分散登校始まるが…

いよいよ週明けから分散登校が始まります。

5月上旬に近隣の介護施設で集団感染があり、家から出るのも不安でした。しかし、あらゆる方の努力おかげで日を追うごとに落ち着きを取り戻したようです。

しかし、ウイルスは目に見えません。

「いってらっしゃい」と、子どもたちの背中を見送るにはちょっとまだ時間が足りないような気もします。

勉強の遅れは多少なりとも気がかりではありますが、親ならばそれよりも子供の健康の方がはるかに重要です。

この流行り病を『インフルエンザと同等、風邪の一種』と力説している科学者の方がいます。病気の事だけをとらえたら、実はその通りなのかもしれません。

しかし、今までのインフルエンザの場合、発熱すれば病院で検査できましたし、菌の増殖を抑える薬の処方もあり、私たちはとても大きな安心感の中で生活することができました。当然、インフルエンザ流行期にはマスクをして登校し、机は全て前向きで給食を食べていました。もし、子供が感染しても近くの医療機関でたいてい判断していただけ、大きな不安はありませんでした。

けれどもどうでしょう。今回はまず熱が出たらアウトです。

海外渡航歴のない私たちが発熱しても病院では今までのように診てもらえないのです。むしろ『来ないでください』というような言い方をされます。

保健所に連絡してください。とも言います。しかし、どうでしょう。いくら電話をかけてもつながらず、やっとつながっても「病院に問い合わせなさい」と言われるだけです。堂々巡りなだけで、誰もこの発熱症状を診てくれるわけではありません。自力で治すしか方法がないのに今までと同等と力説されても「へー」としか言えません。

ならば、発熱しなければよいのです。発熱しない為には免疫力を高めることと発熱している人に近づかないこと、いわゆる三密を避けるということくらいしかないでしょう。

そう考えるといくら分散登校といえども、決して安全とは言えないと思うのです。



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