手札が減らせなかったので、何かと今までお世話になっているワタシラガVを今回の大会では採用しました。

・マリィ

…いつもよく使うデッキには博士の研究3枚、マリィ3枚くらいは採用するのですが、このデッキはポケモンを多く採用している都合、自分のマリィで手札がひどいことになることが非常に多いと思ったので今回は採用を見送りました。マリィを採用していない都合、相手の手札へ干渉するためのカードとしてリセットスタンプを2枚採用しています。

・無人発電所

…頂への雪道との交換候補。雪道を採用した理由がジラーチGXの特性を止めたい、というのが主なのでこのカードでもいいとは思います。雪道の方が特性を止められる範囲が広いので終盤の切り札として使えると思い今回は雪道を採用しました。

・クロバットV

…盤面作るのに有効なカードですが、ガラルファイヤーと悪タイプで被るので不採用。ダイハーモニーを最大火力で使用したい場面が少ない、と感じたら採用を検討してもいいかなとは思います。

・トキワの森

…悪エネに触りやすくなるのでトラッシュできずファイヤーを有効に使うことができないのが嫌なら入れることを検討するのがいいと思います。ガラルファイヤーを必ず使わないと勝てない対面が黒馬バドレックス対面のみだと思うので、

環境デッキへの戦い方

私ならこうする、というのが多いので参考までに読んでいただければと思います。どのポケモンで順に技を使うのがいい、と自分なりに思ったのをデッキ名の下に書いてます。全てのデッキに対しては書けないのでその点ご了承ください。

れんげきウーラオス

使用ポケモン:ニンフィアVmax→れんげきウーラオスVmax

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ニンフィアVmaxで相手のれんげきウーラオスVmaxの弱点をつけるので、1ターン目にニンフィアVへエネルギー手張り、ベンチにテッポウオを置くことを目指します。後攻の場合は上述しましたが、1ターン目にマジカルショットでサイドを進める、れんげきウーラオスにある程度ダメージを与えることもできるので、プランの1つとして念頭に置いておくとプレイに幅が出るかなと思っています。実際に予選の時に1度このプランをとって試合を進めました。

体感としては、頂への雪道を入れたこの構築では、対れんげきウーラオスの勝率は6〜7割くらいかなと思います。なかったら5割前後のイメージです。頂への雪道などでジラーチGXをうまく突破しつつ早めにサイドを取り進めれば順当に勝てる対面です。しかしニンフィアVmaxのHPが310であることからお相手がジラーチをベンチに置きつつクイックシューターでリボンバッジを無視してサイドを3枚楽に取る、チャーレムVのヨガループを瀕死のニンフィアVmaxに当て追加ターンを得ることができるので、これをうまく通されるとなかなか勝てないです。また、タイプの都合ベンチバリアのミュウをベンチに置けないのでベンチがキョダイレンゲキ1回で壊滅する可能性もあります。序盤にできるだけうまく盤面を展開しつつ弱点を突いてれんげきウーラオスをどうやって突破するのか考えるのが対戦してて面白い対面です。

事前の練習ではれんげきウーラオス対面は7勝2敗程度、大会当日は全勝でした。ある程度練習した対面なので大会中は比較的うまく立ち回ることができたという印象です。

黒馬バドレックス

使用ポケモン:ニンフィアVmax→ガラルファイヤーV→れんげきウーラオスVmax

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ガラルファイヤーVを採用しているとはいえかなり不利な対面だと思います。体感としては勝率は5割弱くらいでしょうか。5割下回るかもしれません。黒馬バドレックスVのシャドーミストでエネルギーを張るのを妨害されつつ、ベンチにエネルギーを大量に貯める、ちょうどいいタイミングでマホイップVmaxや黒馬バドレックスVmaxにスイッチし、こちらのポケモンを一撃で薙ぎ払う、ムーブをされるとさすがに厳しいです。。いかにガラルファイヤーVを大事に育てつつ、黒馬バドレックスVmaxに押し付けることができるかが対面する際の鍵だと思います。

私が黒馬バドレックスを相手にする場合は、1ターン目にニンフィアVへれんげきエネルギーを手張り、ガラルファイヤーVに悪エネルギーを特性でつけることを目指してデッキを回しました。エネルギーやガラルファイヤーVにたどり着けない場合は、デデンネGXを早々に使ってもいいかなと個人的に思います。とにかく全力で山を掘る。2ターン目からニンフィアVmaxでダメージを与え、後ほどれんげきウーラオスVmaxのキョダイレンゲキでサイド回収、あるいは黒馬バドレックスVmaxをガラルファイヤーVで弱点を突いて倒す、というのが理想的なムーブになります。試合が長引けば長引くほどお相手の火力が上がり、こちらが不利になるので早期決着を狙いたいですね。なかなかそんな展開にはさせてもらえませんが、、

事前の練習では黒馬バドレックス対面は3勝3敗くらい、ほんとに5分、できれば踏みたくない対面でした…相手の頂への雪道もかなりきついですね。

ムゲンダイナ

使用ポケモン:れんげきウーラオスVmax→ニンフィアVmax→ガラルファイヤーV

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2エネというコスパの良さで大ダメージを早々と与えてくるソードシールド環境の初期から環境に居続ける強くて黒いお手手。何度もムゲンダイナ対策になると予想されるカードが発表されていますが、ブラッキーVmaxとかいう相棒も手に入れて不屈の魂でまだ前線で戦い続けていますよね。よきよき。

大体のレシピにおおきなお守りが入ってるので370っていう高いHPのポケモンを相手にしなくちゃいけない。これがかなりしんどいです。基本的にはれんげきウーラオスVmaxでしっぷうづきを宣言、ウィークガードエネルギーが突いていない場合は後からムゲンダイナVmaxをベンチに下げキョダイレンゲキで回収、ついてる場合はしっぷうづき150+ダイハーモニー220ダメージでムゲンダイナを突破しリセットスタンプなどを絡めてブラッキーVmaxを気絶させサイドを取り切るのが理想的なムーブになります。ベンチのポケモンを呼ばれ2−2−2でサイド取られたら無理です。潔く諦めましょう。

体感では勝率は5割丁度くらいかなと思います。1ターン遅れた方が負ける、という対面なのでまあこんなもんかと思います。大体のムゲンダイナ側の動きはわかっているので数回しか練習してませんでした。少ないサンプル数ですが、練習ではほんとに5分でした。

いちげきウーラオス

使用ポケモン:ニンフィアVmax→れんげきウーラオスVmax

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個人的トラウマデッキ(笑)。ニンフィアVを置いたら大体のお相手はいちげきウーラオスを出すのを渋ってくれるので、前に出てきたポケモンをバッジ付きニンフィアVmax、れんげきウーラオスVmaxで攻撃してれば勝手にサイドが進んでくれる印象です。ニンフィアVを複数体ベンチに出しておくと比較的有利な盤面を作りやすいです。

いちげきウーラオスVmaxが試合序盤に出てくることがほとんどないので、基本的にブラッキーVmaxといちげきウーラオスVを相手にすることになります。ブラッキーが出てきたらニンフィアVmax→れんげきウーラオスVmaxで、いちげきウーラオスVが出てきたらニンフィアVmaxで相手します。リボンバッジ付きのニンフィアVmaxを押し付けることができればサイドレースで負けることはないです。途中で1ターン遅れたりしない限りは、、

体感では勝率7割くらいです。ムゲンダイナ同様それほど対面の練習していません。自主大会などで当たった程度ですが、このデッキには4戦全勝でした。

いちげきゲンガー

使用ポケモン:れんげきウーラオスVmax→ニンフィアVmax

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まあまあしんどい対面です。ニンフィアVmaxで相手しようとするとベンチを展開する必要があり、パニックフィアーで前のポケモンが楽々と壊滅させられます。基本的には、れんげきウーラオスVを2体準備し、ベンチにポケモンV・GXを極力並べないように弱点を突いてゲンガーを突破しサイドを取り切る。のが楽に立ち回る方法かなと思います。ウーラオスが見えた後、お相手がブラッキーで攻撃するプランに変更する可能性があり、基本的にウーラオスで相手、最後の締めとしてニンフィアを使って相手できるとかなり上手く立ち回れると思います。ニンフィアを育てる場合はリボンバッジをお忘れなく…

体感では勝率は5割ちょい、いちげきウーラオスよりはしんどいかなって感じです。いちげきゲンガーのデッキ自体、れんげきウーラオスデッキにかなり不利であるので大会では数はそんなに多くないだろうと思ってました。練習は特にしていませんでしたが、シティリーグで対戦した時には順当に勝つことができました。

悪パーフェクション

使用ポケモン:ニンフィアVmax→れんげきウーラオスVmax、ガラルファイヤーV

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弱点の色的には有利ですがエネルギーを上手く温存されるとかなりしんどい対面です。言い方は悪いですが、運ゲーくらいに思ってました。1ターン目にニンフィアにエネルギー手張り、2ターン目から次のポケモンを用意しつつダイハーモニーで190ダメージ以上を目指します。追加効果デッドムーンGXの返しで技を宣言できるのが理想。トキワの森などもありエネルギーを集められそうなら理想はガラルファイヤーVで技宣言したい。次ターンにキョダイレンゲキでサイドをまとめてとるためにベンチにれんげきウーラオスVもちらつかせておきたい。やりたいこといっぱい。

この対面、デデンネGXをベンチに置くと「追加効果デッドムーンGX→グリードクラッシュ」の欲張りコンボでサイドを取り切られる可能性が高くなるのでデデンネGXを極力温存。サイドを3−3で取らせなければまあ負けないかなと思う対面なので、慌てず落ち着いて盤面を作ってサイドを取り進めることを意識しました。リセットスタンプなどのハンド干渉方法も多くないデッキだと思うので、サイド1枚になる状況を作ってもそんな痛手ではないと思います。

体感では勝率は6割程度。相手がぶん回ると勝てないのでその辺は潔く諦めてます。大会でのシェア率もデッキ人気から高いだろうとは思っていたのでそこそこ練習はしました。練習では9勝5敗くらいです。大会ではday1で2回、day2の初戦で当たりましたが全勝です。

三神系統

使用ポケモン:ニンフィアVmax→れんげきウーラオスVmax

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不利マッチ。そんなに多くはないかなと思ってましたが結構上位層にいたみたいです。それほど当たらなくてよかった。

オルタージェネシスGXを宣言される前に三神にダメージを与え、ザシアンVが動く前にザシアンVをニンフィアVで取れないと勝てないです。クチートGXも重すぎる…

3〜4割くらいしか勝てないかなと思います。相手が1ターン遅れてくれないとさすがに間に合わないです。予選の時はお相手のプレミもあり勝てました。day2はお相手がかなり上手かったです。

れんげきテンタクル

使用ポケモン:ニンフィアVmax→れんげきウーラオスVmax

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非V・GXの星。今大会の台風の目的存在だったと思います。Vmaxを3−3で取ることのできるポテンシャルのあるデッキです。このデッキで環境トップのデッキを壊滅させるプレイヤーさんすごくかっこいいですね。(笑)

基本的にはリボンバッジ付きニンフィアで突撃します。ニンフィアVでも進化前のマーイーカは突破できます。オドリドリGXなどのサイドを複数取れるポケモンを早めに取り、キョダイレンゲキでカラマネロなどを壊滅させて締めるのがベストの動きになります。カラマネロには闘抵抗があるのでご注意を…

勝率は5割くらいかなと思います。練習はそれほどしていませんが、悪パーフェクションと同様お相手がぶん回ると勝てないだろうなという印象でした。

ルカメタ、ジュランドン、ジュナイパー

一緒のデッキとして括ってしまいましたが基本的に勝てないです。

ミラー(ニンフィアウーラオス)

使用ポケモン:ニンフィアVmax

リボンバッジのついてないニンフィアVmax、ベンチのサイド2枚ポケモンをボスの指令で呼び2−2−2でサイド取り切ることを目指します。大体のミラーマッチこんなもんですよね…

多少練習はしましたが先殴りできた方が勝ちます。当たったらウーラオスをベンチに置かずにニンフィアだけで戦おうとは思ってました。

当日のマッチ詳細

day1

1戦目:一撃ウーラブラッキー 先攻 6−2

テッポウオスタート、お相手イチゲキウーラオスV
ニンフィアにエネルギーを貼ってターンを返す。先2でミュウ差し出してもらえたのでリボンバッジでニンフィアVmaxとりあえずとる。返しでベンチのニンフィアがイチゲキウーラ下で取られたのでニンフィアで返す。ブラッキー上が壁になってくれたのでそのままダイハーモニー220ダメージ、次ターンにキョダイレンゲキで回収しようと思っていたところお相手投了。

2戦目:悪パーフェクション 先攻 6−0

テッポウオスタート、お相手ニューラスタート
事故気味の手札でトップでキャプチャーエネルギー引いてニンフィア展開、解決。クイックボールをドリームギフトで回収。後攻でお相手のガラルファイヤーVにエネルギーつかなかったので追加効果デッドムーンが後攻2ターン目に宣言されないことを予想。博士の研究から必要札を全て引けて先2ダイハーモニーでニューラを取りサイド先行。
ブラッキーダークライが出てきたのでニンフィアVmaxでこづいてボス→デデンネGX→キョダイレンゲキでサイド5枚回収して勝ち。

3戦目:雪道ハピナス 先攻 3−6

お相手にマリガン1回。ふしぎなあめとパワフル無色エネルギー、すごいきずぐすりが見えて恐怖を覚える。どうしようかと…

テッポウオスタート、お相手ハピナス2体展開
またトップ→キャプチャーエネルギーをテッポウオに貼りウーラオス準備、先2しっぷうづきでサイド先行。相手の雪道スタンプでハンドぐちゃぐちゃになりやむえずキョレンでポリゴン倒すがウィークガードハピナス超えれず負け。先2でスタジアム全トラッシュせなあかんかった時点で詰んでた…
なんでJCSでハピナス踏むの?笑

4戦目:黒馬マホイップ 後攻 6−5

ガラルファイヤースタート、お相手クロバットスタート
ファイヤー警戒かベンチに黒馬バドレックスVを1体だけ置きエネ手張りエンド。後攻1ターン目でニンフィアにれんげきエネルギーを貼り、ガラルファイヤーVにじゃえんのつばさでエネ加速。動きとしては理想通りで完璧。ホラーハウスで1ターン与え雪道マリィからのマホイップVmaxにスイッチされかざりづけ。返しでリボンバッジつきニンフィアでマホイップVmaxに190のせた返しでニンフィアを黒馬バドレックスVmaxで取られる。お祈りスタンプオクタン押し付けエンド。黒馬でオクタンを取られたのでファイヤーで黒馬を取り、サイドから雪道を剥がすためのスタジアムを回収。無理やり山掘ってしっぷうづきでマホ取って勝ち。かなり運良かった…

5戦目:れんげきウーラオス 先攻 6−3 

二ンフィアスタート、お相手メッソンスタート
先1手張りテッポウオベンチに展開、れんげきウーラオスVが見えたのでニンフィアVmaxを動かしメッソンを取る。雪道を初手から抱えていたのでジラーチGXをベンチに置いてれんげきウーラオスVmaxが出てきたタイミングで雪道張ってウーラオス突破。雪道なくなったのでニンフィアVmaxを即起動してボスジラーチで勝ち。

この試合の対戦相手はチームアチチのらいかるさん(@raikaru_pokeka)。まさか大型大会で知り合いと当たるとは思わなかったです。

6戦目:れんげきウーラオス 後攻 6−4

マリガンでお相手に1枚。

メタモンスタート、お相手れんげきウーラオススタート
先攻1ターン目でメッソン大量に展開される。後攻1ターン目でニンフィアとテッポウオを展開し、後攻1ターン目にマジカルショットでれんげきウーラオスに120ダメージ。先2でキョダイレンゲキでテッポウオ取られる展開から返しでウーラオス取って、スタンプで返しながらニンフィアVmaxを2回押し付け勝ち。正直覚えてない…後で聞いた話ですが、マリガンのタイミングでれんげきエネルギーとオクタンとサポートくらいしか相手に見えておらずお相手がミラーマッチと勘違いされたそう。

7戦目:三神ザシアン 先攻 6−4

ニンフィアスタート、お相手ザシアン、負けを覚悟した…
こちらは順当にベンチを展開。ザシアンにエネルギーはつくもののオルタージェネシスGXをなかなか宣言されなかったので前に残ったザシアンを220で取る。クチートでニンフィアVmaxを返されるもののしっぷうづきでダメカンのせ、ミュウ出てこなかったのでボス→デデンネGX→キョレンでデデンネとクチート回収して勝ち。不利対面勝てたの奇跡。

8戦目:れんげきウーラオス 先攻 6−0

ニンフィアスタート、お相手メッソンスタート
1ターン目にニンフィアしか置けず、れんげきエネ貼ってドリームギフトでクイックボール回収。後攻1ターン目でジラーチ置かれたので勝負に行ってもいいかなと思いジラーチをボスの指令で呼び、デデンネからベンチ展開して次のボスの指令を抱えてダイハーモニーでサイド先行。スタンプの返しでまたボスの指令引けたので進化前ウーラオス取る。ニンフィアVmaxにダメカンのらなかったのでそのまま前に出てきたポケモンを取り勝ち。

9戦目:悪パーフェクション 後攻 6−5

ガラルファイヤースタート、お相手ニューラスタート

先攻からこちらのハンド枚数を確認したりと結構ゆっくり目にプレーされる。遅延ではなく、デッドムーンGX→グリードクラッシュの最短決着しか狙ってないと予想する。トキワのもり貼ってくれたのでデデンネGXを温存しガラルファイヤーとニンフィアにエネを分散しつつターンを返す。2ターン目にデデンネGXが前でターンが帰ってきたので自分のハンドと相談。次のお相手のターンにMMでデッドムーンGXされると予想が突いたので敢えてニンフィアVmaxでデデンネGXをベンチ展開せずに気絶させる。次ターン、予定通りデッドムーンGXをMMで宣言されサイド3枚取られる。次のターン、ガラルファイヤーVでMMこづく。ベンチの進化前ウーラオス取られてサイド1枚になったタイミングで伝家の宝刀「雪道スタンプ」。進化前ニンフィアでミュウミュウとりそのまま事故らせて勝ち。隣にいたヨネタクさんにデッドムーンGXのあとよく返したって褒められた。笑

day2

1戦目:悪パーフェクション 1戦目;先攻6-3、2戦目;後攻6-2

1戦目
ウーラオススタート、お相手ミュウミュウスタート
ベンチに他のポケモンを置けずれんげきエネ手張りエンド、ベンチにニューラとタイプ・ヌルが並んだのでベンチにニンフィアVだけ置いてキョダイレンゲキで二匹回収。返しにウーラオスがMMの「あくのはどう」を耐えたのでベンチでニンフィアVmax育てつつデデンネGXを壁にし雪道でごまかす。ベンチのれんげきウーラオスVmaxが気絶させられるものの次ターンMMを突破。マニューラが戦いに来たのでベンチ広げてそのままニンフィアVmaxで倒して勝ち。

2戦目
ニンフィアスタート、お相手ガラルファイヤーVスタート
リボンバッジ手張りでウーラオスとテッポウオ置いてドリームギフトでクイボ回収。ニンフィアが190もらったもののベンチ広げてファイヤー突破。ニンフィアをシルヴァティで突破されたのでしっぷうづきで返す。またしてもウーラオスが耐えたのでボスデデンネキョレンで勝ち。

2.三神ザシアン 1戦目;先攻0-6、 2戦目;先攻6-0、 3戦目;後攻0-6

1戦目ウーラオススタート、お相手ザシアンスタートウーラオスにキャプエネ貼ってニンフィア展開してエンド、お相手グズハラで三神トラッシュされたので使わんのかなっと思ったらMM出てくる。ニンフィア準備するも即起動出来ずそのままウーラオス上とられ投了。

2戦目ニンフィアスタート、お相手スイクンスタート
先2でダイハーモニーを狙い予定通りスイクン突破。三神でオルターされた返しにデデンネ取られなかったので三神にダイハーモニー。返せなかったらしくそのままお相手投了。

3戦目デデンネスタート、お相手スイクンスタート
先1でお相手にエネつかなかったけど自分もエネなかったため無理やりエネ引きに行くも引けず。先2でオルター宣言されそのままデデンネ2体取られ負け。2日間で一度もデデンネスタートしてなかったものの最後の最後で出てきたいって言ってきちゃった…

おわりに

以上がJCS2021で使用した悪軸ニンフィアウーラオスのまとめになります。

イーブイヒーローズでニンフィアV、Vmaxが発表された時、何か物足りないけど使ってあげたいな、とずっと考えていたカードで大型大会に出て個人的に最高の結果を残すことができました。練習などにお付き合いいただいた方々にこの場で感謝申し上げます。ありがとうございました!

note作成が初めてで不慣れな部分や言葉足らずで伝わりにくい点があったと思いますが、何か一つでも参考になれば幸いです。ここまで目を通してくださり誠にありがとうございました!

不明点や気になることがございましたら、ゆず(@yuzuyuzu_poke)のDMやリプライまでお願いします!僭越ながら、答えれられる範囲で回答させていただきます。


※デッキ調整手伝ってくれた人たち勝手に紹介

・ボッスン(@yuki_monst0624)

「BCS」っていう関西の自主大会運営メンバーの一人。色んなデッキで忙しい中対面してもらいました。シティS1優勝。

・きんそんくん(@kinson_poke_18)

シティS2、S3連覇。CSPランク4位(2021年7月22日現在)。デッキの相談とday1の夜遅くにBO3の練習に付き合ってくれたいい人。TCテニス部所属。

・NEXTさん(@kai8888deko)

JCS参加のため宿取ってくれた人。前日の調整も付き合ってもらった。TCテニス部の多分部長。CL愛知ベスト8。



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