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乗鞍岳 弾丸ツアー参加

 何年か前に阿夫利神社の奥宮に参拝する為に大山に登りました。
 頂上から見る景色、途中で見た富士山。思い切り疲れたのに何でこんな清々しいのだろうか、下山すると不思議とスッキリするのは、いったい何故だろう。
 上ってる時は、何でこんな計画たてたのか何度も後悔しながら、もう私には登山は合わない…何度も思って、上る度に思って、それでも又次の山をさがして、山の魔力にかかりました。

 それから、登山というにはおこがましいと思います。低山?もっと低い?登山じゃなくてハイキング…と、ツアーを探したり、時刻表とにらめっこしながら自分で計画立てたりして楽しんでいました。
年に7〜8回旅に出るのがここ数年の楽しみの1つではありましたが、今年に入って家庭の事情でなかなか出掛けられなくなりました。

 6月に紫陽花を観に行く目的で、駅から『仙元山』コースを選び美の山公園へと山の中を歩いて行きました。半年以上振りの体験は「やっぱり好き」を実感しました。

 それからは日帰りで行ける所を探し計画を立てることに夢中になりました。
 条件は
①日帰り
②下山入浴
③公共交通機関を使う
でした。
 なかなか、3つの条件に当てはまる場所って、限りがあります。
それでも、いくつか計画でき、いつか実行したいと思っています。

発見!

 その計画を立ててる途中、クラブツーリズムのサイトで『乗鞍岳・日帰り』というツアーに目がとまり、「え~っ、3,000m級日帰りできるの?」と疑問に思いつつ、直ぐ申し込んでしまいました。

出発!

 そして、当日朝5:15家を出て指定されたあずさ1号に乗る為に立川駅へ向い、無事、新宿駅から乗車した旅をご一緒するメンバーと合流。
 久しぶりのあずさは車両もきれい、座席もゆったりで居心地良かったです。
 
 松本駅でバスに乗り換え乗鞍岳畳平のバスターミナルへ向います。
途中までは上高地に行くまでの道のりと同じなので、4年前の旅を少し懐かしく思いながら到着。


バスターミナル

 さすがに、既に2,700mあるので、バスを降りるとひんやりして心地よかったです。
 今年は既に、お花畑の見頃が終わってしまったとかで、その絶景はお目にかかれず、お花を目的にする方は7月頃が良いそうです。
 各々持参した昼食をとった後、参加者全員で準備運動にラジオ体操をしたのですが、親子連れで参加していた娘さん、高校生かな、ナント、ラジオ体操知らない!というではありませんか。
もうびっくりです。こういうのジェネレーションギャップというのですかね
 さぁ、昭和世代は気を取り直して、剣ヶ峰へ出発です。

登山出発!

 肩の小屋までの道のりは、わりと平坦ではあるもののやっぱり、高度があるので息があがるのが早い。標高差300mあなどれません。

1番左の頂上が剣ヶ峰

 肩の小屋を出発して剣ヶ峰の頂上までは厳しかった。高山病にならないようにガイドさんの言う「吐くことに集中して呼吸してください」の指導に助けられた。
 岩場では一歩の足が思った以上に上がらなくて、なるべく小幅で歩ける道を選んでいきます。ガイドさんの指導は的確で感心しながらも、やっぱり何で上ってるんだかって後悔したり、コレって本当に『登山入門コース』なの?って、1人ブチブチ言いながら、途中の景色の美しさに感動する余裕もなくなりかけた時、山頂到着!
 1時間半の道のりを2時間かけて登りました。

 いつも同じ感想です
山の上って何で胸がいっぱいになるんだろ。
 山頂の神社に参拝して下山です。
岩が多いので、下山もひと苦労。でも、景色を見る余裕があるので、ひたすら感動しっぱなし、地球はすごいっ!
 16:00頃バスターミナルに着いて、そこから渋滞もあり2時間くらいかけて松本駅へ。

 帰りの電車まで1時間の自由行動。
私は、松本に来ると必ず立ち寄るお蕎麦屋さんで夕食をとりました。

弾丸ツアーの感想

 往路はあずさの始発1号で、復路はあずさの最終60号で、まさに弾丸でした。
松本駅からチャーターしたバスを利用しないと、この行程はムリですかね…ツアーに参加して正解でした。
 ただ、このツアーには下山後入湯が組まれていないのは残念。
松本駅すぐ近くに銭湯欲しいですね~と地元のガイドさんに訴えてしまいました。ごめんなさい。

 1人で登山すると言うと、周りの人に心配されてたけど、こういうツアーなら、1人参加でも安心です。
マイカーでは行けない所も行ける。
けっこう、楽しめます。
それと、もう一度行きたい所は練習にもなります。
 今は、日帰りしかできないけど、それでも日常を忘れて、充実した1日が送れて、ご機嫌になれるなら幸せです。

 お付き合いありがとうございました。


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