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【VGC2019】2019EUIC12位 香港Regional 4位 BO3cup準優勝 レックゼルネアロー

YT(@YTpublic)です。最近は気分でyoutubeしていることもあります。

先日行われました日中韓交流戦の動画もありますので、興味のある方はチャンネル登録してもらえればと思います。

時間無い人は見出しに☆が付いているものだけ読んでもらえればいいです。



構築経緯

JCSで普通に抜けボーダーを超えるもサンでの某事件により名前ban

海外大会で世界大会権利を取れるルートがあること自体は分かっていたので、オーストラリアへの移籍を決意し、4月末のICで一気にCPを稼ぎワシントン行きを目指すことに

2016及びサン・ムーンでもほぼゼルネしか使っていなかったでゼルネしか使う気が起こらず、アカヌマ(@akanumaVGC)とさしす(@sasisu_memo)がレックゼルネアローヌケニンを使用していた為、そちらをベースに組み立てることに

☆レックゼルネを組んだ経緯 byアカヌマ

はじめに、ウルトラルールは「グラードン+ゼルネアス」、「レックウザ+ゼルネアス」を中心とした環境になるだろうと思い、この二つにに不利を取らない「レックウザ+ゼルネアス」を選択しました。
VGC2016の「レックウザ+ゼルネアス」を何個か見て、この組み合わせのコンセプトは、ゼルネアスで「ジオコントロール」をした後にレックウザの「しんそく」と合わせて相手のポケモンをなぎ倒していくことだと理解し、そのコンセプト通りに組み始めました。

まず、ゼルネアスがジオコントロールを安定してするために一番都合のいいガオガエンを採用。
これで基本選出が、先発ガオガエン+ゼルネアス、後発レックウザ+あと一体となりました。
この三体だけだときついのが、「ジオコントロール」のターンにゼルネアスを削られて、レックウザの「しんそく」等の先制技圏内に入れられることだったので、最初は「じょおうのいげん」で相手の先制技を無効化できるアマージョの採用を考えてました。
しかし、アマージョでは先制技を打ってくる仮想的の「レックウザ+ゼルネアス」に「てだすけ」や「フェイント」しか出来ず、腐ってしまうことが多いと思い考え直しました。
アマージョが弱かった点は自身が攻撃に参加できなかったことなので、攻撃ができて先制技を防げるポケモンを探しました。
そこで見つけたのが「ファストガード」持ちのファイアローです。
他の「ファストガード」持ちのポケモンと差別化した点は、「はやてのつばさ」により、先制技が打てるのでPTコンセプトとマッチしている点と、先制で打てる「おいかぜ」により、相手の「おいかぜ」を切り返せる点の二点を重視しました。
これで基本選出の四体ができました。

次に、基本選出では倒せない相手を割り出しました。
主に「カプ・テテフ入り(ウルトラネクロズマ)」、「ルナアーラ軸」、「クロバット+カイオーガ」、「ドータクン軸」の構築です。
カプ・テテフには、特性の「サイコメイカー」でサイコフィールドをはられ、先制技を無効化されてしまいコンセプトが崩壊してしまうので、サイコフィールドを上書きできる他のカプ系三体が必要強いだと思い、このPTに一番合っているカプ・レヒレを採用しました。
カプ・レヒレに「こごえるかぜ」を採用することで、クロバット系統のPTに対しても戦えるようになりました。

残りの一体で「ルナアーラ軸」と「ドータクン軸」を対策しなくてはいけなくなり色々考えましたが、汎用性がありサイクルにも介入できるポケモンがいなくて頭を抱えていました。
そこで、せっかくカプ・レヒレを採用しているのだからヌケニンに「みずびたし」をして詰めるギミックで使えばいいのではないかと思い、ヌケニンを採用。

レックウザ、ゼルネアス、ガオガエン、ファイアロー、カプ・レヒレ、ヌケニンの六体でPTが完成しました。

☆【個体解説(JCS予選)】byアカヌマ

Rayquaza-Mega @ Life Orb
Ability: Delta Stream
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 Atk / 252 Spe
Naive Nature
- Dragon Ascent
- Extreme Speed
- Earth Power
- Protect

「ガリョウテンセイ」:メインウエポン。威嚇をかけられていない状態なら、ほとんどの等倍相手に8割以上入ります。1段階下降補正でも等倍相手には、ゼルネアスのジオコントロール後のダブルダメージマジカルシャインと合わせれば大体落とせます。
「しんそく」:ゼルネアスやファイアローと合わせて相手を上から制圧していく時に使います。主な仮想敵は、ゼルネアスやクロバット等です。
「だいちのちから」:ゼルネアスでは制圧しきれないグラードンや鋼タイプへの打点として採用。いのちのたまを持っているので、特殊耐久に厚く割いているグラードンもゼルネアスのジオコントロール後のダブルダメージマジカルシャインと合わせて落とせます。
「まもる」:特に言うことはなし。強いて言うなら、レックウザを守らせながらガオガエンでじならしをして、相手のウルトラネクロズマを抜く動きがめちゃくちゃ強かった。

Xerneas @ Power Herb
Ability: Fairy Aura
Level: 50
EVs: 4 HP / 4 Def / 244 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Moonblast
- Dazzling Gleam
- Geomancy
- Protect

最速の理由:この構築での相手のゼルネアスの対策は、初手にゼルネアスでジオコントロールをし、ガオガエンの引き先からレックウザやファイアローを出して上から制圧することなので、同速に勝てた方がアドバンテージが大きいと判断したためです。

技は特に説明することなし。

Talonflame @ Flyinium Z
Ability: Gale Wings
Level: 50
EVs: 252 Atk / 4 SpD / 252 Spe
Jolly Nature
- Brave Bird
- Flare Blitz
- Tailwind
- Quick Guard

「ブレイブバード」:火力全然ないです。この技が打てる時は大体勝ってます。技の使用の優先度はZ技≧追い風>ブレイブバードくらいなので。
「フレアドライブ」:テッカグヤ、ドータクン等の鋼メタで入れた技。サイコフィールド下で打てる。晴れ下で打てるとVGC2016を思い出す。
「おいかぜ」:当初は、ゼルネアスがジオコントロールをしているターンに相手に追い風を打たれた時の切り返しとして採用したが、レックウザを通すプランで使うことが実際は多かった。
「ファストガード」:この技があるおかげでレックゼルネミラーは負けませんでした。

この三体は主軸なので、今後も調整や性格以外は変わることは無いです。

Incineroar @ Assault Vest
Ability: Intimidate
Level: 50
EVs: 244 HP / 188 SpD / 76 Spe
Careful Nature
- Fake Out
- Flare Blitz
- U-turn
- Bulldoze

S:追い風下で最速カミツルギ抜き

「じならし」:カプ・レヒレが安全に味方のヌケニンにみずびたしを打つための盤面作りに使うため採用。

素早さを上げている理由:JCS予選のルールでは吠えるガエンが流行ると思い、相手のガオガエンより早く行動してねこだましを打つことでゼルネアスのジオコントロール後のムーンフォース耐え調整を崩すことが出来、相手のゲームプランを崩壊させられるので同速が発生しないラインまで上げた。

Tapu Fini @ Tapunium Z
Ability: Misty Surge
Level: 50
EVs: 236 HP / 204 SpD / 68 Spe
Calm Nature
IVs: 0 Atk
- Nature's Madness
- Icy Wind
- Soak
- Protect

S:-1ウツロイド抜き

「しぜんのいかり」:暇な時に打ってレックウザのガリョウテンセイ圏内に入れたりします。
「こごえるかぜ」:カプ・テテフ+ネクロズマに対して出した時に、こごえるかぜを入れながらガオガエンでとんぼがえりをしレックウザを出すことで、相手のスカーフテテフとウルトラネクロズマを縛ることが出来ます。
また、クロバット入りはレックウザ以外打点がないことが多いので、相手のおいかぜターンが切れるまでこごえるかぜを連打し、切れた後にレックウザで制圧するプランでも使いました。
「みずびたし」:基本99%ヌケニンに打ちますが、れいとうビームで縛られてるレックウザに対して打つことで延命させる時にごく稀に使いました。
「まもる」:相手のポケモン2体からの上からの集中を守りながら、隣のガオガエンでとんぼがえりやじならしをする時に使います。何故か流行ったウツロイドに対してまもりながらじならしをし、ガオガエンをヌケニンに引きながらみずびたしをすることで水ヌケニンが倒せずゲームエンドなんてことがよくありました。ヌケニン+みずびたしというコンボがヘイトを集めやすいので、守れるのはマッチしていたと思います。

Shedinja @ Focus Sash
Ability: Wonder Guard
Level: 50
EVs: 252 Atk / 252 Spe
Adamant Nature
- Shadow Claw
- Shadow Sneak
- Toxic
- Protect

S:最遅ルナアーラ-1

「シャドークロー」:メインウエポン。通りのいいシャドークローで削りを入れて、レックウザのガリョウテンセイやだいちのちから圏内に入れる動きをかなりした。
また、カプ・レヒレのZしぜんのいかり後に黄昏ネクロズマを倒すのにかげうちではダメージが足りないので必須。
「かげうち」:主に、カプ・レヒレのZしぜんのいかりを打ったルナアーラやウルトラネクロズマに対して打つ役割。
相手の襷削りや調整づらしに使うこともあった。
「どくどく」:ヌケニンへの打点をなくして詰めるプランを取る時に使う。
この技がないと3vs1で残った時に上手く回され、ヌケニンのPPがなくなってわるあがきで負けてしまうことや、威嚇を回されてAが落ちたヌケニンVSグラードンで相手のグラードンのPPが切れてわるあがきで倒されてしまうことがある。
また、水ヌケニンミラーにおいてないと勝てない。
「まもる」:相手のポケモンがカプ・レヒレより速くてヌケニンに打点を持っている場合に、ヌケニンがまもりながらカプ・レヒレでこごえるかぜを打って素早さ順をカプ・レヒレ>ヌケニンに打点のあるポケモンにし、次のターン相手のポケモンより先にヌケニンにみずびたしをし、打点をなくす時に使うので必須。

【JCS予選〜EUICまでの変異】

実際にJCS使って、レックウザゼルネアスファイアローガオガエン(画像)の4体の選出はパワーが高く、ヌケニンギミック(みずびたし+ヌケニン)は不一致でんき、くさ技が飛んできたりと事故の原因であると気づきました。
また、仮想的であった「カプ・テテフ+ウルトラネクロズマ」に対してもカプ・テテフの「ちょうはつ」や後発ネクロズマ等で簡単に対策されてしまい役割を遂行できてなかったので、ヌケニンギミックを外そうと思いました。
加えて、会場予選では持ち時間制等ヌケニンギミックのプランには逆風だったことも外そうと思った要因の1つです。

JCS予選後の環境で、レックウザゼルネアスファイアローガオガエンの基本選出で勝てない相手は、「カプ・テテフ+ウルトラネクロズマ」、「重力催眠(カプ・テテフ+ルナアーラorクロバット+ミュウツー)」、「ドータクン+カイオーガのトリックルーム」、「ルナアーラ+カイオーガ」辺りでした。

「カプ・テテフ+ウルトラネクロズマ」、「重力催眠」に対しては、やはりカプ・レヒレでの対策が1番いいと思い、BO3でも選出できる汎用性のある型に変更して採用。

残りの「ドータクン+カイオーガのトリックルーム」、「ルナアーラ+カイオーガ」のカイオーガ軸に対しては、特殊ポケモンで固められていることが多いので、ジオコントロールゼルネアスを通すのがいいと思いゼルネアスをサポート出来るモロバレルやピッピが候補に上がりました。

モロバレルのメリットは、自らカイオーガを殴れる、相手が催眠対策をしてなければ「キノコのほうし」でeasywin出来る、デメリットは、カイオーガの「れいとうビーム」がキツい、サイコフィールド下のルナアーラの「サイコショック」でワンパンされる等です。
対して、ピッピのメリットは、特性「フレンドガード」で味方の耐久を上げることが出来る、「いやしのはどう」を覚える、ぼうじんゴーグルを無効化できる、デメリットは、ゼルネアスと弱点が同じ、自分から相手に攻撃できない等です。

BO3というルールでは何よりも汎用性が大事なので、柔軟にプレイ出来るモロバレルに軍配が上がり、モロバレルを採用してレックウザゼルネアスファイアローガオガエンカプ・レヒレモロバレルに構築が決まりました。

☆個体解説(EUIC) ここから全部YT

Rayquaza-Mega @ Life Orb
Ability: Delta Stream
Level: 50
EVs: 252 Atk / 4 SpA / 252 Spe
Naive Nature
- Dragon Ascent
- Earth Power
- Extreme Speed
- Protect

特に変更点なし。

Xerneas @ Power Herb
Ability: Fairy Aura
Level: 50
EVs: 4 HP / 44 Def / 204 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Moonblast
- Dazzling Gleam
- Geomancy
- Protect

H-B:A232いのちのたまメガレックウザのガリョウテンセイ耐え

BO3を意識して防御方面の耐久を多少上げました。

Talonflame @ Flyinium Z
Ability: Gale Wings
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 Atk / 252 Spe
Jolly Nature
- Brave Bird
- Flare Blitz
- Tailwind
- Quick Guard

特に変更点なし。

Incineroar @ Assault Vest
Ability: Intimidate
Level: 50
EVs: 252 HP / 28 Atk / 4 Def / 124 SpD / 100 Spe
Careful Nature
- Fake Out
- Flare Blitz
- U-turn
- Low Kick

S:追い風下メガレックウザ抜きガオガエン(S92)を抜く為に実数値93
耐久:A177(-1)メガガルーラの「ねこだまし」+C201ゼルネアスの「ムーンフォース」耐え
「けたぐり」:ツンデツンデの処理手段を増やすために採用。レックウザがいなくてもゼルネアスの技と合わせて落とせるようになった。大体の禁伝へ威力120で入り地味につよい。

ヌケニンギミックを抜いたためじならしが必要なくなり、その枠で構築単位でキツいツンデツンデへのメタ技を入れた。

Tapu Fini @ Wiki Berry
Ability: Misty Surge
Level: 50
EVs: 252 HP / 52 Def / 4 SpA / 196 SpD / 4 Spe
Calm Nature
IVs: 0 Atk
- Scald
- Nature's Madness
- Haze
- Icy Wind
D:C147カプ・コケコの「10まんボルト」Z耐え
B:ゲンシグラードンの「だんがいのつるぎ」を2回耐える確率を上げる為に残り
ウイのみ:Zだと「くろいきり」を打つことしかできなかったりした為
「ねっとう」:グラードンの処理手段を増やすために採用。ねっとうがあると相手のグラードンの動きを抑制出来るので、レックウザと組み合わせるならBO3では必須技だと思っている。
「こごえるかぜ」:カプ・テテフ+ネクロズマに対して打ち、レックウザで制圧できる盤面を作るために採用。
「くろいきり」:ゼルネアス入りへの選出を増やしたかったので採用。ファイアローが出しにくいテテフ入りのゼルネアスに対して立ち回りやすくなった。
「しぜんのいかり」:ガオガエンを出しながらゼルネアスにこの技を打つことで、万が一相手のゼルネアスが「ジオコントロール」以外を押してもアド損しないで済む

Amoonguss @ Iapapa Berry
Ability: Regenerator
Level: 50
EVs: 244 HP / 92 Def / 172 SpD
Sassy Nature
IVs: 0 Atk
- Rage Powder
- Spore
- Grass Knot
- After You

B:A136ガオガエンの「フレアドライブ」確定耐え
「おさきにどうぞ」:トリックルーム下でキノコのほうしを打てない時に、主に味方のジオコントロールゼルネアスに対して打ち奇襲する。ゼルネアスのジオコントロール後のムーンフォースを2回受けられるポケモンが少ないのでトリックルーム軸相手には、この技だけで崩壊することが多い。
「くさむすび」:ゲンシカイオーガへの打点を意識して選択

☆【選出・立ち回り】


BO3前提で書きます。
先発ガオガエン+ゼルネアス 後発:レックウザ+ファイアロー(基本選出)
出す相手
・ゼルネアスミラー全般
・クロバット+レックウザ+カイオーガ構築(全試合これでOK)
・その他明らかにこの先発が通る相手
①ガオガエン+ゼルネアスの先発に対して
初手「ねこだまし」(ガオガエンに打つことが多い)+「ジオコントロール」が殆ど
2T目はガオガエンに「ムーンフォース」、ゼルネアスに「フレアドライブ」が多い
(後ろがレックウザとファイアローなので相手のゼルネアスを削っておく方が良い)
ゼルネアスが残り続けるとファイアローの「ファストガード」であらゆる先制技を止められるのでそのまま試合が終わることも多い
また、その他相手の先発が「ボーマンダ+ゼルネアス」や「グラードン+ゼルネアス」などの場合も「ねこだまし」はゼルネアスでない方に打っておいた方が「ほえる」をケアできる。
(相手がそもそもレベルが高そうな相手の場合はゼルネアスでない方を守らせながらゼルネアス方向からガオガエンを出し、次のターンに「ねこだまし」+「ほえる」をしてくるので、それをケアした行動を取るのがコツ)
②クロバット+1の先発に対して
+1がガオガエンでない場合は初手「とんぼがえり」→ファイアロー出しで2T目追い風
この際、ゼルネアスは「ムーンフォース」を押すのが無難
ガオガエンの場合は大抵こちらのガオガエンの方が早いこともあってこのプレイングはできない為、ファイアローのHPが削れないような立ち回りをしながら、
A:ファイアローの「おいかぜ」
B:相手の追い風最終ターンor追い風無しの時にメガレックウザの「しんそく」でクロバットを倒せる状態
のどちらか持ち込めばOK
また、レックウザが死ぬと相手の鋼枠が倒せなくなるので、相当大事に扱う

先発ゼルネアス+カプ・レヒレ 後発ガオガエン+レックウザ
出す相手
・ゼルネアスミラー全般
・カプ・テテフ入り全般(最も厳しい相手)

①先発ガオガエン+ゼルネアスの先発に対して
初手は相手のゼルネアスにカプ・レヒレの「しぜんのいかり」をしながらガオガエンを出す
「ジオコントロール」されても、2T目に「ねこだまし」+「くろいきり」でケア

②先発カプ・テテフ(こだわりスカーフ)+ネクロズマの先発に対して
「マジックルーム」もある為、絶対勝てる選択肢は存在しない。主な選択肢は
A:「ジオコントロール」しながらガオガエン出しで2T「ねこだまし」
(「マジックルーム」+「フォトンゲイザー」orゼルネアス集中で負け)
B:ゼルネアス「まもる」+カプ・レヒレ「こごえるかぜ」
(ネクロズマが守るとかなり厳しい)
このどちらか。Aが通れば流石に勝ちだが…

先発ガオガエン+ゼルネアス 後発レックウザ+モロバレル
出す相手
・「トリックルーム」入り全般
・鋼(クチートやドータクン等)入りパーティ
基本的な立ち回りは変わらないが、モロバレルでサポートを入れる
「おさきにどうぞ」がないとぼうじんゴーグル持ちやカプ・レヒレで詰むので、絶対に必要

先発ガオガエン+レックウザ 後発ゼルネアス+モロバレル
出す相手
・ゲンガー入り(主にイベルタル+カイオーガ)
ゲンガーを倒せるポケモンがレックウザしかいない為この先発に。
基本的に1戦目は相手のゲンガーの技を割りに行き、
「ちょうはつ」がない→モロバレルで相手の技を吸うプラン
「みがわり」がない→レックウザで相手のゲンガーはすぐに倒せる
という風に2戦目以降どう立ち回りか決めることになる。
ゲンガーメガシンカ守る+ガオガエン出しを読んだり、ある程度読みが入るマッチング

☆僕がゼルネしか使わない理由

①立ち回りでメジャーな構築にはすべて5分以上取れること

②ジオコンでSが上がっていることで勝ちルートに入ると運ゲもなく勝ちになりやすいこと

③経験則によるミラー及び不利局面での打開への自信

GSは他のルールと違い、交代をすることのリスクがでかく、それを読むことによる利益も滅茶苦茶デカイです。そのため、構築に入れる6体・選出する4体はできるだけ交代しなくても良い選択肢を持っていることが重要だと感じております。まあこれはGSじゃなくてもそうですけどね。さて、今紹介した6体に頻繁に素引きを強いられるような脆弱なポケモンはいるでしょうか?(蜻蛉は後出し技なので素引きとは全く違います)

正直GSに関してはゼルネの経験多すぎてミラーの立ち回りで負ける気しないんですよね。じゃなきゃバケモンあんなに粉砕できない

構築(BO3cupの形/SD format 解説は下記)

Rayquaza-Mega @ Life Orb
Ability: Delta Stream
Level: 50
EVs: 252 Atk / 4 SpA / 252 Spe
Hasty Nature
- Dragon Ascent
- Earth Power
- Extreme Speed
- Protect

Xerneas @ Power Herb
Ability: Fairy Aura
Level: 50
EVs: 4 HP / 44 Def / 204 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Moonblast
- Dazzling Gleam
- Geomancy
- Protect

Incineroar @ Assault Vest
Ability: Intimidate
Level: 50
EVs: 252 HP / 4 Atk / 108 Def / 124 SpD / 20 Spe
Careful Nature
- Fake Out
- Flare Blitz
- U-turn
- Snarl

Tapu Fini @ Wiki Berry
Ability: Misty Surge
Level: 50
EVs: 252 HP / 52 Def / 124 SpA / 76 SpD
Sassy Nature
IVs: 0 Atk / 9 Spe
- Scald
- Nature's Madness
- Haze
- Light Screen

Amoonguss @ Iapapa Berry
Ability: Regenerator
Level: 50
EVs: 244 HP / 92 Def / 172 SpD
Sassy Nature
IVs: 0 Atk
- Rage Powder
- Spore
- Grass Knot
- After You

Talonflame @ Flyinium Z
Ability: Gale Wings
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 Atk / 252 Spe
Jolly Nature
- Brave Bird
- Flare Blitz
- Tailwind
- Quick Guard

なお、香港ではグラネクガンメタでサメハダーを使いましたが、一切選出できずマジで意味なかったので、カプ・レヒレにすべきです。

☆BO3cupの構築形に関する追記

ガエン: オーガとルナに対してはバクアの方が上なのでそのように変更しました。また、Sに関してはトリル下でガエンの蜻蛉⇒レヒレの水技でグラードンを破壊するギミックを仕込む為に7月以降はSを83に設定いたしました。

レヒレ: 環境が進むにつれてトリルを意識する必要も出てきた為、夏シリーズよりSD textの形に変更しました。ただ熱湯は火力が足りず秋シリーズでハイポン水Zに変更する要因に…

☆参考動画

①2019 Pokémon Europe International Championships: VGC Day 2 Round 12 David Mizrahi Vs Yuya Tada

1試合目 怒り外した時どうするかと思いましたが、その後上手くいなしきりましたね

2試合目 2Tのように、トップクラスでは相手の集中を守り、相手の守ってない方向に集中するくらい日常茶飯事です。

インタビューでも言いましたが、本来このマッチは厳しいはずでしたが、グラードンが出てこない舐めプにより普通に勝ってしまいました。なのでそんなに記憶が無いのです。

この時点で残り2Rで1勝でもすればよいと20OCICと同じ状況になっていたのですが、まさかの連敗でトップカット逃して日本人初の偉業が10ヶ月遅れる原因に…(この状況に持ち込めてる人自体まだ僕しかいませんが)

②Swiss6 Wu Chen VS Tada Yuya VGC2019 HK Regional Championships

1試合目 相手の構築がゼルネ舐めすぎててレッドカード持ちモロバレルが交代で出てくることを確信していたので、引っかかりませんでした。次のターンも粉を確認してきっちりシャインでグラを削りながらレッカに触りました。そしてアローレックの集中という絶対相手が読めない択でマンダをしばいて終了

2試合目 相手が序盤で意味不明の行動。2T・3Tの僕の行動が理解できない人は死ぬ気でポケモンして下さい。(レッドカードケアです。)

③【ポケモン】Bo3cupsummer YT vs カ・エール【WCS2019】

レックゼルネの天敵であるはずのソルレックが相手

しかも相手は全国連覇で明らかに世界最強クラスの実力のカ・エール

なのになぜ試合時間が31分あるのか(スト負けだけどね)

一つ考えていたことは、ソルガレオが死ぬとゲームがひっくり返ることをお互いが理解していることを利用して一点読みを連発することでした。

これを見れば「立ち回り」「読み」が分かると思います。


実績

これ読む時点で殆どの人は知ってそうですが、念の為僕のGSの実績です。

(2016)
バトルロードグロリア全国・大正義オフを含めて、年間5回オフ優勝(暴利)
(2019)
日本はサンとウルトラ抜け。ムーンもボーダー-5くらい
Europe International Championship 12位(この大会のみでNAICのStipend確定して旅費全額バック)
Hong Kon Regional 4位(この2大会のみでWCS 2019 Day1出場権獲得、旅費全額バック)
まあ2019は日本予選も出てたので除外されましたが。
Latin America International Championships 8位(日本人初ICトップ8)+メンツほぼ同じのMSSで優勝(1週でWCS 2020 Day1出場権獲得しつつOCICのTravel Award獲得、旅費の倍のお金がバック)
Singapore久しぶりにRegでCP取り逃したと思ったらMSS準優勝+PC優勝でケア
Malaysia Regional 3位(準決勝はフライトの関係で辞退)

東南アジアで200CP稼いだおかげでOCIC5位と合わせてさらにTA分35万もらいました。TPCiのお金で海外旅行しまくるの最高だね。

ということで、2016も2019も自費一切出さずに色々旅行できるくらいに勝ってました。1年で7カ国行ってる社会人冷静に頭おかしいのでこれも別途記事にしたほうが良いかもしれない



今後の予定としては

オーガゼルネ(第2回 BO3 cupで使用)

ネクロゼルネ(各MSS・PC/マレーシアで使用)

レックゼルネ(LAIC使用構築)

と書く予定です。使った時期が逆転しておりますが、作った順番はこの通りなためです。

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