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七夕の力を借りて、町に灯りを

昨年、『万場町七夕通り』という企画をしました。

万場町七夕通り

元は『ホコテンプロジェクト』という、名前の通り歩行者天国を町の中に作り、歩行者に優しい街を実験的に作る取り組みをしてみたい!という熱い想いを持つ人から湧き出してきた企画でした。

万場町商店街ほこてんプロジェクトの背景

山形県・最上地域の新庄市。商店街と呼ばれている通りは5つあります。
が実態としてはシャッター商店街になっていたり、住んでいる人はいるけれど商い数が減っているところが多いのが実態です。
#全国の商店街の現状
#商店街が必要とされなくなった時代背景
#まちづくりは人づくりというけれどインフラはとても大切

商店街というとアーケードなどのイメージがありますが、新庄駅前などは道路が2車線整備され、右と左のお店を行き来することが難しい設計になっています。
#駅前としては必要な整備だと思う
#バスや人の往来
#新庄まつりの山車が交差するには必要な大きさ
#もみの木型のオブジェは時間になるとお人形が出てきてお祭り奏でるよ

新庄駅前

その中で、万場町商店街が、市内の商店街と名がついている通りの中で、唯一道路整備がされず、センターラインのない道路の左右に肉屋・魚屋・八百屋・花屋・時計屋・金具屋・鉄砲屋・歯医者・美容室・呉服屋・子供服屋が並び、弊社で運営している喫茶店 のくらしがあります。

#駅から一番遠い商店街
#よろずの店が立ち並ぶ万場町

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photo by gatta web / https://www.okaze-gatta.jp/topic/5261

高度経済成長の中、都市開発が進み、公共道路の整備が進む中で、万場町エリアはいい意味でその発展の波にのまれ過ぎず、昔の街並みを残している地域でもあります。

そんな中、少子高齢化が進み、街に賑わいが生まれづらくなった今。
国としては、”ウォーカブルシティ”というキーワードを掲げ、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」づくりを推進しています。

世界の多くの都市で、まちなかを車中心からひと中心の空間へと転換し、人々が集い、憩い、多様な活動を繰り広げられる場へと改変する取組が進められています。
 これらの取組は、ひと中心の豊かな生活空間を実現させるだけでなく、地域消費や投資の拡大、観光客の増加や健康寿命の延伸、孤独・孤立の防止ほか、様々な地域課題の解決や新たな価値の創造につながります。

https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi09_hh_000052.html

万場町商店街ってそういう視点でみても、とても貴重な条件がそろっていて

・買い物できる店が歩ける距離で隣接している
・商店の周辺に住宅が複数ある
・昔の景観を残している建物も残っている
・商店街の人たちが仲が良い
・外ものを受け入れる気質がある(商売人の気質なのかもしれない)

そんなこともあって、有志のメンバーが
万場町商店街ほこてんプロジェクト!として立ち上がり動き出しました。

昨年は、まず実験的に七夕通りを復活!

スクリーンショット 2021-07-02 18.45.02


今年もまた『七夕』の力を借りて、町に灯りをつけたいと思います*

それに関連して、今年は学生たちが生配信にチャレンジしたり・・・

商店街にある創業153年になる小野鉄砲火薬店さんの空になった薬莢をこの企画に活かして、ワークショップを企画してくれたり・・・

いろんな実験が続きます・・・!!!


本当にみんな天才だなぁ・・・♪

私もがんばらなくては!!!!!!

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