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キャッスルゴレム入門


1.ごあいさつ

こんにちは"ほんだ"と申します。だれやねんという感じですよね。京都でちょこちょこバトスピをやっています。

noteを書くのは初めてなので見づらいところもあるかもしれませんが、全文無料なので最後まで見ていってくれたら幸いです🙇‍♂️

さて、今回noteに書かせてもらった海賊キャスゴ(以後キャスゴ)というデッキですが、ワイルドバウトsummerの頃にかなり流行ったデッキなので、知らない人は少ないのではないかと思います。

その後も防御札のオーバースターが契約環境に刺さっていることによって長い間、環境の端っこに留まり続け、現在でもその位置をキープしているデッキタイプだといえます。

実際に私自身もキャスゴを使って多くの非公認大会で予選を抜けることができ、直近だと3/21の百鬼夜行大阪高槻でベスト4に入ることができ、同大会でリストを共有していたなんくん(Nann_Daitokuji_)も4-2のオポラインまで辿り着くことができたので、現環境でも十分に戦えるスペックがあるデッキだと言えます。

今回はそんなキャスゴについてデッキの基本的な回し方から現在の構築、また現環境での立ち回りについて紹介していこうと思います。

タイトルにもある通り「キャッスルゴレム入門」ということでキャスゴをあまり使ったことがない人にもわかりやすく説明しようと思ってnoteを書きました。
なので、もしかしたら、多くの人にとっては当たり前の話も多くなるとは思いますが、最後まで見ていってくれたら幸いです🙇‍♂️


2.デッキの回し方


まずはじめに、このデッキの1番大きな特徴として挙げられるのが、自分の盤面を能動的に強くできるカードはせいぜいホワイトジャックくらいしかなく、それ以外のカードは妨害札や防御札、そしてそれらを引くためのカードがほとんどであるというところです。
何が言いたいかというと、キャスゴは自分の強い動きを押し付けるデッキではなく、相手の動きに合わせて適切なカードをぶつけながら、ゆっくりとアドバンテージを稼いでいくデッキであるということです。なので対面知識は必須です。

その上で、ものすご〜〜〜くシンプルに回し方を説明すると

①ネクサスの足場を置いてシンボルを確保。

②置いた足場を利用して少ないコストでドローソースを回す。

③トラッシュにネクサスが2枚以上落とせたらホワイトジャックの効果でトラッシュからネクサスを配置。

④キャスゴを投げる。

といった感じになります。この動きをしながら、余ったコアで防御札を構えたり、相手の動きを妨害したりしましょう。

注意点として、ディスカードするときに、ドローソースとなるカードを破棄するのは控えるべき。という点が挙げられます。
キャスゴはデッキに入ってるドローソースを余すことなく使えばデッキを40枚全て掘ることができるというのも大きな特徴です。しかし、ドローソースとなるカードを何枚も破棄してしまうと、試合全体で見たときにデッキを掘れる枚数が減ってしまい、引きたかったカードを引くまでにデッキのドローソースが尽きてしまい負けることもあります。
とはいえ、手札に絶対破棄できないカードしかなかったら、ドローソースを破棄するしかありません。なので破棄してもいいカード(ネクサスなど)が手札にあるときや、そのターンのうちにどうしても手札に加えたいカード(防御札など)を引けてないとき以外は無理にドローソースを回さないようにしましょう。
次のターンのドローステップで手札の枚数を増やし、ゆとりを持って破棄するカードを選べるようにしてからデッキを掘りましょう。

たしかに、盤面のコア数的にはまだ動けるのにターンを返すのが歯痒い気持ちは分かりますが、ほとんどの試合において、このデッキが目指す盤面のゴールはキャスゴを2枚投げるためのコア9個と、ネクサス3枚という、全く高くない要求値となります。
むしろ、要求値が高くなるのは防御札とキャスゴをキープする、もしくは探しに行かないといけない手札リソースのほうなのです。


3.デッキリスト

直近の大会(百鬼夜行大阪高槻2023.3/21)で私が使ったデッキリストです。
40枚全てに自信がある100点満点の構築。超満足してるのですが(自画自賛)、人によって意識したい対面はさまざまだと思いますので、この構築を真似しろなんて全く思ってないです。参考程度でお願いします笑

あ、メビウスリング? 対戦ありがとうございました☺️


4.採用理由

青の世界

シク欲しい

書いてある効果全てが優秀です。表面の召喚時効果止め、転醒⇆根源回帰による場持ちの良さ、転醒時効果による創界神/スピリットの除去など、役割が多すぎます。

他のネクサスとの最も大きな差別化点として、転醒して自壊することによって、ホワイトジャックの効果でトラッシュから配置するネクサスを盛ることができるというところが挙げられます。そして、配置した青の世界をもう一度転醒させることで、さらに相手の盤面を除去することができます。

また地味に重要な点として挙げられるのが、自分のライフだけでなく、相手のライフが減ったときも転醒できるというところです。
勝ち方が基本的にデッキ破棄によるLO勝ちであるためか、キャスゴに対して相手のライフを一切削らず、デッキだけを破棄して勝つデッキ。という誤解をしてる人がたま〜〜にいますが、そんな縛りを己に科す必要はありません。相手の盤面に残したくないスピリットがいる場合は自分のターンでも青の世界を転醒させてどんどん除去していきましょう。
1枚でできることが多すぎるので3枚確定。

阿弥陀如来像

きもったまかーちゃん

ホワイトジャックの召喚時効果で配置したいネクサスNo. 1にして、相手が序盤からドローしてくるデッキであれば初動札にもなります。
1ターン目にオーバースターと一緒にセットして、返しのターンでバーストを開くことができた試合はよっぽどのことがなければ負けません笑
また、終盤にバーストとして伏せるとガブルシャック、グロウカイザーなどのアタック時で強制ドローするフィニッシャーを破壊する防御札にもなります。
このカードも使い所が多すぎる過労死枠。3枚確定

ヘファイストスの鍛治神殿
海帝国の秘宝

ダブルシンボルの手札保護ネクサス。これを1枚置くだけでドロソをフル軽減で打てます。

Lv2の効果が優秀な鍛治神殿のほうが優先度は高いので基本的には鍛治神殿から先にプレイしましょう。
ただし、海帝国の秘宝もLv2にするとカーティスのアタック時効果を2枚ドロー0枚破棄に変更できるというのを覚えておきましょう。あまり使いませんが、、、

対面知識のところでも書いてますが、環境に手札保護が必須になる対面が多いこと、そもそも初動カードとしても優秀であることなどを加味して鍛治神殿3枚+海帝国1枚の合計4枚採用。


オリンスピア競技場

Mark6カシウスの槍を止めるためのカードというのが1番大きな役割として挙げられるこのカードではありますが、アタックに1コア要求する効果もシンプルに相手の展開を遅くしてくれる他、オーバースターを割るために要求するコアを増やすことができるため優秀です。

ときどき、相手がオリンスピアを忘れてメインステップ中に効果でスピリットを召喚(ラヴァンダードや秘契約の神速など)してきますが、しっかりと指摘しましょう。

早く貼れるほど相手の展開を遅らせることができる上、Lv2効果が重複することによって複数枚来ても強いため
3枚採用。

龍皇海賊団 船長ホワイトジャック

ディズニーシーにいそう(偏見)

上記したネクサス全てをトラッシュ/手札から配置できます。基本的にはトラッシュから配置して、手札の枚数を増やしたいのですが、ドロソが引けてないときに手札のネクサスを配置して無理矢理デッキを回すこともあります。

ネクサスを触ってこないデッキに対してはゲーム中に1枚プレイできれば充分なカードですが、ネクサスを積極的に触ってくるデッキに対しては、常に手札にキープしておき、いつでもネクサスを再展開できるようにしておきましょう。

地味ですが、強襲2も相手のライフを削って青の世界を転醒させたいときや、ビートプランをかけるときなど、たまに使います。

3枚確定。

角仮面の巨人ドゥーガルド

大盛りシングル完食したコスケ(身内ネタです。すません)

3枚ドロー2枚破棄。はい。この時点で優秀です。これだけでも優秀なのになぜか、相手のアタックステップを飛ばす効果も持っています。ライフ3以下という条件付きとはいえ、この効果はキャスゴにとってお手軽にとれるエクストラターンということでとても重宝します。

血晶やストジーなどのアタックステップでしかネクサスを除去できないデッキに対してはドゥーガルドの効果でアタックステップを行えなくして、次のターン確実にネクサスが残る状況を作ってから、ホワイトジャックで一気に盤面を展開する。というプレイングをよく使うので押さえておきましょう。

ただし、本来はドロソとして使えるドゥーガルドをアタックステップを行えない効果で使うことによって、ドロソが止まってしまう場合は注意が必要です。ドロソを止めてまでアタックステップを行えない効果を使って良い場面は

①手札にキャッスルゴレムが揃ってる場面
②次のターンを確実に耐える手段がそれしかない場面

の2つだけで、他の場面では無難に他の防御札を構えるか、ドゥーガルドはドロソとして使うかしましょう

どう使っても強いので3枚確定。

異海巨人カーティス

フェニル許さないマン

 
召喚時効果で契約スピリットやゴッドシーカーなどのシンボルを消すことができ、青の世界と合わせることで後続の召喚/煌臨/転醒時効果も止められるので、序盤のテンポを掴めるカードと言えます。

また、ターン1効果なので召喚したターンは関係ありませんが、ドロー効果がアタック時にも発揮するというのも地味に優秀です。
カーティスが生きた状態でターンが返ってくると、次のターンから手札に少し余裕ができます。

ついでにLv2効果で青1色のスピリット限定ではありますが、火山やバチマンなどの効果をかわすことができます。

ドローソースとしてもそこそこ優秀である点と、ドゥーガルドのアタックステップを行えない効果を序盤から使いたい試合にも対応できるように起幻のスピリットカードを増やす必要がある点を考慮しての3枚採用。

選ばれし探索者アレックスrevival

そろそろバトラーズの景品変えません?

アタックステップ終了メタやバーストメタが環境に多いため、防御札としての性能は昔より微妙ですが、刺さる対面にはやはりとことん刺さります。
また、バーストで開いてから疲労させて1枚ドローすることで、実質的なデッキ圧縮ができるので、防御札としての活躍が見込めなくても次のターンで確実に開ける場面では伏せ得なバーストです。

疲労させてドローする効果は終盤の召喚時効果に対する誘発をどうしても踏みたくないときに限り、カーティスよりも優先度の高いドロー札になります。

トラッシュにある間一切の効果を受けないので、バタフライジャマーなどトラッシュを除外してくるカードを打たれても、ドゥーガルドのアタックステップを行えない効果を使うとき確実に参照できる点も優秀です。

とはいえ、バースト効果の刺さりが1番良かったストジーが環境から減ったことを考慮しての2枚採用。


ストロングドロー
マントラドロー
ストリームドロー

3枚引いて
2枚捨てるだけでも強いのに、、、
3コス以下を破壊🤔(さすがにやりすぎじゃない?)


青デッキではお馴染みのカードですね。1コストでデッキを3枚掘れるのはふつうに強すぎます。
デッキの回し方のところでも触れましたが、あくまで手札の質を上げるカードなので、捨てるカードがないのに無闇に打つのはやめましょう。
金雲対面など、目の前のスピリットを破壊しなければ敗北に直結する状況に限り、ストリームドローでストリームドローを破棄することもあります。

白晶防壁

これ強いですねえ

支払いにソウルコアを使用することでライフが1しか減らない効果がメインですが、手札に戻す効果も優秀です。盤面に残すと厄介なスピリットをバウンスできるだけでなく、マーラサミーズによる手札保護を外すために相手の手札の枚数を増やしたいときにも使えます。

白晶防壁を防御札として強く使える場面はどんなに多くてもゲーム中に2回であり、序盤に複数枚きても困るので2枚採用。

オラクルXVIIオーバースター

禁止制限やめてください

多くの対面が1ターン目にこのカードをプレイするだけで、仮死状態からのスタートになります。特に契約デッキにはだいたい刺さるので今の環境では入れ得なカードです。

ただし現環境にオーバースターのミラージュ効果が刺さる非契約のデッキが少なく、むしろ紫エヴァや赤白アマテラスのようなフラッシュ効果のほうが強い対面もあるので、非契約デッキと対面したら、何デッキかわかるまではディスカードもしませんが、ノータイムでセットすることもあまりしないようにしてます。

白晶防壁との違いとしてフラッシュ効果でアルティメットも触れるというのも押さえておきましょう。

絶対初手に持っておきたいので3枚確定。


キングスコマンド

このカードを採用してるリストは少し珍しいかもしれません。人によって枠の異なる自由枠だと思います。
現環境の速度にも対応するため、軽いコストで打てる防御札を入れたかったので採用するに至りました。

このカードの他と最も異なる差別化点として、コアは6個要求されますが白晶防壁やオーバースターでアタック中のスピリットをバウンスした後に打つことでライフを一切減らさずにターンを凌げることもあり、終盤でも役割を持てるというところが挙げられます。

さらにおまけでバースト効果もついているので紫エヴァや新光導など、確実にスピリット/ブレイブの召喚時効果を使ってくる対面に対しては伏せてドロー札としても使うこともできます。

不採用カード

マーラサーミズ神海都市

系統:蒼波を持っているためストリームドローで破棄して相手の盤面に干渉できる点、カウント4以下の間、相手の効果を受けない点のどちらも優秀な点ではありますが、1枚のリソースで2シンボル立てられることのアドバンテージの方が大きいと判断したため、ヘファイストスの鍛治神殿、海帝国の秘宝を優先的に採用しました。

また、蒼波にダブルシンボルのネクサスを除去する手段はありませんが、マーラサーミズ神海都市はリューマンポラリスによって破壊されてしまうので、相手に除去されにくいというマーラサーミズ最大の強みが、現環境最大母数の蒼波対面において、むしろ足を引っ張る要素となってしまってるのも不採用理由の1つです。

闇輝石六将 砂海賊神ファラオム

踏ませることができれば最強のバースト枠です。
ただ、ファラオムを踏んでくるシーンというのは、そもそも召喚/煌臨時効果を使わなければ勝てないところまで相手を追い込めてる試合であり、それ以外の試合ではバーストを伏せているだけで、相手はファラオムをケアして召喚/煌臨時効果を使わない立ち回りをしてきます。

もちろん一概にはいえませんが、終盤にも関わらず召喚/煌臨時効果を使わなければならないところまで追い込めている時点でファラオムに頼らなくても勝てる試合だと考えられるので不採用にしてます。

毒騎士ブリスター

最も大きな不採用理由は環境が早すぎるため、以前よりも序盤に引けたカードでどこまでアドバンテージを稼げるかが勝敗に与える影響が大きくなったように感じたからです。破棄メタが入っているデッキに対してのみ役割を持つブリスターよりも、幅広い対面で安定して活躍できるカードを少しでも増やしたかったため、他のカードに枠を譲りました。

またメビウスリングを無理なく入れられる代表的なデッキとして赤白アマテラスが挙げられますが、環境に少ないと判断したのも不採用の1つです。もう1つ破棄メタの代表格としてゴッドブレイクが挙げられますが、これも赤白アマテラスが環境に少ないことによって、入れてる人はいないだろうと推測しています。
ただ、赤白アマテラス対面は火山事故さえ回避できればメビウスリングを踏んだとしても、ブリスターで剥がしてからリーサルをとりなおすくらいには余裕を持って勝てる有利対面なので、赤白アマテラスがまた環境に帰ってきたら、この対面を落とすのはもったいないのでブリスターの採用も考えようと思います。



5.対面知識

先ほども回し方のところで少し書きましたが、キャスゴは相手に合わせて動くデッキなので対面知識に特に力を入れて書いてます。
もしよかったら最後まで見ていってください。

蒼波

五分

まず結論から言いますが、今の蒼波に対して先行1ターン目にオーバースターだけをプレイするのは最強の動きではありません。

こいつは何を言ってるんだと思っているでしょう。実際に私自身も蒼波に対してオーバースターを初手で置けたらほぼ勝ちの有利対面という認識をしていたし、少なくともケーニッヒシャックが入る前の形だった頃はオーバースターを初手で貼れたゲームは滅多に落とすことがなかったので、この認識は間違ってなかったと思います。

しかし非公認前の調整中に、ケーニッヒシャック型の蒼波に対してキャスゴ側が初手でオーバースターだけをプレイしてるゲームはすべて落としている。ということに気づきました。

そこで、まずはケーニッヒシャックが入る前の蒼波になぜオーバースターが刺さっていたのかを考えてみましました。

大きな要因として

①蒼波側に青軽減を取れる7コスト以上が少なかったこと

②早い段階でオーバースターを剥がせるカードを引けていたとしても、最速で剥がして、そのままリーサルをとるための要求値がかなり高かったこと

の2つが挙げられると思います。

しかし、ケーニッヒシャックの登場により、蒼波の構築が大きく変わり、オーバースターを剥がせるカードや、シャックに乗る強力な煌臨札の採用が増えたため、アントラーウミウシの連パンによってコアが増やされたり、ネクサスを何枚も貼られて軽減シンボルを確保されてしまうと、次のターンにはオーバースターを剥がされて、横にいるシャックにフィニッシャーが煌臨してそのままリーサルを取られる。といった展開が多くなったように感じました。
それに対してこちらはオーバースターをプレイするだけで1ターンを使っているので2ターン目から盤面を作り始める必要があり、その遅れを取り戻している間に相手のリーサルターンを迎えてしまうことが多いのです。
そのため、初手でオーバスターを貼ることができた試合を全て落としてしまったのだと思います。

もう少しわかりやすい言い方をすると、蒼波が早すぎるため、本来の動きをされてしまうと、オーバースターで遅延させた上でも速度に追いつけないことが往々にしてあるという話です。

結論として、今の蒼波に勝つためにはオーバースター等でただ単にライフを守るというよりも、ネクサスなどでこちらのシンボルを立てながら相手の動きに対しても妨害をいれることで結果的にライフも守る。というプレイングを意識する必要があるという答えに辿り着きました。

◎蒼波対面の先行1ターン目にプレイする優先度

1.オーバースター+バースト阿弥陀如来像
ここまで、オーバースターが蒼波に対してそれほど強くないという話をしてきましたが、阿弥陀如来像と一緒にプレイできる場合は別です。後攻1ターン目に阿弥陀如来像を開ければ、そもそも相手がオーバースターを割ってくるよりも早く、こちらの盤面を整えながら防御札を構えることができます。
また、現環境で契約カードがシャックであるなら基本的に蒼波だと考えて問題ありませんが、WBSやシャック系GSの可能性もあり、これらの対面にはオーバースターがあいかわらず刺さります。
序盤から手札が2枚減ることだけが唯一不安な点ですが手札を増やしてくるデッキに対してキャスゴ最強の動きであることに変わりはありません。
自論ですが1ターン目のスピッツァーは割り切りです笑

2.青の世界+バーストアレックス
青の世界の転醒時効果でアタック中のシャックを破壊すると、シャックによるスピリットのバースト効果を発揮できない効果が消えてアレックスを開けます。これにより、減るライフの数を確実に1で抑えることができるだけでなく、次のターンに2シンボル残った状態でターンが帰ってきます。
バーストのリューマンポラリスは裏目ですが、、、

3.オリンスピア競技場
Lv2効果でシャック2体のアタックを咎められ、ネクサス配置+シャックアタックの展開も阻止できます。
また、蒼波側がマーラサミーズ深海都市を引くまではカシウスを投げられなくなるので序盤に相手からの妨害を受けづらくなります。

4.青の世界
後続を破壊できるのでシャック2体のアタックを実質的に咎められます。青の世界をプレイしたのに後攻1ターン目にシャックが2体出てきたらバーストでリューマンポラリスが伏せられていると断定できます。

5.オーバースター
相手の妨害ができないため、シャック2体に殴られますが、後攻1ターン目にライフを2点取られる負け展開は阻止できます。

6.ヘファイストスの鍛治神殿、海帝国の秘宝
先行1ターン目だと鍛治神殿をLv2にできないため妨害効果は発動できませんが、シンボルが2つ立つので2ターン目からの動きがかなりスムーズになります。後攻1ターン目にライフを2点取られる可能性を残してしまうことさえ考慮しなければ、最強の初動といえます。

相手の契約カードがシャックで、手札にこれらのカードがあれば迷わず先行をとりましょう。
逆に初手で動けるカードがカーティスやドゥーガルドしかない場合には後攻をとりましょう。

2ターン目以降や後攻の動きは当然ですが相手がプレイしてきたカードによって変わります。ここに書いていたらきりがないため、割愛させていただきます。
質問があれば私のTwitter(hondapoke)までご連絡ください🙇‍♂️

また、基礎知識にはなりますが、蒼波側のマーラサミーズ深海都市で手札保護をつけられたらオリンスピア競技場の効果でカシウスを防げなくなります。
どうしてもカシウスを投げられたくないときは白晶防壁やオーバスターのフラッシュ効果で相手の手札を増やし、6枚以上にすることで手札保護を外せます。

フィニッシャーのガブルシャックが手札の防御札を縛る効果を持っているので、相手のリーサルターンまでに少し無理をしてでも必ず手札保護のネクサスを配置しておきましょう。
このデッキのネクサスはホワイトジャックの召喚時効果で配置することが多いのですが、蒼波対面での手札保護ネクサスは貼れてないことが負けに直結するレベルで重要なカードとなるので、ホワイトジャックにカシウスを当てられて計算が狂う可能性も考慮して、なるべく手貼りで配置したいです。

テラードファイズ

不利

先2後1で負けてしまうことも多いので、オーバースターやアレックス、青の世界などをしっかり構えましょう。

フェブラーニを残してターンを返してしまうと次のターンから毎ターンネクサスを除去されてしまうので、早いうちに青の世界の転醒時効果で除去したいです。なので1ターン目は青の世界を最優先で貼りましょう。

オリンスピア競技場の効果でカシウスによる妨害は防げるのですが、ラルヴァンダードによる手札保護がついていると、防げなくなってしまうので注意が必要です。

スピリットを残してターンを返すと、ファイズZ魔神の指定アタックでフラッシュを挟まずに負けてしまうので、中盤以降はスピリットを全て自壊させてターンを返しましょう。

オーバースターを貼ることができれば速攻で轢き殺されてしまう展開は阻止できるとはいえ、オーバースターを割るカードも多く採用されていて、ネクサスの除去手段も持っていることなどから総じて不利だと言えます。


秘契約

有利

エクレルモンキーの召喚/アタック時での重疲労にインクリースのミラージュ効果が重なるとネクサスの効果は消されますが、ネクサスを除去する手段は持ち合わせてはいません。そのため、こちらのシンボルが確実に残り、序盤のテンポさえ掴めてしまえば終始キャスゴ側が有利な状態で試合展開を進められます。

相手の構築にもよるとは思いますが、現環境の秘契約に対してはオーバースターやアレックスなどの防御札がしっかり機能する印象です。初手にこれらのカードを持っている場合迷わずセットしましょう。
それに対して、グリードベールやバタフライジャマーが採用されているリストもちらほら見かけるので、白晶防壁の防御札としてのバリューが少し低いです。
また、オーバースターやアレックスも刺さっているとはいえ終盤になればなるほど防御札としてのバリューは落ちてしまうカードではあるので、ライフが3以下になった瞬間、ドゥーガルドのアタックステップを行えない効果を使用して一気に試合を終わらせましょう。

また、オリンスピア競技場を置くとメインステップ中に効果でスピリットを召喚できなくなるので、相手のカウントの伸びを抑制できるのもポイントです。


緑GS

有利

緑GS側にオーバースターを超えるカードが少ないこと、ネクサスを触るカードが基本採用されていないことなどの要因から、オーバースターを貼れたら基本は負けない対面です。
ただ、ビャクガロウXによる2枚ハンデスで必要なカードを落としてしまうことが懸念点になります。手札保護ネクサスを貼れたら理想ですが、貼れるまでは盤面に貼るネクサスを1枚に抑えて、スピリットは全て自壊させた状態でターンを返しましょう。

血晶

微有利

この対面もオーバースターを貼れるだけでかなり有利に試合を進められます。逆にオーバースターを引かなければものすごい速さで轢き殺されます。

OC効果→召喚/煌臨時効果の順に解決です。1番重要。

フォールンハイドによってこちらのネクサスが全て除去されるので毎ターンほぼ更地でターンが返ってきます。対抗策として青の世界にコアを1つも置かずに立てておくことが有効です。
フォールンハイドの煌臨時効果が発揮する前に維持コアを上げる効果が発動するので青の世界を消滅→転醒させて、出てきたフォールンハイドの煌臨時効果を使わせる前にそのまま除去することができます。

また、血晶側がネクサスを除去できるのはアタックステップの間だけなのでドゥーガルドの効果でアタックステップを行えなくした次のターンにこちらのネクサスは一切除去されません。なのでドゥーガルドを使ったターンで一気に盤面を展開して次のターンにキャスゴを投げられるように準備しましょう。
ここでの注意点として、相手の盤面にフォールンハイドが残っていた場合、こちらのアタックステップでもネクサスの維持コアを上げる効果が発動するので、ケアをし忘れたらこちらの盤面がまた更地になってしまいます。全てのネクサスにコアをひとつずつ置いてターンを返しましょう。


ストジー

有利

この対面は火山負けが1番怖いので、契約カードでストジーを提示されたら、火山を貼られる前にまずは全力で手札保護ネクサスを探しに行きましょう。

また、オリンスピア競技場を置くと、サポートロボ・ピックによるストライクジークヴルムの踏み倒しや蘇生ができなくなるというのも必須項目です。

ストライク系統のカードはオバスタを割ってくる程度の存在ですが、本当にやばいのはこいつです。

ソウルコアしか乗ってないピックが殴ってきたら察し

ストジー対面はこのカードを引かれているか引かれていないかでゲームが大きく変わります。
こちらからクラルテに干渉する手段がない為、こいつが立った瞬間から毎ターンこちらの盤面が1〜6面消えていきます。やばいです。
さらに除去されたネクサスがトラッシュではなくデッキの下にいくので再展開もかなり難しくなります。
手札保護ネクサスが除去され、凍れる火山で詰むということも往々にしてあるので、余裕があったら手札保護ネクサスを手札にキープしておくか、手札にホワイトジャックを構えた状態でトラッシュに逃しておくかしましょう。

クラルテを除去したり妨害することは不可能ですが、せめてこの煌臨/アタック時の発動回数を最低限にする為に毎ターン、アレックスを伏せてターンを返しましょう。

毎ターンアレックスを伏せるメリットはもうひとつあります。それは毎ターンアレックスをふせてターンを返すと、どこかのタイミングで必ずライフが3以下になってターンが帰ってくるということです。
なぜなら、ストライク側が1度のアタックで4点以上を出すプランはエクリプトにクラウンソーラーをつけての3点に追加でOC8以上の効果で1点貫通するプランのみになり、ストジー対面ではキャスゴ側は基本的に殴るメリットが無いため、ストライクジークヴルムの効果でカウントが溜まらす、OC8を達成することはほぼ不可能といえるからです。また、アタックステップを終了できない効果を持つカードも私が知る限りストジーには採用されていません。

ライフが3以下になってターンが返ってきたらそのターンのうちにドゥーガルドのアタックステップを行えない効果を使いましょう。これを通すことが出来たら次のターンに相手はクラルテの煌臨/アタック時効果を使うことが出来ず、こちらのネクサスが確実に残るので、同ターンでホワイトジャックの召喚時効果を使用してネクサスを展開、次のターンにそのままキャスゴを投げて勝ちです。
ついでにヴィーゼルやカシウスが入っているリストもごくまれに見るので、ドゥーガルドでアタックステップを行えなくする直前にオリンスピア競技場を貼れたら理想です。

ストライク対面はこれを意識すれば
よっぽど引きが弱くない限り、何とかなります。


紫エヴァ

5分

初号機の連パンは青の世界の転醒時効果で確実に止まります。相手側もドゥーガルドのアタックステップを行えない効果をケアするためにライフを3以下にした状態でターンを返したくはないはずなので、序盤で青の世界を配置できたら、基本的に13号機の4〜5点プランに絞ってリーサルを取りにきます。

オーバースターのミラージュ効果はほとんど役に立ちません。同じく白晶防壁のソウルコアを支払いに用いることでライフが1しか減らない効果もシンクロ率∞によって無効化されてしまうので信頼はできません。
しかしバウンス効果で13号機の攻撃を防ぐことができるのでむやみにディスカードするのは控えましょう。というより、むしろお互いの盤面が出来上がったらキャスゴ側が何回オーバースターや白晶防壁のバウンス効果で13号機の攻撃を防ぐことができるかの勝負になります。

注意点として13号機はリザーブ/スピリットのコアを2個トラッシュに送ってきます。なので防御札を打つためのコアはネクサスに逃しておきましょう。また、Lv3効果で最大3枚ハンデスされてしまうので、手札保護ネクサスも最優先で貼りましょう。

 

夜族

5分

さまざまな構築があるため一概には言えませんが、基本的に夜族は4点で殴ってくるまでには少し時間のかかるデッキなのでその間にこちらも盤面を整えて防御札を構えましょう。

バーストのジャグラスジャグラーやスコルエンペラーを踏んでしまうと、こちらの盤面が一気に崩されたり、相手に大きなアドバンテージを与えてしまうので、相手側のバーストが貼られていないうちに、なるべくたくさんデッキを回しておきましょう。自分が大きく動きたいターンにバーストを貼られているか、いないかで勝敗が大きく異なります。

紫魔神の召喚時効果が強制なのでそのタイミングでバーストのキングスコマンドを開き、フラッシュ効果でアタックを止めるというプレイングも存在します。キングスコマンドはあまり読まれないので、このプレイングは割と通ります。しかし、ここでスピッツァードラゴンを当てられると逆に相手に対するアドバンテージを与えてしまうので、オリンスピア競技場の効果で防ぎましょう。

ゼーゲブラヒトの召喚時効果によってスピリットとリザーブのコアをトラッシュに送ってくるので、コアはネクサスに逃しておきましょう。
このネクサスにコアを逃すプレイングはゼーゲブラヒトのケアをできるのと同時にキャスゴの天敵となるラショウのLv2.3効果から足場のネクサスを守ることができるので有用です。

書かれてること強すぎて不安になる

また、ラショウがLv2を維持した状態でターンが帰ってきてしまうと、こちらのリーサルに必要なコアが増えてしまうので、あえて青の世界にだけはコアを1つしか置かず、ラショウのLv2効果が発動した瞬間に消滅→転醒させ、転醒時効果でラショウを処理するというプレイングも存在します。(青の世界にコアをひとつも置かなかった場合、ヴァンピーアヴォルクの効果でソウルコアを移動できず転醒できないこともあるので注意)

言うてもラショウの入ってないリストも多く、そもそも制限カードなので引かれないことのほうが多いのですが、ケアするに越したことはありません。


終わりに


冒頭でも言ったように、キャスゴは相手に合わせて動くデッキなので、自分の強い動きを押し付けるデッキに比べて、回してるときの爽快感はないと思います。
しかし、豊富なドローソースによって適切なカードを適切なタイミングで使うことが可能であり、使い方次第で強い動きを押し付けてくるデッキにも有利に立ち回ることができるとてもおもしろいデッキだと思います。

ということで今回はここまでです!!

初めてのnoteということもあり、文字数が無駄に多くなってしまい申し訳ありません🙇‍♂️そんな中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

もしよかったらTwitterのフォローもお願いします🤲
(@hondapoke)

noteを書くに当たって協力してくれた
なんくん(@Nann_Daitokuji_)、
ろーまくん(@Rome_Daitokuji)
への感謝もこの場をお借りして伝えておきます🙂


また私事にはなりますが、とてつもなく金欠で遠征費がないため、遠征に行くことができません🥺
大変おこがましいのですが、もし心の広い方がいらっしゃったら投げ銭お願いします🙇‍♂️🙇‍♂️


今まで私は非公認大会に合計8回キャスゴを使って参加しました。
気持ち程度ですが、投げ銭部分では今までの非公認で使ってきたキャスゴのリスト8つ全てとそれらを組むに至った経緯、使ってみての反省点を載せています。
もしよかったら見ていってください😌

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