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フマキラー Q1決算

フマキラー(4998)のQ1決算が発表されました。

・実績
利益 コンセンサス 783 / 実績 980
売上 コンセンサス 18,750 / 実績 20,910

・予想
利益 コンセンサス 3,130 / 会社予想 2,900
売上 コンセンサス 75,000 / 会社予想 74,000
※会社予想の変更はありません。

売上高成長率は、前四半期比(QoQ)で 20.60%でした。
前年同期比(YoY)は、四半期値比では9.02%、累積値比で 9.02%でした。
経常利益率は、四半期値比で 4.69%でした。累積値比で 4.69%でした。
※第一四半期のため、四半期値と累積値は同一になります。

今期実績の通期予測ROAは6.09%、通期予測ROEは10.50%です。
今期予想でのROEは、5.78%です。

各セグメントごとの売上は下記のとおりです。
殺虫剤 5,305百万円(前年同期比 -11.0%)、家庭用品 433百万円(同 -11.0%)、園芸用品 1,617百万円(同 +7.1%)、防疫剤 486百万円(同 +7.1%)、その他 1,701百万円(同 +12.3%)
家庭用品は除湿剤・除菌剤等です。防疫剤は防疫用殺虫剤等の製造販売(業務用向け)です。

殺虫剤は越境ECでの売り上げ減少が影響しています。家庭用品は除湿剤の売上が前期を下回りました。園芸用品はカメムシ関連等が好調です。
その他は子会社のシロアリ施工サービスが好調でした。

海外向けの売上は下記のとおりです。
東南アジア 8097百万円(前年同期比 +18.0%)、欧州 2,750百万円(前年同期比 +34.7%)、その他 517百万円(前年同期比 +70.5%)
その他地域としてはインドとメキシコが中心となります。

どの地域でも、営業の拡大と、円安による為替益が貢献しています。
国内では原材料価格の高騰影響がありますが、海外では原材料価格の高騰は落ち着き、価格転嫁も進んでいるため、利益への影響が少ないです。

前期配当は22円(前期0円/後期22円)でした。配当性向は26.33%、DOEは1.42%でした。
今期配当予想は22円(前期0円/後期22円)です。予測配当性向は12.78%、予測DOEは1.34%です。
※配当予想の修正はありません。

参考サイト
・Yahoo!ファイナンス
https://finance.yahoo.co.jp/quote/4998.T
・企業IRサイト
https://www.fumakilla.co.jp/ir/
注意事項・免責事項(ディスクレーマー)

※ 通貨単位:百万円
※ コンセンサスは、IFISコンセンサスを使用しています。
※ 数値は、四捨五入で計算した概算値です。
※ 四半期値は、今期累積値から、前期累積値を引いた、直近四半期値を使用しています。
※ 提示されていないデータは、下記のような方法で算出した値を代用として使用しています。
 ・累積値を四半期数分だけ等分割した値
 ・四半期値を四半期数分だけ倍化した値
※ 利益は、経常利益を使用しています。
銘柄により使用できないときは、営業利益 ⇒ 当期利益の順で使用しています。
※ 計算は、著者の労力と知識の程度により、簡便法を使用する場合があります。従って、厳密な計算を行っていない為、数字に対して過剰な評価をなさらないよう、お気を付けください。

※ 当記事は公開情報から分析した結果です。翌日以降の株価を保証するものではありません。当記事の情報により発生した取引の損失には、著者は一切の責任を負いません。投資の参考・情報源の一つとしてご活用ください。
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