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プロジェクトあるある(68)

本日のプロジェクトあるある:

「作業現場が地方になればなるほど、プロマネの現地に顔を出す頻度が重要視される」


今回はちょっと設備寄りなプロジェクトの話になります。

現場作業に関わる場合、地方になればなるほど、顔を出す回数を増やすことで信頼度が上がったような気がします。人との距離感が重要なんだなぁ、とすごく思いました。

前々職で福岡にある九州営業所にいた時のことです。当時、九州営業所では沖縄を含んだ全九州エリアの配線工事案件、ネットワーク機器の構築なんかを営業3名、技術3名でカバーしていました。

福岡に住んでみてわかったことなのですが、九州って自動車でないと行けない場所が多いんです。そして、移動にすごく時間がかかります。

特に長崎県は県のかたちがいびつで、どこに行くにもすごく時間がかかります。

一度、打ち合わせのために博多から平戸まで営業車で移動したのですが、移動だけで片道4時間。打ち合わせは1時間。そして帰宅まで4時間。。もう移動だけで1日がつぶれたりしました。小佐々町も同じくらいかかってたなぁ。

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(写真は平戸城です。本文とはあまり関係ないですねw)

熊本県の上津江村も遠かった。落ちたら終了だな、っていうような崖に面した細い道路をひたすら走りました。

どちらも新築現場の案件で、弱電と呼ばれる電気、電話、LAN関係の配線を請け負っている電気設備会社の下で配線を対応していました。

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現場は、基本自分の会社から配線工事業者さんを手配し、現場の管理ふくめてお任せしていました。いわゆる丸投げですね。。

私が現場に顔を出すのは、最初の打ち合わせと最後の施主検査くらいでしたね。

行きたくないわけではなく、エンジニア3人で全九州をカバーしているのでそもそも個別の現場に行くことはできないんです。

しかし、発注した電気設備会社にしてみたら、なんで配線業者ばかり現場に来ておたくの会社の担当が¥来ないんだ、とクレームが入ってくることもあるのです。

そうなったら、もうしばらく通うことになります。

そしたらですね、現地に顔を出すことで、現場の方は態度が全然変わってくるんです。

それは回数を重ねれば重ねるほどその関係は良くなります。

お酒を酌み交わしたらもう完璧です。

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関係性ができると、逆にお相手から

「こんな遠いところまでずっとくるのは大変だろうから、あとは最後だけきてくれればいいよ」

と言ってもらえたりします。

ほんと、九州の方は関係が近くなると情の深い人が多いんだなぁ、と思ったのでした。

九州に関わらず(だと思ってます)、地方の案件では、顔を出すことが大事なんだな、ってことを経験から学んだのでした。


それではまた!

日々感謝 m(_ _)m


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