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生きてこそ

3月入りましたね。
ここんとこ、バタバタであっという間です。

今日は、あの日、中学2年だったとき、
8年前の今日、多くの人にとっていろんなことが変わった日だったと思います。

この間10日の夜、実家から帰ってきて
ふとテレビ見てたら
宮城と福島の支援の打ち切りに関する
ドキュメンタリーやってて、
すごく見入っちゃったんです。

あの日から、ふるさとがふるさとじゃなくなっちゃった人たち、ふるさとに戻ろうと思ってても今のふるさとを見て、戻れないという喪失感を感じてしまった人たち、ふるさとに戻ったけど、前のようには暮らせなくなって生きがいを失ってしまった人たち、すごくたくさんの人が、はかりきれない不安を抱えててつられて泣いてしまった。

中でも、避難勧告解除でふるさとに戻れるけど、戻った人の方が少ないから、維持費がかかる思い出の家の取り壊しを見つめる家の持ち主、
ふるさとに戻れたけど、前のように田んぼ農家がいとなめなくなり、田んぼがあったところには黒い袋がたくさん積まれてて、「暇だから...」と酒を飲み続けてしまう人 
そんな場面で涙が溢れた。

私なんもできてないや

きっとこの人たちは私よりも100倍も1000倍も
苦しくて、悩んで、寂しくて、それでも生きてるんだって

思った。


やっぱり一年に一回この日には、
3.11のことを思い出す。


それだけしかできない。
Yahooの検索はやったけど。それしかできない。


きっとやれることはもっとあるんだよ、若いし。
1年に1回くらいは自分と向き合う。
多くの人とも向き合って、
それで節電するでも、県産品選んでみるとか、
その地に行ってみるとか、
そんなんでいいかな。


そして、私は誰かのためにも
生きていきたい。それでいいかな。





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