人の流れ、神の流れ
その山には神がいた。
今は移ったと思われていた。
今もそこにいる。
山の流れは変わらない。
彼らは、言葉を持たず流れの中にいる。
わずかに、そこを感じる者に言葉を求める。
ある女が麓にいた。
彼女は悩みがあり、そこに流れの止まりがあった。
今日、その滞りは晴れた。
山の神と共に在ることを選び、共に生きることを選んだ。
その先にある風景は、まだ見えてはいない。
だが、その先にある流れに
多くの人が繋がっている事が見える。
それは、その地の者だけではない。
土地は大きく繋がり
人は、ネットワークを通じ繋がる
その繋がりは、神も同じである。
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