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ファーストリテイリング Q3決算

ファーストリテイリング(9983)のQ3決算が発表されました。

・実績
利益 コンセンサス 403,403 / 実績 477,767
売上 コンセンサス 2,313,418 / 実績 2,366,501

・予想
利益 コンセンサス 507,410 / 会社予想 565,000
売上 コンセンサス 3,027,837 / 会社予想 3,070,000
※会社予想は、売上を上方修正、利益を上方修正しています。

売上高成長率は、前四半期比(QoQ)で -2.62%でした。
前年同期比(YoY)は、四半期値比では13.51%、累積値比で 10.40%でした。
経常利益率は、四半期値比で 23.24%でした。累積値比で 20.19%でした。

今期実績の通期予測ROAは17.29%、通期予測ROEは19.00%です。
今期予想でのROEは、16.62%です。

店舗数の増減は、国内ユニクロが-2、海外ユニクロが+63、ジーユーが+13、その他-29でした。
海外店の内訳は、グレーターチャイナが-1、韓国が+2、東南アジア・オセアニアが+40、北米が+14、欧州が+8でした。
各地域の実績は、日本国内・韓国・東南アジア/オセアニア・北米・欧州が増収増益、グレーターチャイナが減収減益でした。
ジーユー事業は増収増益でした。

一方で、日経平均株価のウエート(構成比率)が、キャップ(上限)の11%に抵触する可能性があり、今月末にウェート修正を控えていることから、今後の株価は当面予断を許さない状況です。
過去の対策としては、CEO柳井さんの株を売る事でウエートを引き下げていました。つまり株価が上がらない可能性があります。
株を売る以外の、何らかの根本的な対策が打たれれば解決する可能性はあるので、リリースとして出るかどうかを気にしておいてください。

前期配当は350円(前期175円/後期175円)でした。配当性向は30.02%、DOEは4.75%でした。
今期配当予想は400円(前期175円/後期225円)です。予測配当性向は29.41%、予測DOEは5.59%です。

前回決算後の終値は、42,160円でした。直近終値(07/11)は、45,200円です。+7.21%変動しています。

参考サイト

・Yahoo!ファイナンス

・企業IRサイト

注意事項・免責事項(ディスクレーマー)

※ 通貨単位:百万円
※ コンセンサスは、IFISコンセンサスを使用しています。
※ 数値は、四捨五入で計算した概算値です。
※ 四半期値は、今期累積値から、前期累積値を引いた、直近四半期値を使用しています。
※ 提示されていないデータは、下記のような方法で算出した値を代用として使用しています。
 ・累積値を期数分だけ等分割した値
 ・四半期値を期数分だけ倍化した値
※ 利益は、経常利益を使用しています。
銘柄により使用できないときは、営業利益 ⇒ 当期利益の順で使用しています。
※ 計算は、著者の労力と知識の程度により、簡便法を使用する場合があります。従って、厳密な計算を行っていない為、数字に対して過剰な評価をなさらないよう、お気を付けください。

※ 当記事は公開情報から分析した結果です。翌日以降の株価を保証するものではありません。当記事の情報により発生した取引の損失には、著者は一切の責任を負いません。投資の参考・情報源の一つとしてご活用ください。
※ 当記事の内容は、著者の個人的意見が一部反映されています。内容の公平さには注意を払いますが、万全では無いことをご承知おきください。
※ 当記事に誤字脱字等ありましたら、ご連絡ください。連絡受領後、都度修正させていただきます。
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