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総括 激人探訪 ~有料化して思う5つの事~

どうも皆さん、YU-TOです。

ここ最近、有料記事ばかり書いていたので、たまには無料記事でもと思い立ち、今回の記事を書いてます。

今後、今までの記事を振り返ったりしながら、激人探訪への心境を綴った記事を定期的に出そうかなと考えておりまして、、

それで今回はちょうど有料化して1ヶ月という事で、そこで感じた心境などを綴っていこうと思います。

いやはや遂に激人探訪、有料化して1ヶ月が経ちました。

何かこの1ヶ月間は早かったような遅かったような、世間の混乱もまだまだ続いていますし、取材に次ぐ取材で、何かすごくドタバタしていたようにも感じます。

お陰様で、記事を購入してくれる方や定期購読してくれる方もドンドン増え、何度も言っていますが感謝の気持ちで一杯ですね。

まあ、"ありがとうございます"って言葉など、使い古された社交辞令の代表格みたいな言葉ですが、敢えて漢字で"有難うございます"と書いて表現したくなる程、自分の人生にとって奇跡みたいな事です、これは。

そんな感じで今回は、激人探訪を約3ヶ月ほど続け、1ヶ月有料記事にしてみた計4ヶ月弱という、短いながらも自分にとっては非常に濃い期間の中で起きた自分の心の変化や思った事、喜びや悩みなどを書いてみようかと思います。

どのくらいの文字数になるのかは今のところ未知数ですが、多分いつもよりは短いので(笑)是非、最後までお付き合い下さい。

1.ぶっちゃけ、儲かってんの?

まあ、1番最初から何ともプンプン臭い立つタイトルで始めるわけですが、、(苦笑)

"有料"と謳ってる以上、この辺の事は書いておかなきゃなと感じ、いっその事ぶっちゃけてしまおう思ったのですが、お陰様で初回にしては、かなり良い感じです。

しかしまあ、売上的にそれだけで生活が賄える程の金額ではありません。

扱わせて頂いたゲストアーティストのお陰である事が大半なので、事前に明言させてもらった通り、初月のみですが単記事での売り上げの半分は手数料など一切引かずに、きっちり半額をアーティストに還元させて頂いてます。

だから、実質的な儲けは全然微々たるもので、"本腰入れてやっていくにはもう少し頑張らないとな"って感じですかね。

しかし、具体的な金額等は明かしませんが(別に言っても良いんだけど 笑)純粋な売上だったら"これYouTubeだったら何年掛かるんだろ?"と感じる額でした。

だから今回の有料化は、ひとまず単純に"成功"と言って良いかな?と。

でも何よりも、お金が入ってきて嬉しいとか、そんな事以前に"激人探訪"という存在に人々が対価を払ってくれているという事実が何よりも嬉しいです。

何でも無料で"読めて観れて聴けて"が当たり前なこの時代に、500円という安価な額でも、クレジットカード登録という面倒くさい入力をくぐり抜け、"きっと何かを感じさせてくれるはずだ"と、自分の書いた文章とゲストアーティストの本気の言葉に対価を払ってくれる熱心な音楽好きが日本にこれだけ存在してくれてるということ。

それが自分は単純に嬉しいのです。

"文章なんてオワコンだ"

それもわかる。時代は動画。これからは何でも動画化されて、書籍は死に、本屋は潰れ、文章という存在はSNSと胡散臭いネットニュースに溢れかえる意味の無い、ただ人の神経を逆撫でるものでしかならなくなる。

しかし、本当にそれで良いのか?と。

時代は動画、確かにそう。

でも自分は、無料で観れる真剣に音楽と向き合うべきアーティスト達が数字を取る為だけに作ってるとしか思えない、意味の無いオフザケ動画を観るよりも、アーティストの真に迫るような言葉が綴ってある文章が読みたい。たとえ有料でも。

音楽でも文章でも、心震わせられるものに人はお金を使ってくれると信じています。

何気なく読んでいた雑誌のインタビューで、敬愛するアーティストが発した一言にハッとし、その言葉が人生の座右の銘として自分の中に刻まれ続けている事が数多くある。

そんな体験を激人探訪でしてもらいたいと思い、日々執筆に励んでいます。

その体験に対価を払ってもらいたいし、払ってもらえる記事を作らないとなと、日々考えている次第です。

2."激人探訪"にネームバリューはあるのか?

これに関しては難しいところです。

やっぱりお金を払ってもらう以上は人気商売というか、扱わせて頂くアーティスト側にも"激人探訪に出たい!"と思ってもらわなくちゃならない。

幸い、こちらから取材のオファーをさせてもらった際、"〜さんの記事、読んでました!是非!"と言って頂ける事が多く、非常に感謝感激なのですが、やはりまだまだ、"何かこのご時世で暇になったYU-何とかっていうドラマーの暇潰しだろ?"みたいに思われてる節もあるのかなと不安になる事もあります。

いや、そこまで酷い言われようはしてないと信じたいですけどね(笑)

でも、これに関してはもう続けていくしかないのかなーって感じてます。

その続けていく中で信頼や、読者数、"激人探訪"っていう新しいメディアの存在を世の中に広めていくしかない。

やっぱり、"もっとメタルシーン以外の有名アーティストにも認知されなきゃいけないかな?"とか、"今の規模感のままじゃやっぱキツイかな?"とか日々色々と考えています。

でも今は自分の周りだったり、ゲストアーティストから繋がりをもらえた人達だったりを取り上げさせてもらい、1回1回を大切にして、純粋に回数を重ねていく時期なのかな?っていう結論に行き着いてますね。

だから、とりあえずはVol.50くらいまでやってみた時、この"激人探訪"が音楽シーンでどういう存在になっているかで、今後のアプローチを考えれば良いかなと。

まだまだこれから!

3."激人探訪"と"ドラム"、どっちが大事?

まあ、この質問ね、そろそろ聞かれる時かな?と思ってたので敢えてこっちから言っておこうかなと。

1・9で激人探訪が大事です。

敢えて極端な物言いをしましたが本当です。

でも付け加えるとしたら、"今は"です。別に引退を考えてるとか、ライブをおざなりにするとかそういう事じゃなくて。

もうね自分、今年でドラマー生活21年目なんですよ。

その21年の中で、表舞台から去った事はあっても、それもほんの10ヶ月程度でしたし、完全なブランクって21年のドラマー人生の中でほぼ一切無いんです。

だから別に、こういうドラム以外の違う事を追求していく時期があっても良いのではないかと思ってるんですよ。それはきっと今後のドラマー人生においても役に立ってくるのではないかとも感じていますし。

自分はドラム以外の楽器は一切出来ないし、演ろうとはしてもつまらなくて続かなかった人間で、曲も自分で作れない、歌もダメ、スポーツもダメ(筋トレは大好き)、挙げ句の果てには漫画、アニメ、ゲームにもほぼ一切興味がないという"究極の無趣味野郎"でして(笑)

もうドラム、音楽鑑賞、読書、筋トレ、サウナ(これには狂ってる 笑)で一日が事足りて、あとは僅かに映画とお酒があれば十分幸せな人生が送れてしまうような何ともコスパの良い(?)人間です。

そんな人生で、この自粛期間に見つけた文章と取材(激人探訪)という好きな事は、"ちょっとこれは今後大切に育まなくてはな"と感じている、自分に出来た新しい武器だとも感じています。

ドラムに関してはまだまだではありますが、ある程度これまでの人生で育ててこれた武器ですし、目に見える結果もいくつかは残せてます。

しかし、この激人探訪はまだ始まったばかり。これから気合いを入れて育てて行かなくてはなりません。

その為には、ある程度の時間をこっちに割かなくてはいけませんし、ドラムに関してはしばらくの間、今自分が関わっているバンドやプロジェクト以外の新しい何かを提示していくという事は一切しないつもりです。

その時間があったら、激人探訪に使いたい。シンプルにそれだけです。

そして、激人探訪で自分以外のプレイヤーの強みを書くことで、逆に自分の個性や尖ってる部分が見えてくる事があるのも、また事実。

この激人探訪のために割いた時間が、いつかドラムの方にもしっかりと活かされてくる日も近いと思っています。

お楽しみに!

4.ところで、お前ごときに金を取れる文章の才能があるのか?

うーん、どうなんでしょうね。まあ多分ありますね。無いわけがない。

"調子乗んな"とブーイングが飛んできそうですが(苦笑)

だってしょーがねーじゃん、無かったらこんな色々な人が"面白い"って言ってくれて、お金払って読んでくれねーよと。

もう自分で思うよりも先に、読んでくれた周りの方々にそれを証明して頂いた。

でも、"才能"ってあれば良いってものじゃないと思うんですよ。

はっきり言って、才能があってもそれに乗りこなせないようでは何の役にも立たない。

才能って、いわゆる"宝物"だと思うんです。自分の中の金銀財宝みたいな。

でも金銀財宝って、大体のおとぎ話では発掘して物語終了ですけど、現実世界は違いますよね?

いくら金銀財宝を掘り当てても、それだけじゃただキラキラ輝いて綺麗なだけで、何の意味もない。

それで億万長者になるには、その金銀財宝をお金に変えなくちゃならない。

売ってすぐに紙幣に変えるのか?、それとも値打ちが上がるまで待つのか?、第一、どこでそれを売ってお金に変えるのか?

それをまずは考えなきゃならない。

というか、最初はまずは重い金銀財宝を土の中から運び出して持って帰らなきゃいけない、それがどのくらいの量があって売ったらいくらになるのか?それを計算しなくちゃならない。

その金銀財宝を本当に使える"お金"というものに変えるには、掘り当てて終わりではなく、その後にそれなりの労力と知識を使って色々な事を考えなければならない。

だから掘り当ててからが勝負。

"才能"ってそういうものだと思ってるんです。

その勝負に負けてしまった人、世の中に沢山いると思うんですよ。"才能"がなかったからダメになったんじゃなくて、"才能"の扱い方を間違えたって人。

だから自分は今、この金銀財宝をどう扱っていこうか考え、この才能と勝負してる最中です。

何を持って勝利かはわからないけど、とりあえず勝ちたいですね、この才能に。

5.4つの有料記事を振り返る

最後は何となくですが、この1ヶ月で出した有料記事を軽く振り返ってみたいと思います。

気になる記事があれば是非ご一読を!(※サムネクリックすれば記事に飛べます)

激人探訪 Vol.11 GO ~本物の強者は弱者を守る~

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思い入れMAX、文字数40000字越え。恐らく、これ以上のボリュームは今後出てこない。敢えてそうしようと思ったのではなく、結果そうなってた。まあ、GOさんの積み上げてきたものを20000字程度で表現しろと言われても無理。正直、まだ足りないくらい。ロックドラマーは必読というか、必須科目の教科書。第7章で、GOさんがMIの講師になる際に学校側から"GOさんの生き方全てが辞書になるから"と言われたとあるが、まさにそれ。

激人探訪 Vol.12 Jill ~積極的に選び取った存在~

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まさかの激人探訪ヴァイオリニスト回。特殊な環境下で育ったが故の苦悩や、伝統ある楽器ゆえの既存イメージをぶち壊したいというJillさんの"ロック"が詰まってる。しかし、どんなに伝統から逸脱した事を演ろうと、クラシックのルーツは忘れたくないという姿勢にはヴァイオリニストでなくとも共感&感心。ちなみに公開後、自分の父や友達に"あの人誰?!"と興味津々に聞かれた。引きが凄い(笑)

激人探訪 Vol.13 小川 洋行 ~温かく、太い音で作り出す"何か"~

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ベーシストらしい、何ともフワッと温かい雰囲気に包まれた回。小川さんのベーシストの例えが的確過ぎて終始感心していた。温かいながらも、2人の恩人の死など考えさせられる部分もある深みのある回で、藤岡 幹大さんの話など、MI JAPANが最もクローズアップされた回かもしれない。昔話に花が咲き、取材時ハイボール飲み過ぎた(笑)

激人探訪 Vol.14 Fuki ~人生やり直しても"Fuki"でありたい~

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あんきもシリーズラスト。本当に輝くスターのような人。ポジティブの極みで、自分の人生の1つ1つの行動を最善と捉えて、やりたい事はやり、やりたくない事はやらないと潔く物事に取り組むFukiさんの姿勢は"もっとこうやって生きても良いのかもな”と思わせられる。何というか、ちょっと日本人離れしたような明るさがあるなと感じた。正に人を引っ張っていける人。

とまあ、殆どがあんきもメンバーでしたが、超個性的な人達ゆえ、1回1回が本当に濃い内容で、取材も本当に楽しかった。

"そりゃ人気出るわ"と思いましたね。

GOさんは公開後もちょこちょこ連絡くれて、色々とアドバイスや励まし頂いてます。ドラム以外でも師匠。

次回、激人探訪は10月公開予定!!!

ツイッターでは告知しましたが、2回連続ドラマー回です。

※Vol.15ゲストのヒント※

・若手超絶ドラマー筆頭・シンバルに特徴あり・シンデレラストーリー

※Vol.16ゲストのヒント※

・バリバリのメジャー経験者・でも元は同じ界隈・誰もが知るレジェンドのバンドのドラマー

これでわかったら貴方は相当なドラマー通(笑)

次回もお楽しみに!!

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