配信者としてCubaseを30%OFFセールで買ったものの、仮想サウンドデバイス『VB Cable』が使えなくなって困った話と原因の判明
Cubsase 13 が 30% のセール中とのことで、悩みに悩んで購入を決意しました。
いくら 30%OFF だからって、4.5万円ですからね。おしっこちびっちゃう…
配信者として気になる DAWソフト 『Cubase』
配信者としてはリアルタイムボイスチェンジが可能とのことですごく試してみたかったものなんですよね。
すごく気になりますよね。もちろん遊びなんですが!
配信環境とかの説明を飛ばしたい方は目次から【本題】まで移動できます。
リアルタイム音声処理とマイクのノイズ問題
本題としましてはマイクに入るホワイトノイズなどのリアルタイム処理をしたいんですよね。
OBSやふだん使っているサウンドルーティングソフトの『猿ちぃ』が32bit VST2 までしか対応してないので、64bit VST2 や VST3、instrument などに対応できないのが問題です。
使いたいプラグインがだいたい VST3 系列にあって、購入してから使えないということに気づきました。
そんな悲しい失敗をしたのが1年前くらいです。
【ハードウェア】配信のマイクまわりの環境
【マイク 】<ソニー>ECM-PC60
【USBサウンドボード】<バッファロー>BSHSAU01BK (現行verは BSHSAU105BK)
たいした機材つかってねーじゃねえか!!!
って思いましたよね?
それもそのはずです。狙いがあるためです。
ちなみに、マイクは価格が高ければ高いほど音質やノイズカットが良くなる傾向があります。
15,000円くらい超えると結構わかるくらい良くなります。
趣味で買ったASMR用マイクなんかはバリクソ高かったのですが、最高の音質でした。
それはさておき、値段は時期によって変わりますがだいたい合わせて3,500円くらいあれば揃えられる機材です。
自分は格安機材で配信可能というアピールして、配信する人を増やしたい狙いがあるため、昔から機材環境を価格的な意味で低水準にしています。
ゲーム配信がメインであるため、マイクの質を上げてもゲーム音にかき消されやすいです。
USBオーディオデバイスはオンボード環境だとノイズが乗りやすいというのを防ぐための対策です。
それと、環境が変わってもUSB差し替えるだけで環境移行が可能なのと入力音量が一定のためです。
【ソフトウェア】配信の入力まわりの環境
【仮想オーディオデバイス】VB-Audio Virtual Cable (無料)
仮想デバイス系は無料で使えるものを片っ端から試しましたが、遅延が一番少なかったのはこちらでした。
あと安定性が最高です。遅延が少なくてもデバイスが認識しなくなったりするのは使い勝手が良くないです。
リアルタイム処理に優れています。ようするに配信向きです。
配信で使うなら遅延は0.1秒以内に抑えたいです。
【サウンドルーティング】猿ちぃ++
これは音声を他のオーディオデバイスにも流せるようになる軽量なアプリです。
32bit の VST2 のプラグインにも対応しています。
自分は猿ちぃに『MultiFXVST』を経由して『ReaFIR』を使用しています。
ただ使うだけなら VSTホスト はいらないのですが、猿ちぃにはVSTの設定を保存できないため、代わりにVSTホストに担当してもらっています。
ちなみにVSTホストはVSTをたくさん挿せるので、ボイスチェンジャーとかも一括でできたりします。
【配信環境の図解】
今回は猿ちぃ側でVSTプラグインを指しているのですが、これはDIscordで通話する音声のノイズをカットしたいためです。
本来であればOBS側にノイズカット用のVSTプラグインを刺すだけで対応可能です。
保存もしてくれるしね。
【本題】Cubaseを使ったサウンドルーティングをするために
まずは、ボク自身が音楽関係のこととほとんど無縁ということを説明しておきます。
もちろん今回購入した DAW も使用するのが始めてです。
Cubase 側にいつもどおり『VB Cable』からの音声データを送ろうとしたのですが、VB Cable側の音声がまったく出力されなくなってしまったのです。
調べた結果、猿ちぃからのサウンドルーティングが上手くいってないことが判明しました。
【原因】Generic Low Latency ASIO Driver が悪さをしていた
この ASIO というのは聞き慣れない単語なのですが、たぶんオーディオ関連をコントロールするのに使うものだと思います。
Cubase を起動して最初に、『Generic Low Latency ASIO Driver』がおすすめ!って紹介されるのでソレを選んだことが悲劇のはじまりでした。
【解決方法】設定を変えてみた
[スタジオ]>[オーディオコネクション(F4)] から設定画面に入れます。
こちらのリストから別の ASIO を選択したところ、無事『VB Cable』が開放され、音声入力ができるようになりました。
音楽を製作したりするときは、初期設定のほうが良いのかな?
このあたりは専門知識がないためよくわかりません。
最後に
早起きして仕事に行くまでに配信しようかと思った矢先、OBSの音量インジケータが全く反応しなくて非常に焦りました。
Cubase のアプリを終了しても VB Cable 側が全く反応がなかったため、どうしようかこれで2時間悩みました。
やっぱり専門知識のない分野に面白そうだからととびこんだツケがまわってきましたね。
ただ、興味があることはとりあえずやりたい性分なので、またどこかで引っかかりそうな気がします。
Cubase 側のリアルタイム音声処理が現実的なら、もっといいプラグインがあるため導入してみたいですね。
ただそれに伴うCPUパワーと処理遅延がどれくらいになるかが不安ですね。
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