何にも思ってないわけないんだよ

どうも、こんばんは。
世の中がこういう感じなので、あまりその話題に触れないでいようと思ってたの。

でもやっぱり、どうしても言わなきゃいけないなって思ったので今日はそれについて。

日々めちゃくちゃ考えてて言いたいことありすぎるからいつも以上に纏まってない。ただの独り言です。

まずは、平和な時にしかエンターテインメントは楽しめないというけれど、エンターテインメントは常に存在していていいと思っているし、エンターテインメントを提供する側はそれが生きるための仕事である。そんなことは、当たり前であるはずなのに、それを許せない人が一定数いる。それは結果的に天災ではなく、人災となる。

私は役者以外のお仕事の関係で3月の観劇はなるべく申し訳ないがお断りをいれていました。
本当は舞台の予定を入れてない今、アウトプット期間としてたくさんの人に会ったりワークショップや観劇行ったりするつもりだったんです。行きたいのは沢山あったし、劇場に行けないということは一つライフワークを行えないという状況で非常にストレスフルでした。私は演劇オタクだし、何より生の空気感のものが大好きです。舞台だけじゃなくライブや球場に行くことも好きで、とにかくリアルタイムでその場で感じる躍動感が好きなのです。

でも3月は仕方ない、我慢しよう。
しかし、4月は?5月は?

毎日流れてくるお知らせ。あるところは延期、あるところはDVD化、あるところは中止。仕方ないよね。でももしかしたら、その公演を機に役者を引退する人がいるかもしれない。もう2度と会えなくなるかもしれない。あと、これは個人の考えだけど、DVDって生で見て良かったから買う感覚があるので舞台の本当の良さとか面白さとかDVDだとあまり伝わらなかったりする。それから、公演ができないことによる負債で次の公演が打てない団体が出てくることもある。

決行するのも中止を決めるのも簡単じゃない。出来る限りの対策を尽くしたって人間なので100%なんて有り得ないんです。やるところは細心の注意を払っているだろうし、それが万全でないと中止を決断することもあるでしょう。

その上でやるのも、辞めるのも私は支持をする。

私だって明日は我が身だよ。ていうか国民全員明日は我が身だよ。

これは別に演劇だけ特別なわけじゃなくて、お客様を迎えて行う全ての仕事がそうで。
舞台業界、音楽業界、スポーツ業界、飲食業界、他にも全部が全部今危なくて、でも今私は演劇しか分からないからこういう書き方をしてるけど、どこも多分同じなわけで。

みんな明日には仕事出来なくなって、失業してるかもしれないんだよな。
スーツ着て会社に行く人だけが仕事してる人じゃないんだよ。

「中止しないなんて自分のことしか考えてない我が儘だ」

「食べられなくなったのなら、別の仕事につけばいいじゃないか」

と、とある演劇関係者のツイッターのリプライの中に見つけた言葉です。
それ、他の職種の人にも同じことを言えるんだろうか?自分の生活に必要じゃないからなくなっても構わないの?
そんなパンがなければお菓子を食べればみたいなことを言う人が平気でいることがただしんどくなってしまいました。

エンタメは、その人の仕事です。
ただそれだけは分かってほしい。

こうして、最終的に天災は人災になってしまう。

そんな中で私も出来る限りのことをしようと思いましたので、まず芸術家への補償を求める活動には軒並み賛同、エンタメを支える活動をしてる人への支援をします。署名活動等にも積極的します。とりあえず今できることをやらなきゃ、何も変わらないかもしれないけど、何か変わるかもしれないから。

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