鈴木志乃vs風城ハル
すっかり書くペースが落ちてしまったこのnote。
まぁ俺からしたら非常事態だし、止まない雨はないし、明けない夜はないし、日はまた昇るし、乃蒼ヒカリもきっとまた戻ってくる。そう信じてる毎日です。
というわけで、次回観戦予定となる東京女子プロレス2.10後楽園大会まで、あっという間に残り1週間ほどとなりました。きっと観戦記もおそらく上げる予定ではいるけども、せっかくなのでいつもの乃蒼活ではあまりやったことのない、観戦前レビューでも書いてみようと。
ほんとは全試合やってみるかなとも一瞬思ったが、すでにXで公式アカウントがそれっぽい事をやっており、素人が似たようなのあげてもな・・・となった笑
同大会は、白昼夢vsでじもんのタッグT優勝決定戦や、エースとアニキの初遭遇、リスタートなるか享楽共鳴、ザラザッカーとはどんな選手??、奈穂さん&かみーゆタッグ等々、かなりバラエイティ豊かなカードが出揃った。
しかし、俺の最注目はなんといっても、
「鈴木志乃vs風城ハル」のシングルマッチ。
発表時、インフルで死んでた(笑)ので、発表後すぐの把握はできていなかったんだが、さすがに病床でも声出たよね、うぉっ!って。この発表を受けて、志乃もハルも早速偽らざる心境をポスト。
プロレスの試合ってのは、戦う選手の感情や、それを観る観客の思い入れによって、もう意味合いが十重二十重にもなるのが最高の魅力だと思っていて。そのカードの意味合いは客が思い思いの方法や感情で、勝手に作り上げていくものだとも思っている。
今回の志乃vsハルだって、客観的に見れば若手同士のシングルマッチだよ。試合順はまだわからないが、順当に言えば第一試合だろう。第一試合が若手同士のシングルってのは往々にしてあるよね。
しかしだ。
このカードには、「自力未勝利」同士の対戦である事、二人は切磋琢磨を続ける同期である事、おそらく、同期や団体の中でもとりわけ仲のいい二人であろう事、志乃さんの言葉を借りれば、「他の同期たちは自分たち二人からの勝利をきっかけに少しずつ上がって行っている」事、この試合に勝った方が自力初勝利を掴める事。
そういった要素が既に満載なのだ。
はたから見れば若手同士のシングルに過ぎないこのカードも、「勝った方が初勝利」というスパイスがつき、勝敗の行方は大いに気になる。どっちが勝つかな??第一試合から楽しみだぜ!!となるところ。ふつうはね笑
どっちが勝つか楽しみだ的な試合を、複雑な心境たらしめているのが「思い入れ」なんだな。
前回のエントリーで書いた通りで、二人ともスペースやSHOWROOMなど、自分の声で発信する事がよくある。志乃は前々から、ハルもつい最近noteを始めた。大変秀逸な企画である「ねくじぇね」でも両者取り上げられている。その選手の人となりを知ったり、身近なところで強烈に応援している者がいたりなどすれば自然とこちらの愛着も親近感も湧くというもの。
実際、俺は乃蒼さん以外の特典会はまだ三選手のところにしか行った事がないのだが、そのうち二人は志乃とハルなのです。
志乃にもハルにも勝って欲しい。
志乃にもハルにも負けて欲しくない。
おそらく東京女子の第一試合なので、10分一本勝負だろう。
引き分けだって大いにあり得る。
でも、この試合では引き分ける事無く、決着がついて欲しい。
この日、どちらかが「自力初勝利」を掴み取って、次のステージに向かって欲しい。
前述したが、志乃曰く、他の同期は自分たち二人に勝つ事で少しずつ上がって行ってる、と。確かに、横一線だった23年組でも、凍雅が8月の後楽園で志乃からピンを取ってから少しずつ23年組同士で勝敗がつく事が増えてきたよね。
10月のたま未来メッセでは、ハルがシングルで琉那に惜敗。ねくじぇねトーナメントではHIMAWARIがハル→志乃に連勝。つい先日のタッグトーナメントでもわかなが志乃からギブアップ勝ち。
ずっと悔しい思いをしてきた二人だから、自力初勝利への想いは強いだろうし、それが懸かった試合がこのカードというのも、どこまでも興味深い。だからこそ、勝った方も敗れた方も、間違いなくレスラーとして次のステージに上がれると思うんだ。
発表を見て、ほんの少しだけ酷だなと心境を吐露していた鈴木志乃は、先日のSHOWROOMで「勝つよ、私は」と、それはそれこれはこれとばかりに、高らかに勝利を宣言していた。普段、ややもするとネガティブな(笑)発言も散見される鈴木志乃だけあって、ファンからも心境慮るようなポストがあったが、プロレスラー鈴木志乃の力強い言葉が全てだよな。とっくに腹は決まってて静かに闘志を燃やしてた。痺れる。
もちろん風城ハルとて、負ける気はさらさらないだろう。
東京女子プロレス 2.10後楽園大会。
鈴木志乃vs風城ハル。
若手同士のシングルだけど、それだけじゃ済まない運命の試合。大袈裟でなくそう思ってるよ。
最後に、二人のシングルを前に、そしてこのエントリーを推敲するためにねくじぇねを見返してみた。やっぱり素晴らしい企画だったよなこれ。今見ても熱い。いや、今見るからこそ更に熱い。
#ねくじぇね 鈴木志乃編
https://www.youtube.com/watch?v=9M8hhGQofQg
#ねくじぇね 風城ハル編
https://www.youtube.com/watch?v=wRa6n9SWdtA
そして、既に観てるからもちろん知ってるんだけど、不意に乃蒼さんが喋ってるところが流れて、そこでまた胸がざわつく(笑)
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