🐺＜改めまして融です。ケモノな僕の性癖の話

2023年4月6日 01:48

僕を構成するいくつかの要素

ケモノ。女体持ちなオスでオスが好き。対人嗜好。性癖。お絵描き。信仰・信条やライフスタイル諸々・・・

先日相互フォローの方からつけていただいた二つ名は"森を駈ける性の獣"（アカウント名はより中二病感を出してカタカナにアレンジしています）。
今日はケモノを軸に僕の性癖について書いてみようと思います。

ケモノが前面に出てくるまで

2021年４月。このアカウントを造った当初、僕はそこまでケモノではありませんでした。幼少期からジャングル大帝で目覚めて以来、愛好はしていたし小学生の頃から自分の分身であるオリキャラがいたけど、裏垢に来た頃にはあまり表に出てなかったんです。
表でやってるバンドではそれとも別のケモ系キャラでやってたけど、それはあくまでバンド内のキャラであり、メイン人格とは（少しだけど）分けられたものでした。

このアカウントは、30歳をすぎてそれまで自分に課してきた「婚前交渉禁止」のルールを見直し初体験をしたはいいけど、その後性交痛がひどくて挿入が叶わなかったり、片想い相手に沼りかけたりなどして、その人を吹っ切るため・かつ自分の性というものに向き合うために、えっち出来る相手を探す目的で作りました。

最初はイラストメーカーで昔作ってあったのを使い、しばらくしてもっとリアルの自分に寄せた人間モードの自画像イラストを描き、裏垢始めてほどなくして性癖マッチン近辺で出会ったキツネさんとすっかり仲良しになって、彼との絡み絵を描くためにセットでケモノ姿を描いたのが、今の🐺アイコンの始まりです。

その後なんやかやあってキツネさんとはほとんど遊べなくなってしまい、しばらく野良でやってみたり今度はAI裏垢マッチング（現AI性癖マッチング）に登録してみたりして、また新たな人たちと出会うことになります。

そうなってからも、アイコンをこの姿で続けた僕は、アカウント作成当初は自称しつつも慣れなかった融くんという呼ばれ方にもすっかり馴染み、次第にこの姿ありきの自我、ケモノとしての言動を強めていきました。

お前もケモノにしてやろうか

ところで、キツネさん以外にも似顔絵自体はけっこうアカウント初期からチラホラ描いていました。突如閃いたから描いてみて本人にお渡ししたらアイコンに使ってくれたり、それを見た別のフォロワーさんから頼まれて閃いたら描いてみたり、ヒト型だったりケモノだったり、僕が描いたということも公開だったりナイショだったりと様々です。でもケモ姿でアイコンにもしてくれた人とはえっちとかしてなくて、あくまで似顔絵という枠だったんですね。付き合ってもないのにそういう公開におわせ（？）みたいなのはちょっと苦手ですのでね。

そんな中、2021年８～９月にかけて、その後１年以上に渡って定期的に会い続けるヒトたちと相次いで出逢います。それがコヨーテさんとシロフクロウさん。
当時のツイートではそのような呼び名ではなく、基本はいつも「貴方」という二人称で呼びかけるスタイルか、書き分けるにしても別の代名詞でツイートしていました。

そして約半年後にTinder経由で、もうすぐ１年になるオオヤマネコさんと出逢います。2022年のGWの時期ですね。
オオヤマネコさんとの関係は色々なことを正直に率直に話し合うスタイルなので、先述の二人の呼び方について話す機会があり、その中で考え直した僕は改めてケモノネームで名付けることに！
ちなみにコヨーテさんのことは、その前のクリスマスにペアイラストを描いて渡したことがあって先に決まってたけど、オオヤマネコさんとのこの話をきっかけに、みんなをケモ化したイラストをツイートにも公開し、その後はそれぞれとのデート中の様子をケモ姿で描いたものを増やしていくことになります。

シロフクロウさんとの初イラスト
デート後のモチベが減衰する前に投稿するため、仕上げがラフになってきています💦

オオヤマネコさんとの初イラスト
ヒト型の似顔絵も書いたけど似すぎだから非公開です笑

2022年末にはスイギュウさんも加わります。その後は、まだ関係がどれくらい続きそうか読めなくても、描きたいと思ったら描くようになっていきました。もはやケモ化はデフォです。

ちなみにどのケモノにするか決める時は見た目の雰囲気だけじゃなく習性も考慮したり、絵文字の対応だったり、体格差に無理がないかとか、ハイエナみたいな悪名となってないかなども含めて総合的に考えるので、けっこう大変です。完全に勝手な自己満でやってることなので、ただの自縄自縛ですね笑

ケモ化のいいところは、もちろん僕がケモナーだからその姿が好きというのは置いといて、各獣を描き分けつつも適度に特定要素を消せるところと、えっちなシーンを描いても生々しくなりにくいところです。
最初はちょっとビビってたけど今ではすっかり気が大きくなってセンシティブ設定もかけずに垂れ流しています…笑

ケモアイデンティティと性癖

2021年９月12日に僕は生まれて初めてSMバーに足を踏み入れたのですが、それ以来、よりSMという観点でも自分の性癖と向き合うようになっていきます。バーでいろんな方とお話ししたり、Twitter上で目にする様々な性癖語りに触れながら、また実際にその時その時のお相手と試行錯誤していく中である程度の大枠としての性癖が言語化出来るようになってきたかな、という段階です。

約一年そのように考え続け、2022年７月に取り組んだBDSMテストでは細分化されたカテゴリの中からPet、Primal／獲物、Bratなど、まだ日本では浸透していない用語も含めて、自分が当てはまるタイプを知っていきました。
▼ツイッターログイン限定公開ですが、僕のBDSMテスト結果＋考察

上記三つの性癖タイプは、どれも動物的なモチーフを持つカテゴリだと僕は勝手に分析しています。上記の性癖を持つ人たちが必ずしもケモナーであるわけではなく、動物を演じることは関係ないとされているのですが、僕にとっては自分のケモ性との関連がこの上なく深いわけです。

とにかく大切に愛玩されたいというペットは一番わかりやすいですが、抵抗しながらも組み伏せられ捕食されたい獲物（肉食なはずの狼としては矛盾してるのはほっといてくれ！）、聞き分けの悪い使役動物のようにオーナーに歯向かったりして楽しみたいブラット。
ほら、どれもめちゃくちゃしっくりきませんか・・・？

ちなみに上記三つの性癖はBDSMカテゴリの中でいずれも主従の型を持つサブミッシブ側の属性ですが、僕は誰とも主従関係は結んでおらず、これらをあくまでプレイ中の範囲で考えています。

タマゴが先かニワトリが先か

かつては別々だったケモアイデンティティとM心は、今や自分の性癖を考えたり語るにあたって切っても切れないものとなっていることに、ここまで書いてみて改めて気付きました。
ケモノというモチーフと、僕の性の結晶のような人格「融」は、相互に作用しあいながら成長と深化を続けているように思います。
ケモノの姿をヒントに自分のさらなる欲望を知る。リアルの世界で様々な人と肌を重ねながら知り得たことが、狼姿のキャラクターに取り込まれてゆく…

性経験においては遅咲きな僕なりの、自己探求スタイル。それが「狼な融くん」のツイッターアカウントなのです。

お読みくださりありがとうございました！

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