八百屋トーク?

八百屋の店番をした。
お客さんがたくさん、でも野菜は少なめ。
もう夏野菜が終わりかけている。
夏はこれからなのに。
もし、食糧自給率を上げていこうと思ったら、育てる野菜もだんだん南国のものに変えていかないといけないのだろうか。
ちょっと茄子のハウスを覗いたけれど、樹がもう疲れ果てて、大きな葉っぱがだらんと垂れ下がっている。
最近雨が少ないのも原因だろうか。
でも、農家さんが水をやっていると思うので、やっぱり暑さが原因か。

気候が変わると、熱中症などの危険が増えるのはもちろんだけれど、食べるものがなくなる、のではないかと私は思っているのだが、果たして。
仕事の中心は情報に移っているけれど、物理的な衣食住の問題を置き去りにした豊かさの追求は、土台のないところに家を建てて調度品にこだわっているような印象を受ける。
とはいえ、趣味に救われて生きているような友人もたくさんいるので、気軽に動画など見られるようになって良かったとも思う。

夜、ホームパーティ??によばれて、焼きそばとたこ焼きを食べてラムネを飲む。
夏だなぁ。
ラムネ、なかなか売っていないらしく、頑張って探してきてくれたらしい。
おかげで私にも夏が来ました。ありがとうございます。

そこで、食品の流通の会社に勤めている人と出会った。
似たような仕事を、違う規模でやっている人と話せるのは楽しい。
今は野菜の部門にいるらしく、将来は農家になりたいそうだ。
独立したときに売り先が獲得できるように、会社で勉強中なのだとか。
目標から逆算して努力することが苦手な私からしたら、本当に尊敬できる素敵な生き方だ。
何か夢とか目標があるというのは羨ましい。
色々なものが輝いて見えるんだろうなぁ。

だがしかし、最近気が付いたことは、羨ましがっても他人にはなれないということなので、彼の農業人生?を応援しつつ、私は目の前で偶々起こった出来事を、なるほどなぁ、と味わって生きていこうと思う。

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