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日記祭いってきた

昨日はあまりにも充実した1日だった。

下北沢で開催されていた日記祭に行って、古賀及子さん×マンスーンさんのトークイベントに参加。
マンスーンさんの足元が激近みたいな席を確保できてしまい恐縮する。


このnoteは古賀及子さんの「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」に感銘を受けてはじめたものだ。

古賀さんの本は、日々流れていってしまう暮らしを温かく生き生きとした筆致で捉えていて、あぁなんて人生は愛おしいのだろうと感じさせてくれた。
私もそんなふうに生活を慈しみたいと思ってこのnoteを始めたのだ。

マンスーンさんのTwitter日記もザクザクとした軽快な読み心地で面白く、以前からとても好きで、さらにオモコロの有料会員ほかほかおにぎりクラブに登録しているほどオモコロ好きな身としては見逃せない対談だった。


印象に残ったこと雑記

・いつどうやって日記を書いているか?
→マンスーンさんは寝る前に。構想は練らず書きはじめ、10分以上はかけたくないと思いながら一息で書くそう。
逆に古賀及子さんは一晩寝かせてから1日をパッケージして見て翌日の朝か昼に書くらしい。
あれだけ日常の機微を捉えているから、その日に、なんならその都度メモして書いていないと忘れてしまいそうだと思っていたので驚いた。一晩ねかせてええんや。
(早速影響を受けて、今これも翌日に書いてみている)

・書いた日記を見返すか?
→お2人とも見返さない派。
古賀さんは日記を"神様への奉納物"と言っていた。「私たちはこのように明るく楽しく暮らしていますので安心してください」と捧げる気持ちで書いているそう。
だから意識して生活の明るいところを書いている、書きたいと思っていると。
なるほど、だからあんなに朗らかで美しい文章になるのか。

・古賀さんが、マンスーンさんの日記を"無頼"と表現していて、すごく分かる。

・影響を受けた日記
→マンスーンさん : ダ・ヴィンチ・恐山さんのnote、中原昌也/著『作業日誌』
古賀さん : スズキナオさんの日記、武田百合子/著『富士日記』

・古賀さんの爪が短く整えられていてツヤツヤしてて綺麗だった。



実際に会って、お話を聞いて、あぁ本当にこの方たちのこと好きだなぁ......と心がほかほかした。
差し入れなど気が利いたことをしている方がいたり、本にサインをもらっている方がいて、うわー私もそうすれば良かった、そして本や普段のご活動への感謝を直接お伝えしてみたかったーーーと後悔。
しばらく未練たらしく会場の外をうろうろとしていたが、またイベントに行こう、次は差し入れを持って......と帰路に着いた。

ご紹介していた本は読みたいし、また色々なイベントに行きたくなったし、もっともっと私も書きたくなって、世界がパァーっと広くなったような高揚感を覚える。


夜。大好きな友達に飲みに誘ってもらっていたので、息子を預けて出かける。
きっと私が好きだと思う店を見つけた、というはちゃめちゃに嬉しいお誘いだった。
普段会いたい人には自分から声をかけることが多く、さらに産後はみな気を遣って誘ってもらえることも減り、ややいじけた気持ちだったので心の底からありがたかった。

お店は本当に私好みで、こんなにも私を分かってくれている人がいることの喜びで胸がいっぱいに。
美味しいお酒、沁みるご飯、素敵なうつわ、温かい人たち......私の好みがフルコンボできまっていく。

友達との会話も相変わらず楽しかった。
彼女と話していると心穏やかになり浄化される。こうありたいなと思う自分が見えてくる。

店主の方から素敵なうつわのお店やオススメのお店を教えてもらってほくほく。
人からもらうオススメ情報が、また世界を広くしてくれる。

楽しいな、昨日たまった心のエネルギーで年末まで走れそうだ!

心のBGM : でっかい宇宙に愛がある

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