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ダイドーグループホールディングス Q2決算

ダイドーグループホールディングス(2590)のQ2決算が発表されました。

前回決算の結果はこちら。
 ダイドーグループホールディングス Q1決算|Y高垣
 https://note.com/ytakagaki/n/n1939af30721e

・実績
利益 コンセンサス 2,300 / 実績 2,319
売上 コンセンサス 118,550 / 実績 117,578

・予想
利益 コンセンサス 4,600 / 会社予想 4,400
売上 コンセンサス 237,100 / 会社予想 240,000
※前四半期では会社予想は未開示でした。今四半期で開示されました。

売上高成長率は、前四半期比(QoQ)で 21.16%でした。
前年同期比(YoY)は、四半期値比では17.88%、累積値比で 15.56%でした。
経常利益率は、四半期値比で 4.17%でした。累積値比で 1.19%でした。

今期実績の通期予測ROAは1.40%、通期予測ROEは10.42%です。
来期予想でのROEは、5.20%です。

各セグメントごとの売上は下記のとおりです。
国内飲料事業は、前年同期比-1.7%の73,009百万円でした。販売数量の減少が影響しています。
海外飲料事業は、前年同期比+113.5%の25,287百万円でした。買収したポーランド子会社の増収と、トルコ事業が依然好調でした。
医薬品関連事業は、前年同期比+7.6%の6,872百万円でした。
食品事業は、売上が前年同期比+2.4%の11,106百万円でした。
※海外事業は超インフレ会計適用前の値です。

自動販売機による飲料販売は、原則として値引きのない定価販売で行われています。インフレに対抗して消費者は節約を強く意識するため、単価の高い自動販売機は忌避されがちです。

またダイドードリンコはファブレスメーカーの為、委託による原価と販売価の差が縮小し、改善のために値上げを2023年11月に実施したため、特に2024年2月以降は売上が減少しています。


前期配当は60円(前期30円/後期30円)でした。配当性向は21.31%、DOEは1.03%でした。
今期配当予想は30円(前期15円/後期15円)です。予測配当性向は9.63%、予測DOEは1.00%です。
※配当予想の修正はありません。
※2024/4/21に1:2の株式分割を実施したため、今期配当は前期配当の1/2になっています。今期は減配ではありません。

前回決算後の終値は、2,566円でした。直近終値(08/27)は、 2,747円です。
+7.05%変動しています。

参考サイト

・Yahoo!ファイナンス

・企業IRサイト

注意事項・免責事項(ディスクレーマー)

※ 通貨単位:百万円
※ コンセンサスは、IFISコンセンサスを使用しています。
※ 数値は、四捨五入で計算した概算値です。
※ 四半期値は、今期累積値から、前期累積値を引いた、直近四半期値を使用しています。
※ 提示されていないデータは、下記のような方法で算出した値を代用として使用しています。
 ・累積値を四半期数分だけ等分割した値
 ・四半期値を四半期数分だけ倍化した値
※ 利益は、経常利益を使用しています。
銘柄により使用できないときは、営業利益 ⇒ 当期利益の順で使用しています。
※ 計算は、著者の労力と知識の程度により、簡便法を使用する場合があります。従って、厳密な計算を行っていない為、数字に対して過剰な評価をなさらないよう、お気を付けください。

※ 当記事は公開情報から分析した結果です。翌日以降の株価を保証するものではありません。当記事の情報により発生した取引の損失には、著者は一切の責任を負いません。投資の参考・情報源の一つとしてご活用ください。
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