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傾聴が出来ないのは、スキルが足りないのではなく、心の余裕が足りないから。


子育てで「傾聴が大事」って良く聞くと思います。

「傾聴がうまく出来ないのです……」というご相談もよくいただきます。

でもね、実は傾聴って技術じゃないのですよ。

出来ない原因は、技術ではなく、別のところです。

正直、技術などなくても、自然に傾聴が出来る人はたくさんいます。身近にもいませんか? 聞き上手なひとが。

あの人たちって、別に特別にトレーニングをしたわけでもないし、勉強しているのでもありません。

実はね、あることを知っているとだいぶ簡単に出来るようになります。

あなたが傾聴をうまく出来ないのは、やる気がないわけでも、能力的に劣っているのでもありません。

ただ、知らないだけなのです。

傾聴って難しいですよね。なかなか出来ない。
大事だと分かっていても、うまく出来なくてもどかしく感じることもあるでしょう。

忙しいときに限って子どもが「なぁなぁ」と声をかけてくることもあります。「よし! 聞けるぞ!」と思うときに限って、子どもは話しかけてこないなんてこともありますよね。

ついつい口を出してしまう。最後まで聞くことが出来ない。

なんてこともあると思います。

スキルよりも大切なこと


僕は、傾聴で大事なことは、お膳立てだと思っています。
準備ですね。

先日、僕は料理用に小皿を買いました。

料理番組などでは、必要な調味料ってすべて計量して、用意されているじゃないですか。あのようにしたかったので、小さなお皿を買いました。

中華料理を作るときなど、必要な調味料が何種類にもなります。

醤油、紹興酒、コチュジャン、トウバンジャン、とうがらし、しょうが、にんにく……etc

みたいな感じで。

それをすべて先に準備して料理をすると、めちゃくちゃラクでした。

手際良くなるのですよね。順番にお皿からフライパンに入れるだけなので。

傾聴もこれと同じで、お膳立てさえ出来ていれば、実は聴くことはそれほど難しくはありません。

今回の記事で得られること

・傾聴がうまく出来ない
・本を読んでも実際に子どもとの関わりで傾聴が出来ない
・忙しいのに子どもに話しかけられてイライラしてしまう
・子どもの話をじっくり聞く時間がとれない
・ストレスが溜まって、子どもの話を聞く余裕がない


このような悩みを抱えたかたが時間と心に余裕を持ち、ゆったりと子どもの話を聞くことが出来るようになります。

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