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「人の話を聞くな」「人に話を聞け」

下書きしてそのままになっていた、、、


兵庫県芦屋市で、現行の公職選挙法において最年少で市長になった高島良介さんが、今年の成人式で成人に向けて送った言葉である。

とても、腑に落ちたのでリマインド。Xに載っていた全文も、引用している。

なぜ、リマインドしておきたいか。
自分自身、話を聞くのが苦手だ。なぜか。大抵、いやだと感じるときは、興味がない話であり、自分が主語になっていないからだ。

つまり、受け身の状態である。

しかし、時間を忘れて聞いていた時や、聞きたいと思ったときは、主体的である。

人の話を受け身になって聞くのではなく。主体的に聞く。そのためには、恥ずかしがらず、自分から行動して話しかけたり質問したりする勇気も必要だ。

常に、「話を聞きに行く!」このマインドでいたい。
だからこそ、最近は、講演会や話を聞く機会があったら、
質疑応答の時に必ず質問するようにしている。

恥ずかしい気持ち、変な質問したどうしよう
そんな気持ちに、負けるな自分。

高島良介さんのXより引用

人の話を聞くな。

これは、好き勝手に生きたらいい、ということではありません。

今の社会は激動の時代だと言われます。
例えば、私たちが40代になる20年後。どんな時代になるか、想像もつきません。逆に、今から20年前、皆さんが生まれた頃の世界は、今とはまったく異なりました。
iPhoneもありません。YouTubeもありません。ICOCAやPiTaPaが始まったのはちょうどその頃。芦屋では、総合公園の完成も、山手幹線の全面開通も、まだ先のことでした。この20年はまさに、今の時代の「当たり前」が作られた20年でした。(*動画ではSuicaの話をしてしまいましたが、2001年の誕生でした!なんと長い歴史。失礼しました)

私が25歳で選挙に出たいと言い出したとき、多くの大人は「やめておけ」と言いました。でもそれは、私に意地悪をしたかったわけではありません。きっと、私のことを思ってのことだったんだと思います。それでも、私は挑戦したかった。
結果がどうであろうと、私はあのとき挑戦したことを後悔はしなかったはずです。それは、周りの言葉に流されず、自分で下した決断だったからです。

これから皆さんが人生を歩む中で、きっと色んな人がアドバイスをしてくれるはずです。それは親切心です。経験に基づく、あなたのことを考えてのアドバイスです。でも、これからの時代、その経験こそ、あてにならないことも多いのです。だから、誰か自身の話を聞きすぎないでください。自分の人生は、自分で決めて、歩んでください。

でも、「人に話は、聞いて」ほしいんです。

■人に話を聞く。

挑戦する、大きな困難に立ち向かう。良いことばかりなわけがありません。つらいことも、何もかもやめてしまいたいこともあるかもしれません。そんなときには、どうか誰かに話しかけて、自分の話を聞いてもらってください。
人生において、何よりも大切なことは、自分自身を大切にすることです。心と身体が健やかであることです。

このお正月は、悲しいことがありました。能登半島地震で被災されたすべての方々に、この場をお借りして心よりお見舞いを申し上げます。私たち芦屋市も、29年前に大きな地震を経験しました。命の大切さをこんなにも実感したお正月は、ありませんでした。

どうか一人で抱え込まず、ときには身近な人や専門家の力を借りてください。どんなことがあっても、あなたは一人ではありません。私をはじめ、あなたを支え、応援する大人がたくさんいること、どうか忘れないでください。

■大人になる、ということ。

「人の話を聞かない」「人に話を聞く」。2つのバランスを取れるようになるのが、大人になるということだと私は思います。
……と、偉そうに言いましたが、私も完璧にはできていません。20歳になってからまもなく7年が経ちますが、まだまだです。もっと自分を信じればよかったと反省すること、逆に一人で抱え込みすぎたなと反省することばかりの毎日です。

だから、皆さん一緒にがんばりましょう。自分を大切に、一緒に生きていきましょう。

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