一人で頑張りがちなお母さんのための、子育てがもっと楽しくなる7つのヒント

~心細くなった時、投げ出したくなった時に大丈夫と思えるヒント~


保育士のToshikoです。

今日は、療育に携わる保育士でもあり、二児を育て上げた私が、核家族で、あるいは一人で子育てで奮闘中の皆さんに、子育てする中で、心細くなった時、投げ出したくなった時、大丈夫と思えるヒントをお届けします。


新しい命がやってきた。さあどうする?

子供が自分のところにやってきてくれた。壊れそうな小さな小さな者に初めて出会ったドキドキと、言葉のやり取りのできない心細さと、たくさんの思いが錯綜しますね。ご主人が遅かったりすると、大人との会話の無い時間がつらいこともあります。
泣き止まないと、さあこれはどうしたことでしょう。あれかな、これかなと、思案してしまったり、わかんない!と放り出したくなるかもしれません。
それでも、スヤスヤと寝ている寝顔を見ると、自然と笑みがこぼれて、しあわせを感じてみたり。もう一日の中で、気持のアップダウンも、体の消耗の仕方も、今までものとは、違ったものを感じるようになりますね。子育てすると一度はこんな体験することがあるのではないでしょうか。そうなのです。

いろいろあったそんな日も、そうでない日も、丸ごとそれでいいのです。


問題その1 がんばってしまう

そうは言っても、現実問題、日中は一人で育児をすることになる。あるいは仕事との両立で、バタバタとすることが多く、どうしてもお母さんには負荷がかかりがち。この頃はお父さんとの共同作業での子育ても市民権を得てきているようですが、おっぱい時期の赤ちゃんは、どうしたって、お母さん頼りですからね。保育園からの帰り道も、話したいことがいっぱいです。家での忙しそうな気配も敏感に察して、拡声器のように反応してぐずってしまうこともしばしば。
家事の細々したことは、一つ一つは小さくても、それを子育てしながらすると、なんともはかどらないことが多く、中断したことを再びする労力。結構なエネルギーがいりますね。どうしても気づいたら、肩に力が入っているなんてことがありますね。

今日はがんばり過ぎちゃったなという時は、ふうっと深呼吸してみましょう。
考えすぎちゃった頭も、よく働いてくれた身体も、リラックス~!

※※ヒント1※※
深呼吸。リラックス。


問題その2 比べてしまう

身体的な発達も、それから精神的な発達も、この世はどうしても、誰かと比べるということが頻繁に起こりますね。昭和のお姑さんたちは、自分の感覚で、~のはず、~べき、なんて言いがちでしたが、この頃はどうでしょう。かなり個性をそのまま受け入れる風潮になってきたのかと思います。それでも、もしお母さん自身の直感で感じ取る違和感があったなら・・

一度専門の方を訪ねることも選択肢に入れつつ、その上でそのままで大丈夫って、何度も言ってみよう。

※※ヒント2※※

大丈夫って言ってみる。


問題その3 投げ出したい

反抗期の時期だったり、その後の、理屈がたつようになってくると、寝ているだけだったころとは違って、キツネとタヌキの知恵比べ合戦が繰り広げられる。どうしたってスムーズにいかないことが、多くなってきますね。お母さんに余裕のある時はゆったり付き合えても、忙しい時に限って、全力で抵抗してくるなんてことは、日常茶飯事。もーいいかげんにしてよ!!と思うことは、ざらですね。そんな日もあるんです。

そんな時は、溜めずに吐き出しましょう。友達やご主人に聞いてもらったり、ノートに書いちゃったり、歌ってみたり、体を動かしたり。もし可能なら、一人の時間を確保して、発散しましょ。

※※ヒント3※※

聞いてもらう。自分の時間を確保する。


自分が悲鳴を上げているのに気づいていますか?

子育てって、物理的にすることが増えるのはもちろんですが。24時間アンテナ張っているんですから、これはもう、普通の仕事だったら、絶対引き受けないレベルに気を張っているものなんです。これ、体の不調と違って、目に見えないから、他の人も気づきにくいのだけど、うっかりすると、蓄積してしまいがちです。

どんよりとしてしまったら、即、太陽の光を浴びる、風に吹かれるなどで、癒されましょう。そして、頭を空っぽにしてみましょう。

※※ヒント4※※

日光浴。風に吹かれる。頭を空っぽに。


大人たちの集まりに子連れで参加はむずかしい?

他に子連れの仲間がいない時には、同じ場所に居ながら、他の大人と別の時空間に過ごしているような錯覚に陥るかもしれません。意識するしないに関わらず、子連れの自分と他の大人たちは、どうしてもペースを合わせにくいものです。そして、子育ての経験がないと、なかなかそのペースの違いには気づいてもらえません。

皆と楽しみながらも、自分も消耗してしまわないように。ゆっくりペースにしたり、部分的に参加しながら、ひと息入れるなどの工夫をしつつ、バランスを取ってみましょう。

※※ヒント5※※

ゆっくりペースで参加する。


人に頼っていいのです。サポート体制、それが当たり前の世の中に

わたしが第2子を出産したとき、当時独身だった友人が、泊まり込んで産後の手伝いをしてくれました。上の子は小学校だったので、里帰りというわけにもいかず、本当に助けられました。子育て仲間はお互い子供がいるので、できることが限られてきてしまいます。その友人は完全にフリーだったので、とても新鮮でした。そして、こういう友人が近くにいない世のお母さんたちほんとうにすごいと感心しました。

また、こんな方も。生後一ヶ月の乳児がいて、旦那さんはサッカー見に行き、自分は一人で子供のお世話。おっぱいは詰まり、仕事のある旦那さんにも気を遣い、実家に帰るも、落ち着かず、眠れない。友人に長いsosメールがくるも、お互い子育て中で、実際の応援はしてもらえなかった。

こんな事例に遭遇する度に強まる、私の持論。
一家族に何らかの形で、+1の人員確保は必須!ということ。

夫婦だけで子育てできて当たり前、頑張れてもそれが当然。ではなく、一家庭に一人人員確保が、当たり前。何なら、国がそれを保証してくれることが当たり前、になってほしいという思いをずっと持っています。気持ちのゆとりのない状態でも、こなせているからそれでいいではなく、ゆとりがあるのが当たり前になっていってほしいと思います。

現状では個人が、対応することになってしまいます。まだ、そういうサポート体制が整っていないという方は、ぜひ、探して、ゆとりを確保してほしいと思います。

※※ヒント6※※

サポートしてくれる人を見つける


我が家流で楽しんで

何と言っても、お腹の中からの付き合いであるお母さんの存在は、いわば、裸の付き合いであるわけで、他の人とは違いますね。いろんな時にやっぱり、お母さんは心の拠り所となってくるはずです。と書きましたが、息子の家庭では、保育担当も、息子がメイン。とーちゃんも、しっかり存在感出しています。ということで、お母さんのみならず、お父さんも、いろんなことがあっても、できないことがあっても、まるごとOK。これを是非、心のお守りにして、子供との珍道中を楽しんでくださいね。

※※ヒント7※※

そのままで、まるごとOK


時には笑い転げて、時には自分の時間を取り戻して、肩の力を抜きつつ。たった今の、自分流の子育てを大切に過ごしてほしいと。。応援してます!


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