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Valve index コントローラー単体レビュー(n番煎じ)

どうも、ビデカメです。
Valve indexが日本で正式販売開始されて半年以上、なんやかんやで入荷のタイミングを逃してindexコンが変えなかった私ですがようやく手に入れることに成功したのでレビューしたいと思います。
(しかし5日もコントローラーの在庫が持ったとは、多分Degicaさん相当数仕入れましたね...)

箱とか

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indexの箱、注意書きにPortalシリーズの加重コンパニオンキューブやIndexのロゴが書いてあったりして、流石Valveといったところ。
これ箱とかあんま見ない人とかPortalシリーズ知らない人は気づかないよね...
ちなみに写真撮り忘れましたが、index系を買うとおまけで付いてくるHalf-Life Alyxの引き換えコードは段ボール箱に貼ってあるのでくれぐれもそのまま捨てないように。

箱の中の箱

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本体が入ってる箱です。
参考程度にViveコンとiPhoneおいてみました。
高さはiPhone 4Sの高さぐらい、奥行きはiPad Air 3の高さぐらい、幅は13インチMBA Mid 2017の幅ぐらいあります。(偶然良いサイズのApple製品が手元にあった)

中身

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中身はこんな感じ。
箱を開けるとど真ん中にHello worlds.と書かれた小さい箱、その奥にコントローラーなどが入ってます。
袋とかに入ってるわけでもなく、箱にそのままコントローラーやその他物品が入ってます。
本体と付属品のケーブル以外はほぼ紙製でした。
正直袋は開けるのも捨てるのも面倒なので私としては箱にそのまま本体が入ってるのは嬉しい。

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内容物は写真の通り。
・セットアップガイドと説明書
・コントローラー本体(左右1つずつ)
・充電用ケーブル(2.0 Type A - C x2)
・ハンドストラップ

ちなみに、これは私も完全に想定外だったんですが、USBケーブルは付属してますがアダプタは付属してません
Vive用のを流用しろってことなんでしょうか...
ハンドストラップに関しては何であるのかよくわかりませんが、多分万一手からすっぽ抜けた場合の保険だと思います。
ストラップ用の穴がないのでどこにつけるかよくわかりませんでしたが、Valve公式曰くリリースボタンの下らへんにつけるっぽいです。

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説明書とかの入ってる箱の中身はこんな感じ。
説明書はPortalシリーズでおなじみの人が描かれてます。(そういえばThe Labにも出てきますね)
日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語の6ヶ国語のセットアップガイドが入ってました。(説明書もそれぞれの言語向けのが一つにまとまってました)
中国語とか韓国語の説明書がなかった(というかアジア系の言語が日本語だけ)のがちょっと意外でしたが、調べてみるとその中国とか韓国ではまだ未発売みたいですね。
説明書の方にはベースステーションやHMD本体関連の記述もあったので、おそらくindex系共通なんだと思います。

サイズ

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サイズ比較ももはやn番煎じですが、右からViveコン、indexコン、Oculus Touch、iPhone 4Sです。
こうしてみるとOculus TouchもそうですけどiPhone 4Sってめっちゃコンパクトですね。

装着感

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一言で言うなら「悪くはない」、です。
強いて言うなら親指が若干動かしづらいって感じでしょうか
ただ、でかい上に常に手に固定されるため、キーボード入力には難ありです。
Viveコンと比べてバランスの悪さは感じませんが、Oculus Touchよりは重量感があります。

早速プレイ!

ということで早速プレイしていきます。(順次追加予定)
コントローラーのペアリング方法はViveと対して変わらないので割愛。
参考程度に、私の環境は以下です。
・CPU:Ryzen 5 2400G
・GPU:MSI GeForce GTX 1070 GAMING 8G
・RAM:DDR4 2666 32GB(8GB x 4)
・OS:Windows 10 Pro 64bit
・HMD:HTC Vive Pro
・BS:1.0

Aperture Hand Lab

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Valveがハンドトラッキングのチュートリアル用に作ったやつですね。
(何故か公式でOculus TouchとかViveコンにも対応してるらしい)
グラフィックはさすがValve、めっちゃ良い。
音声は全部英語で、字幕の出し方がわかりませんでしたが、indexコンのチュートリアルとしては十分でした。

The Lab

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メインメニューと一部のミニゲームのみハンドトラッキングに対応していました。
個人的には全部対応していてほしかったのでちょっと残念。
もちろんハンドトラッキング非対応のミニゲームもindexコンで遊べます。

Beat Saber

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indexコンと相性が悪いと噂でしたが、噂通り相性悪かったです。
これに関してはコントローラー形状の問題なのでどうしようもなさそう。
ビーセイ目当てでVR買うならindexフルセットはおすすめしません。

VRChat

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(アバターは長兎路こよりさんのフィリナちゃんをお借りしました)
ハンドトラッキングの動作は良い感じでしたが、Vサインなどの一部のハンドサインができませんでした...(アバター依存なのかVRChatの問題なのかは不明)
そもそもindexコンは指の開き具合はトラッキングできないので仕方ないですね。
アニメーションオーバーライドの切り替えは、ハンドサインを予め覚えてないとちょっと困ります。(ちなみに、表情は固定可能です)
また、ジャンプがデフォルトでスティック押し込みはただでさえ耐久性に難ありなアナログスティックを更にすり減らしそうなので、コントローラーバインド変更は必須です。
それとVRChatのPhoto Cameraが更に使いにくくなります。(タイマーボタンが押せない)

Half-Life Alyx

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これは絶対VR必修ゲーになるよ...
まだプレイ途中なのでストーリーについては割愛しますが、グラフィックはもちろんのこと、ゲームシステムもVRに最適化されててもう最強のVRゲーと言っても過言じゃないレベルでした。
ワールドにある小物とかは大体持てる(ヘッドクラブすら持てる)、拾える、箱とかは叩きつければ壊れる。
indexのおまけと言うにはあまりにえげつなすぎるゲームなのでindex持ってない人もプレイしましょう。
indexだとちょっと操作しづらかった(コントローラーのボタン配置の問題なのでどうしようもない)のが残念。

(余談ですが、Ep1,2含むHL2と初代HLのネタバレを含むので、時系列順じゃなく普通にシリーズ順にプレイしたほうが良いです。)

さいごに

indexコンですが、正直買いなのかと言われれば、微妙なところでしょう。
ハンドトラッキング自体、OculusやViveにもカメラベースのものであれば存在しますが、一部の操作にはボタンが必須であることが多いので、どうしてもそういった点ではindexコンの方が勝ります。
ただ、コントローラーの仕様上、どうしても何かを握っている感は否めず、またindexコントローラーのボタン配置の関係上ボタンの操作性が悪いのと、やたら脆いという点、更に一部のゲームソフトだとそもそもindexコンに最適化されてなかったりするので、どうしても操作性に難ありな部分が多々見受けられるので、既にVR関連の機器を持っている人向けのコントローラーというのが率直な感想です。

確かにハンドトラッキングは魅力的なものの、まだ実験段階な部分が多く(そもそもValveがここまで酷使することを想定していなかったのかもしれませんが)、耐久性もいまいちみたいなので、余程ハンドトラッキングコントローラーに興味があるというわけでないなら、とりあえずOculus Touch(3本指トラッキング)で我慢したほうが良いです。
もちろん、ハンドトラッキングはかなりVR業界を変えそうな感じではあるので、更に機能強化されたindexコンが出るのに期待しましょう。

ということで以上、Valve indexコントローラー単体レビューでした!




初note記事なんですけどnoteってmarkdown記法使えないんですね。

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