大脳辺縁系の行き場3

『あなたや、あなたの大切な人を守る』(抽象的な)メッセージ

(抽象的な表現は、より無意識に作用を与えます。一人ひとりの中にすでにある解釈を用いて、自分の(好む)行動を引き起こします。しかし、感染制御に行動抑制ではありますが、科学的・・・ではなく心理的な行動抑制は、??と私は思います。道徳観というのは、やはり長期的には負荷がくる様な・・・)

これは、大脳新皮質と、大脳辺縁系の、どちらに送られていたと思いますか?

私は、大脳新皮質だと思っています。おもいやりという人間性に向けて、さらに、私たちを人間として尊重している裏返しだと、私は考えました

これは行動変容の定着として、動機づけになりました

(とにかく、行動変容は大切だ。私たちの“防護具”になる。!( ̄- ̄)ゞ)

しかし、1で書かせてもらった、大脳辺縁系。新皮質よりも優位(優先されてしまう)だった。

残念ながら、3密の場所に行ってしまったり、善意の申告がなされなくなったり、経路不明が半数に上ることもあった

そして、恐怖や生命の危機を扱う大脳辺縁系を介した、動機づけのメッセージが聞かれるようになった

これはフェイクではなく、病態(症状や、からだの中の変化)は血栓症など、私は本当に怖いと思っている。


さて、新しいことを始めるときに、まず3週間やってみようと、言われている。繰り返すことで、3週間すると脳の神経回路が構築されるからだ。行動変容定着(まだちょっと・・・という感じがする)や、感染経路不明割合が少しずつ減って、日本人の努力が実を結んだのだが・・・

感染対策、それによる経済の不況などが、心理的な爪痕を大きくしている

経済と人間の心理については、私もよく分からず(^_^;)、心理士さんやエコノミストさんのご助言を探し、経済対策は出来ないにしても、心理面ではぜひ吸収したい!

また4ヶ月以上がたち、ストレスが慢性化していると思います

ストレスにより扁桃帯の活動が増すことで、怒りや敵意の感情が、前頭前野に作られ、また過剰なストレスは海馬の萎縮・・・・・

脳やこころを守っていく上で、大脳辺縁系の欲求をうまく発散させることが、大切だなと思います。

カタルシスも、大切です。

私は医療者へのカタルシスが足りないのかもしれないのですが、つらい、苦しい、その気持ちを共に心に留め、共に置き去りにせず、一方で解決については、医療者の方を人間として尊重し、自助、共助を見守り、国民の一人として、寄り添いたいと考えています

m(_ _)m