見出し画像

ゆうふうってすごくいい先輩後輩だよねって話(ゆゆゆ)

 友奈ちゃんって、風先輩のことすごく信頼してるし、大好きだよね。風先輩も友奈ちゃんのことを大切に思ってるし、いいなぁ、あの2人。って話です。

 ゆうふうって、初期はともかく最近ではあまり見かけないですよね? けど、けどだよ? 限られた描写の尊さは他カプに引けを取らないと思うわけですよ! そこを語っていきたいと思います。

 まずは第1話。なにも知らない状態で樹海に東郷さんと2人きりの友奈ちゃん。自分も不安で震えているのに東郷さんを励ます友奈ちゃんが健気かわいいんですが、今回それは置いときます。その後風先輩と合流して一目散に抱きつく友奈ちゃん。ここってすごくいいと思うんですよね。なにがって、これってこの段階だと友奈ちゃん目線風先輩は東郷さんと状況が変わらない(突然樹海に放り出された)可能性がある、というかそっち濃厚じゃないですか。なのに友奈ちゃんは風先輩には抱きついたんですよ!? 風先輩を見て安心しちゃったというか(目に涙を浮かべる友奈ちゃんかわー)、友奈ちゃんがどれだけ風先輩を信頼しているかが伝わってきた気がします。よい!

 それにその後、風先輩、友奈ちゃんに謝るんですよね。「黙っててごめん」って、危険な勇者の世界に巻き込んでしまったことも含め風先輩が気にするのは自然かと思います。それに対する友奈ちゃんの返しがこちら

「風先輩は悪くない!」

風先輩悪くないんだって!! いや、もちろん風先輩にも立場があるし、黙っていたのもみんなのことを思って、何より勇者を最終的に選んだのは神樹様なわけだから風先輩は悪くないとは思います。ただ、この友奈ちゃんの状況だとまた話が違ってくるかと思います。突然知らない場所に連れて来られたと思ったら目の前に化け物が現れて、先輩からは勇者について唐突なカミングアウト、正直恨み言の1つくらい言ってもバチは当たらないと思います。けど

「風先輩は悪くない!」

 風先輩悪くないんだよ! 自分的には、このシーンからも友奈ちゃんから風先輩への深い信頼が見えるかと思います。だって、だってですよ!? 友奈ちゃん、ここで「風先輩は皆のためを想って黙ってたんですよね」って台詞が入るんですけど、それってわからないじゃないですか? もしかしたら大赦からの指示だったかもしれないし、単純に言い出しづらかっただけかもしれない……。けど友奈ちゃんは〝風先輩がこんなに大切なことを黙っていた。ならそれは私達のことを想ってに違いない〟と疑うことなくそう受け取ったんですよね。それは決して友奈ちゃんがそういう性格だったというだけでなく、風先輩がこれまで友奈ちゃんに見せてきた先輩としての姿、培ってきた信頼の成せるものではないかと思います。ちなみに風先輩の説明で友奈ちゃんは勇者を受け入れてるけど、これも何気に友奈ちゃんだけな気が……東郷さんは1度拒否したし、樹ちゃんにとっては実姉、夏凜ちゃんはもともと勇者、この辺りからも2人の信頼関係が伝わってきますよね。

 あと、あまり触れられませんがこの2人って勇者部最初期メンバーのうち2人なんですよね。特にこのころは東郷さんが車椅子生活だったこともあるし、友奈ちゃんと風先輩が2人で実働部隊をすることも多かったんじゃないかなー、とか。それでなくとも中1っていうまだ中学生活になれてない1年間を一緒にすごした2人には本編から読み取れる以上の思い出とか、信頼関係があるんじゃないかなーって思います。

 まだまだ語りたいシーンがあったんですけど、思ってたより長くなってしまったのでこの辺りでやめときます。ゆうふうがもっと流行ってくれたらなーと思いつつ、今回はおしまい。だいぶゆうふう目線での語りになりましたが、そういう趣旨なのでご容赦を。もしここまで読んでくださった方がいましたらありがとうございました。失礼します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?