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vol.6 ゲームに関するルールの作り方と4つの型 [不登校とゲーム依存]

ルール作りの流れ

Step1. 導入するルールや仕掛けを決める
Step2. ルールの詳細を詰める
Step3. 決定したことを紙に書き出し、見えるところに貼る

Step1. 導入するルールや仕掛けを決める

ルールや仕掛けは、適当に作ってもだいたいは上手くいかない。
そこで、使いやすいもの(4種類の型)を用意した。

この中から、使えそうなものを導入してもらいたい。

  • イフゼンレシピ

  • 制限ルール

  • ポイント制度

  • 一手間の仕掛け

1.イフゼンレシピ


イフゼンレシピとは、if-then プランニングに沿った計画のこと。

if-then プランニング は,事前に「いつ」「何を」やるかを,はっきりと決めておくテクニック。

簡単に言うと、AすればBするという行動計画。

  • 風呂からあがると歯を磨く

  • 家から帰ると手を洗う

みたいな感じ。

この方法をゲームに関することでも導入する。

ポイントになるのは、Aの設定。

Aは、行動のトリガー(キッカケ)になる。

そのため、「行動」である必要がある。

30分経てば、ゲームをやめる

これは、If thenプランニングではない。

「30分経つ」が行動ではないからだ。

また、行動に関しても完了が明確なものにしよう。

「ゲームが終わったら」ではなく、「ゲームの電源を切ったら」にする。

たとえば、運動不足が心配なら、運動に関するIf thenプランニングを立てよう。

Aに設定するもののおすすめは、「毎日、必ずおこなうこと」だ。

「風呂に入れば、歯を磨く」と設定しても、毎日風呂に入らないと歯を磨けない。

毎日必ずすることを一覧にして、ついでになにか出来ないかを検討しよう。

運動に関してだと、

  • トイレから出ると、5回スクワットをする

  • ゲームがロード画面になったら、腕立て伏せを2回する

などがいいだろう。

ゲームに負けたら、腹筋10回する

なんてものもいいかもしれない。

ちなみに、我が家では

ゲームがロード画面になったら、洗濯物をたたむ

というIf thenプランニングがある。

If thenプランニングを決めたら、実行場所にキチンとルールを書いて紙を貼ろう。

きっと、忘れてしまうから。

トイレの入り口に、【トイレから出ると、5回スクワットをする】と大きく書いておこう。

100均でホワイトボードを買って、それを至る所においておくのも良い。

2.制限ルール

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