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カバー Q1決算

カバー(5253)のQ1決算が発表されました。

前回決算の結果はこちら。
 カバー Q4決算|Y高垣
 https://note.com/ytakagaki/n/n5822948ff768

・実績
利益 コンセンサス 1,000 / 実績 917
売上 コンセンサス 6,175 / 実績 6,416

・予想
利益 コンセンサス 7,617 / 会社予想 7,300
売上 コンセンサス 37,935 / 会社予想 36,481
※会社予想の変更はありません。

売上高成長率は、前四半期比(QoQ)で -41.36%でした。
前年同期比(YoY)は、四半期値比では24.78%、累積値比で 24.78%でした。
※第一四半期のため、四半期値と累積値は同一になります。

各セグメントの売上高は、下記の通りです。
配信/コンテンツ:20億34百万円(前期比 +23.2%)
ライブ/イベント:3億49百万円(前期比 -6.3%)
マーチャンダイジング(グッズ販売):29億31百万円(前期比 +40.1%)
ライセンス/タイアップ:11億00百万円(前期比 +7.2%)

ライブ/イベントの業績が悪く見えますが、大型イベントは第4四半期に実施(前四半期での「5th Fes」、「SUPER EXPO」等)するため、季節性の影響を受けます。今四半期では実施がありませんでした。

また、その際に販売される商品(受注販売商品)は、会計処理上、受注時点では前受金として計上しており、3~6か月後に発送した時点で売上に計上しているため、現時点での受注残は売上に計上していません。また、受注販売商品はタレントの記念日商品(アニバーサリー等)のため、第3四半期~第4四半期に売上計上するものが多いことも影響しています。

一方で利益については、収益部門における高度人材の採用(人件費増加)やコンテンツ制作能力の拡充(オフィス設備費増加)といった将来に向けた投資によって利益は削られています。

ただし限界利益については、固定費が少ないEC等の物販販売によって増加しており、今四半期で29億67百万円でした。なお、前年同期比では +29.68%でした。

参考サイト

・Yahoo!ファイナンス

・企業IRサイト

注意事項・免責事項(ディスクレーマー)

※ 通貨単位:百万円
※ コンセンサスは、IFISコンセンサスを使用しています。
※ 数値は、四捨五入で計算した概算値です。
※ 四半期値は、今期累積値から、前期累積値を引いた、直近四半期値を使用しています。
※ 提示されていないデータは、下記のような方法で算出した値を代用として使用しています。
 ・累積値を期数分だけ等分割した値
 ・四半期値を期数分だけ倍化した値
※ 利益は、経常利益を使用しています。
銘柄により使用できないときは、営業利益 ⇒ 当期利益の順で使用しています。
※ 計算は、著者の労力と知識の程度により、簡便法を使用する場合があります。従って、厳密な計算を行っていない為、数字に対して過剰な評価をなさらないよう、お気を付けください。

※ 当記事は公開情報から分析した結果です。翌日以降の株価を保証するものではありません。当記事の情報により発生した取引の損失には、著者は一切の責任を負いません。投資の参考・情報源の一つとしてご活用ください。
※ 当記事の内容は、著者の個人的意見が一部反映されています。内容の公平さには注意を払いますが、万全では無いことをご承知おきください。
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