不登校になり不安でたまらなくなったときに出来ること
はじめに
こんにちは。
NPO法人 D.Liveの田中洋輔(@ytpples613)です。
お子さんが不登校になると、不安になりますよね。
いくら「大丈夫」と聞いても、「ほんとうに?」と思います。
制服を着て電車に乗ってる子を見ると、「どうしてうちの子は……」と胸が苦しくなります。
「あの頃は、元気に登校していたのに……」と、過去を思い出すこともあるでしょう。
子どもが不登校なると、「しばらくは、見守りましょう」なんてことが言われます。
「子どものあるがままを受け止めてあげてください」と、言われたりもします。
けれど、不安を拭い去ることはできないでしょう。
”しばらく”ってどれくらい?
いつになったら元気になるの?
このまま引きこもりにはならないの?
疑問はたくさん湧いてきて、どんどん不安になっていく。
この記事は、そんな不安を抱えた保護者であるあなたに向けて書きました。
不安に対する向き合いかたや解消法、解決方法を具体的に書いています。
「まずは、これからやってみよう」と思えることがきっと見つかるハズです。
「不登校で大丈夫だわ」と肝っ玉母さんのように思うことはなかなか出来ません。
悩まない。落ち込まないなんて、無茶な話です。
だからこそ、不安に感じるときにどうするか?
落ち込んでしまうとき、なにができるかについて書きました。
「これ出来そう」と思うものから始めてみてください。
心に余裕を持つ
これから不安との付き合いかたについて書いていきます。
でも、その前に。
人は、多かれ少なかれ不安を感じます。
不安をゼロにするのは難しいでしょう。
しかし、そのときに限りなく不安を少なくすることはできます。
それは、心に余裕を持つことです。
自分に余裕を持てれば、なにかがあったとしてもじっくり対処ができます。
ストレスフルで、心をなくしてしまっていれば、些細なことでさえもイライラします。不安に思います。
もし、今アナタが「毎日、忙しい」「バタバタして余裕がない」「ずっと不安でしんどい……」ということであれば、まずは自分に余裕を作ることから始めてみましょう。
心に余裕を持つために出来ること
心の余裕を持つためには、「自分の時間をつくること」「ストレスを少なくすること」が大事です。
自分の時間が持てずに毎日バタバタしていると、心が忙殺されてしまいます。めまぐるしく毎日が過ぎていき、ストレスもたまっていきます。
ストレスが多いとイライラするし、メンタルもまいってしまいます。
ストレスを減らし、ストレスと上手に付き合うことで、気持ちの良い毎日を過ごすことができるのです。
時間を作る方法
記録をつける
たとえば、お金の節約を考えたときに、まず取り組むことは家計簿をつけることですよね。普段、なにに使っているのか分からないと、節約のしようがありません。家計簿をつけることで、「あっ、毎日コンビニでお菓子買っているなぁ」とか「お茶買っているのもったいないな」などと気がつくのです。
時間も同じです。まずは、時間家計簿をつけましょう。毎日、朝から寝るまでなにをやったのか記録にとるのです。
「タイムログ」などで調べると、たくさんのアプリも出てきます。
すべてを1分1秒で記録する必要はありませんが、まずは記録していきましょう。すると、「もっと使いたい時間」や「使いたくない時間」が見えてきます。
記録をつけると良いのは、振り返りが出来ることです。
時間の使い方を見返し、「スマホゲーム 40分」とかを見ると、「う~ん、良くないなぁ」なんて思いますよね。
でも、記録をつけていないと、「あれっ? なんか気がつけば時間がたっていたぞ」と思うだけです。
そして、後悔する。「あぁ、ムダな時間を過ごしてしまったなぁ」と。
記録があることで、事実ベースで振り返ることができます。
「スキマ時間があると、ついついスマホでゲームをしちゃうぞ」と、気がつくことができるのです。
自分の時間をスケジューリングする
日々、予定があると振り回されます。そうなってくると、どんどん自分の時間が削られていく。
そうしないためにも、自分の時間をあらかじめスケジュールに入れておきましょう。
時間をブロックして、他の予定が入らないようにするのです。
たとえば、好きな歌手のコンサートチケットをとれば、なんとしてもその時間を空けておきますよね?
夕食を先に用意しておく。
旦那さんに子どものお迎えを頼む。
仕事を早めに終わらせる。
このような感じで、自分自身のスケジュールもちゃんと確保しておくのです。
考え方は、天引き貯金と同じです。
1日の時間から、自分の時間を先に確保してしまうのです。
子育てをしていると、ついつい自分を後回しにしてしまいます。
毎日まとまった時間をとるのは難しいでしょう。
しかし、なんとかしてその時間を確保する。それが心の余裕につながります。
自分との約束を守ることで、自分を大切にできます。
自分を大切にすることで、自己肯定感も高まるのです。
たくさんの方々に届くように、マニュアルや資料などをどんどん作っていきます。できるだけ無料で公開できたらいいなと思っているので、「役に立つ」「参考になった」と思ったら、投げ銭お願いいたします。