見出し画像

2024.06.09 後楽園ホール

既に忘却の彼方にありそうな、6.9後楽園大会。
俺としては、乃蒼ヒカリ退団発表後、初のtjpw。
どんな感傷が襲ってくるのやら・・・
なんて思ってみたりもしたが、
実際は、

ポートレート引き換え!
アプガグッズ!
ランダムグッズちょっとだけ!
紙テープ置き配!
紙テープお配り!!!!!!


で、
感傷に浸るひま一切なし笑
良かったのか悪かったのか。

毎度の配布神のおかげもあり、
今回も作成分全て受け取って頂く事に成功。
ほんとにね、投げてくれる方々がいないと始まらない事だからね。
毎回毎回本当に感謝しています。
最近では、「紙テープ投げます!」って箱を用意して下さっている方もおられて。
その箱にどれだけ勇気づけられるか。

紙テープ配布が終わるとようやく一息つける。
ほどなくして難波アナの前説。
前回までは、
「すわ、ここで何かしらのアナウンスがされるのでは??」
と、蜘蛛の糸よりもか細い希望に一喜一憂もしていたのだが、
(「この選手からお知らせがありまーす!」に毎回どれだけ心臓が破裂しそうになったか苦笑)
そうか、今日からはそんなドキドキもないんだなと、ほっとしたような、寂しいような。

怪我なくがんばれは選手全員に対して思っている事ではあるが、紙テープを作った選手に対しては、とりわけその思いも強くなる。
今回で言えば、ハル・汐珠・奈穂さん(あと2個だけ志乃)。

選手入場前に、紙テープを受け取って下さった皆様がゴソゴソ準備をしだす瞬間がなんとも言えず緊張する笑
投げたいし写真も撮りたいのだが、どっちもやるにはアシュラマンでないと不可と既に知っている俺は、ここ数回は皆さまに託し写真に専念している。

自分が作った物だからなおさらなのか、
後から色んな人が撮った写真を観ても、自分が巻いたものって感覚が実は希薄で、
景色の一つとして見ちゃうんだよな。
あれ俺の巻いたやつ!感はほとんどない笑
凄く嬉しそうな表情をしてくれているのに、自分の作った物で喜んでくれるものなのか?と、そこだけ妙に懐疑的にいつもなっている。

しかしそんな中、第二試合、汐珠の試合。
初めて自分のテーマが鳴る試合での紙テープ。
前述の通り、投げるのは皆さまに託して俺は写真に集中。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる精神で連写連写。
おわ、皆様のおかげでいい具合に撮れた!とファインダー越しに思った刹那、


汐珠、こっち見てるぅーーー!!!!!

まじびっくりした。
こっち見て何度も頷いてる。
俺の座ってる場所わかったのか??
ライブの場位置は東側だったから見えなかったはず。
どんな術なんだ??

同期の千花さんとのシングルで、勝った方が自力初勝利。そんなシチュエーションも相まって、
紙テープが舞った直後にこっちを見てくれたって事にぐっとくる。
高校三年生のくせに、粋な事してくれるじゃないか・・・
ほら、正面向いてアピールしないと・・・笑

後楽園で初めてのシングルとか、
同期と初勝利を賭けてのとか、
色々緊張する試合だったはず。
そんな試合前に、一瞬でも汐珠の背中をそっと押せるようなものになっていたのなら、これに勝る喜びはないな。
汐珠ありがとう。次は千花さんに勝つぞ!

今回の特典会は志乃と汐珠。
まず志乃。
第三部まで残られなかったやつのポートレートも渡し、伝言を伝える。紙テープ回収方法もめちゃくちゃ独特だったよって話もする。
向こうから、尊敬してる事があって!と振ってくれる。なんだなんだ??

「毎回毎回だるいとか言ってるけどちゃんと運動しててほんと尊敬する!」
「え、あれはだるいが嘘なの?走ってるが嘘なの?!」


いや、どっちもほんとなんだよ!!!
走ってるのが嘘はくそだせぇだろ!!
でも、そうやって言ってくれたのは本当にありがたい。毎回ストーリーズ見てくれてた乃蒼さんがいなくなって、運動へのモチベが落ちてたので、志乃がそうやって声かけてくれる事が新たなモチベーションになります。
でも、嘘はないんだよ(笑)

いかついやつで!でお願いしたら、
この間これの映像見たよ!と(笑)


この日の志乃の試合。
それぞれが、それぞれと勝った負けたを繰り広げ、嬉しい想いも悔しい想いも散々重ねてきていよいよ進む第二ステージ。目指すは先輩からの勝利。頼もしい同期たちと並び、目の前にはでっかい先輩たち。
志乃は先発を買って出て、終盤でも瑞希さんの厳しい攻めを耐えわかなに繋いだ。
チャンスとみるやすかさずリングイン、ドロップキックから凍雅へのアシスト。
凄いな。初勝利は志乃をこんなにも成長させて、それを目の当たりに出来ているのがとても嬉しい。初勝利を目指す汐珠を鼓舞する姿も頼もしかった。


そして汐珠の特典会。
ここでも冒頭は伝言。
何の係なんだよ(笑)

紙テープの時、いるところがわかったの??と聞いたら、たまたま見つけたから!との事。
まったく、、、
正面向いてかわいくアピールすればいいのに、途中でこちらを見てくれるなんて。
手の一つでも振りたいのに、そういう時に限ってアワアワしちゃうって伝えといた。

次は勝つぞオラっ!
のポーズでお願いしたらこれ(笑)
勝つぞオラっ!!


結果は残念だった汐珠の試合。
でも、試合開始直後から闘志剥き出してガンガン行ってたし、なにより試合前の意気込みに感動した。デビューしてずっと、わたしはなにもできていないと試合を振り返っていた汐珠が、この一番の前には絶対に勝つ、勝つのはわたしだって力強く宣言してた事に心を震わされる。
試合後もギラギラしてた。
辛い事もまだまだたくさん味わうだろう。
うまくいかないことや、焦りとか。
それでもいつか迎える歓喜の時のために汐珠らしく成長して欲しいし、何かで後ろからほんのちょっとでもそれを押せる事が出来たらいいなって思ってる。


予算的に志乃と汐珠しか行けなかったけど、
ハルにも会いに行きたいな。
帝国のポーズやらせるんだ。



乃蒼ヒカリがいなくなっても、
こうやって東京女子プロレスの会場に足を運んで感動を味わっていられるのは、間違いなく志乃と汐珠のおかげだと思っている。
仮にこの半年弱のおやすみ期間がなくて、すぐにいなくなっちゃってたら、志乃に会いに行ったり、汐珠の紙テープを巻いたりってのもしてなかったかもしれない。
ずっと寂しさや、心の片隅にあるちくっとしたものは消えないはず。今後も事あるごとに、そこに乃蒼さんがいた記憶が蘇ってくるのも間違いないだろう。
それでも、そんな楽しかった記憶と寂しさと共に、志乃や汐珠、ハルの成長譚を共に体験出来る事を今は噛み締めたいな、って。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?