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1/11(火) 17:00  Into the woods

まさかのプレビュー公演初日!
誰もみたことがないものを観れるというドキドキ
作品自体が難しいし曲も難しいからどうなることかと思ったけど、後半すんなり入っていけたからよかったのかな
赤ずきんとパン屋の妻は全然曲に合わせて歌わないし甲高い声だったから受け入れられなかったけど笑
どれだけレミゼがすごいのかが分かったかも笑 

私はそこまで感じる力は強くないけれど、後半の「独りじゃない(歌詞名知らない)」で唯一泣けたのは、
敵、嫌いだからいなくなればいい、殺していいって言う考えは違うっていうメッセージに納得する部分があったからかな

そのパートで古川琴音さんが繊細にか細く丁寧に歌い上げる感じに心を動かされたのもあるかも 古川琴音さんよかった
歌は頑張って歌っている感じ、でも演技力がとにかくあるから歌唱力が気にならない 本当に今見逃したくない人だ

役者の話を続けると、

・望海風斗さん
この人の演技を観たくて今回チケットを取ったんだけど、やっぱり圧巻だった
余裕があるし、空気を自由自在に操ってた
そりゃみんな魅力にハマるわな
会場の9割が女性だった理由にも納得 

・渡辺大知さん
今回結構メインのキャラだったけど、歌も聴きやすかったし、演技も感情をしっかり伝える演技で分かりやすかったしますます応援したくなった

・福士誠治さん(とあと王子かな)
まさにミュージカルっていう声だった 結構演奏に呑まれてる人が多い中自分の声が主役なんだぞって存在感のある歌声を披露していて浸ったわ

・福井貴一さん
貫禄というか、ただただ素敵というか 
ストーリーテラーとして声を発する度にその声に引き寄せられる 
だから、物語が一度止まったように感じる 
歌うことのない、一番サブだけど常に物語のそばにいる、そんなストーリーテラーとしての役割を己の声だけで務めてしまう 
もっと触れたかった

演出
・舞台の奥は森、その真ん中には意味深な時計、手前には木で組まれたシンプルなセット それだけで物語が動くのが面白い
「人間の欲望」を忠実に描くためにはそうする必要があったんだろう

・時計の使い方 
死を表す方法はいくらでもあるけど、時計台の扉の中に入る+赤く染まることで死を表すのがまた面白い

・魔法であったり、欲望を形で表したりするために黒子を多用しているのが新鮮だった

いい経験でした 頭の中からinto the woods ってフレーズが抜けないです笑
これからも自分が知っている作品以外もたくさん観たい