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心で見る価値
こんばんは~!
ゆうです!
寒いのか、温かいのかはっきりしないので、安定におなかを壊しております。皆さんは、どうぞ体調にお気をつけください……。
少し近況報告をさせていただきます!
僕が一番初めの投稿で書いた目標の一つである「経営コンサルタントとして仕事を取る」事が達成できました!
↑第一回目の記事です……スマホの事を考えずに投稿していたので、大変読みずらいかもしれません。成長したな!と思って読んでみてください。
※実は2件の仕事を取れました!
また次回にでも詳しく話してみようと思うのですが、とりあえず一歩進むことが出来たので報告させていただきました!
という事で、今回は「モノの価値とサービスの価値」について書いていきます!
皆さんは「サービス」と聞いて何を思い浮かべますか?
商品と比べると、形を持たないので説明することは難しいと思います。
現在では「サービスマーケティング」という言葉があります。製造業マーケティングの4Pに対して、8Pで構成されています。
製造業マーケティング 4P
1,製品(Product)
2,流通(Place)
3,価格(Price)
4,プロモーション(Promotion)
サービスマーケティング 8P
1,サービス・プロダクト(Product elements)
2,場所と時間(Place & time)
3,価格とその他のコスト(Price & other user outlays)
4,プロモーションと教育(Promotion & education)
5,サービスプロセス(Process)
6,物理的環境(Phisical service environment)
7,人(People)
8,生産性とサービス品質(Productivity & quality)
レストランの例で少し説明します。
1,サービスプロダクト(製品)は、中核のコア・サービス(食事やワイン提供)と補完的サービス(予約やウエーター)の組み合わせで出来ています。
2,コア・サービスを提供するためには、物理的な設備が必要です。コア・サービスを提供するためにどこで提供するのか、またいつ情報を提供するのかを考えることが必要です。
3,レストランにくるお客さんには、料金以外にも交通費、移動時間、予約の手間など、料金以外にも負担をさせています。モノはコスト計算がしやすいが、サービスは無形で在庫がないので、原価がわかりずらいです。そこで活動基準原価計算でコストを計算します。
4,どの店もメニューは似ていて、実際に体験しないと評価は出来ません。そこで顧客に体験(顧客体験)をさせたり、口コミで紹介をしていただけるようにします。
5,予約から店を出るまでの流れの事です。サービス・プロセスを理解すれば、問題が起きそうなところに気づき、対策が出来ます。
6,ポイントは「音」「匂い」「色彩」です。雰囲気を作るためにどのような音楽を流し、どのような色で店を作るか、そして顧客が快適で使いやすいことが大事です。
7,サービスの成功は、接客スタッフにかかっています。顧客ロイヤルティを作れても、サービス提供者が悪ければ失敗します。だからこそ従業員の満足度を上げることで、顧客の満足度をより高めます。
8,サービスへの不満は、売り上げ低下を招き、生産性も落ちる悪循環を引き起こします。常に顧客視点で評価し、サービス品質と生産性という2つの課題に同時に取り組み相乗効果(シナジー効果)を生み出せるようにします。
上記の8つがサービスマーケティングの8Pと呼ばれています。(わかりづらいところがあったらいつでも聞いてきてください……!)
ここから、今回のテーマであるモノの価値とサービスの価値について考えていきます。
僕たちは「モノ」にお金を払っていると認識していると思います。
例えば、ラーメン屋さんに行ったら、ラーメン(麺、スープ、メンマ、チャーシュー、ネギなど)にお金を払っていると認識しています。
では、満幅の状態でもう一杯ラーメンを食べることは出来ますか?
ここで少し考えてほしいのですが、ラーメンが価値を持つのは、
①沢山食べるのが好きなラーメン好き
②空腹な人
になります。
仮にラーメン自体に価値がある場合、僕たちの状況に関わらず常に価値があるはずです。
しかし、先ほどの問いのように満腹の場合は、ラーメンに価値は無くなります。「モノに価値がある」という考え方では、この状況を説明することは出来ません。満腹ですので、もう一杯のラーメンに価値はないのです。
では、ラーメン屋のラーメンに価値があるのではなく、店主が材料を仕入れ、スキルを生かし、スープを仕込んだり、麺と合わせたりして「食べられる状態」を作り出すサービスに、お金を払っていると捉えるとどうでしょうか。
この考え方は「サービス・ドミナント・ロジック(SDロジック)」と呼ばれています。
SDロジックでは「サービスとは、他者や自分のために自分の知識やスキルを使うことである」と考え、モノは間接的なサービスの一形態と捉えます。
お金には価値があり、モノではなくサービスに価値があり、お金とサービスの交換でビジネスが成り立っているという事です。
僕はSDロジックの考え方を見た時、一番にAmazonの「Customers Rule!」が頭に思い浮かびました。「顧客至上主義」です。世界で有名なAmazonは、商品をたくさん売っているからではなく、僕たちが使いやすいようにサービスが優れているからこそ、商品をAmazonで買います。
前提は「使いやすいサービス」だから、Amazonを利用するということなのです。Amazonもモノと捉えず、サービスと捉えていることが分かります。
実体験で話をさせていただきます。
僕はNPO法人のアルバイトで、高齢者の方へお弁当をお届けしています。ただお弁当を届けるのではなく、なるべくご本人に直接声をかけて届けています。
時には困っていることを聞いたり、世間話をしたりしています。
仮に、宅配ボックスや置き場所を決めていたら、お客さんは「弁当の味、量、価格」でしか判断基準が無く、口に合わなかったら契約を取れません。また、飽きたら解約されてしまいます。
しかし、直接声をかけるとどうでしょうか。お客さんの中に、お弁当と一緒に配達員のサービスが提供できます。
笑顔で対応してくれる、楽しく話してくれる、困った時に話を聞いてくれるといったサービスです。
とても恥ずかしいのですが、僕が来てくれるのを楽しみにしてくださっているお客さんがいらっしゃいます。お弁当もそうですが、僕という価値が乗っているという事です。
前回の記事の「プロセスがあるもの作りの強み」で書いたことと繋がります。
モノだけではなくプロセスと繋げる。
モノだけではなくサービスと繋げる。
モノと合わせることで新しい価値が生まれるのです。
お店に行ったり、モノを買ったりと「お金」を払ったりしたときに、どのようなサービスがあり、どのような価値にお金を払っているのかを考えてみると、いつもとは違った世界が見えてくるので、試してみてください!
また、事業、会社などを作る際、どんなサービスを提供するのかを詳しく構築することも大切だと思いました!
皆さんも一度どのようなサービスを提供しているのか、受けているのかを考えるきっかけにしてほしいです。
今回は以上になります!
4月になり環境が新しくなる時期ですが、頑張りましょう!
応援しています!
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読んでくださってありがとうございました!
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