プロジェクトあるある(61)
本日のプロジェクトあるある:
「キックオフミーティングでプロジェクト計画に納得してもらえず、キックオフ不成立に終わることがある」
プロジェクトの最初のマイルストーンは、プロジェクトキックオフになります。
キックオフではプロジェクト関係者が一堂に会し、プロジェクトの計画の合意を行います。
通常、プロジェクト計画書(キックオフ資料がプロジェクト計画書替わりになることもあります)は、お客様の担当と事前にある程度擦り合わせた上で臨みます。
なので、基本キックオフでは多少のコメントや修正はあったとしてもお互いに合意してプロジェクトを開始とあいなるわけです。
ところがですね。。
またまた登場しました、エンジンで動く装置を扱う某大企業(笑)
プロジェクトキックオフ不成立という経験をしました。
担当者は基本何も言いません。かき回すのはその上役と、運用部門の重鎮です。
担当とすり合わせたスケジュールやら成果物、設計方針などに対して無理難題を言ってきます。契約にないことまでやってくれるんだよね?みたいな感じでシレッとスコープを拡大し、しまいにはドキュメントの書き方に文句は移っていきます。
そして時間切れとなって、上役が宣言します。
「これはキックオフ不成立です!もう一度練り直してきてください」
キックオフの仕切り直しができるのは1週間後。ただでさえタイトなスケジュールなのに、これで1週間がいきなり削り取られるのです。
自分が関わった2つのプロジェクトで2回とも同じように不成立。
なんですかね、会社としてプロジェクトキックオフを一度不成立にするのが慣習になっているのかなと思えました。
いま思えばですが、これはひょっとしてマウンティングだったのかな。
いずれにしても、スタートから躓くようなことはあまりしてほしくないなぁ、と心の中で思いながら、指摘された場所を修正して2回目のキックオフに臨むのでした。
それではまた!
日々感謝 m(_ _)m
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