「初めてのカンファレンス登壇」ワークショップ 〜 Global Diversity CFP Day に参加してモチベーションが上がった話
こんにちは。エクセルソフトの田淵です。
すごーく前になるのですが、以下のイベントに参加しました。
海外や英語のカンファレンスに参加するための CFP を書いてみよう!というワークショップです。上記は日本語の案内ページで、実際はすべてのセッションが英語で行われました。
これからカンファレンスに登壇してみたい人を対象とするこのワークショップでは、
- トピックの決め方
- 採択されやすいプロポーザルや自己紹介文の書き方
- 印象に残るセッションの構成
- 効果的なスライドのデザイン
- 登壇当日の行動
などについて、スピーカー経験豊富なメンターとともに学んでいきます。
という内容です。
レポートは以下にアップされています。
この中で、ビデオレクチャーがいくつかあり、以下で公開されています。
印象に残ったのは最初と最後のビデオです。
最初のやつは、CFP を作る、採用されるために何が必要なのか?についてです。
自己紹介ではシンプルに
・今何をしているのか。
・過去に何をしたのか。
・その他伝えること。
を含めます。
第三者目線で書くことが大事ですが、それをうまく纏めるために二人一組でインタビューをしあい、相手に自分の紹介をしてもらうということ。
面白いですよね。実際にやってみましたが、ぶっつけ本番だと日本人だとなかなか自慢できないので苦労しましたw
最後のやつは当日までの準備と当日の心得です。
準備や心意気として
・持ち時間は何分か?
・開始時間
・場所
・録音/録画があるか?(きれいな格好をしましょうw とのこと)
・スクリーンの比率(4:3, 16:9 など)
・ハードウェア
・会場のマシンか?
・クリッカーはジェスチャーできるから便利
・コネクターを忘れずに
・バックアップ
・クラウド
・自分のメールに送っておく
・ビデオのサウンドを再生できるか
・ライブコーディングをするか
・事前の確認(接続など)
・どこを見ればよいのか
・最初の時は知り合いのだれかを見て喋っても良いでしょう。
・慣れてきたら全体を見るようにしましょう。
・時間配分
・最初はだれでも早すぎちゃう。でもみんなそうだから気にしなくて良いですよ :)
・ナーバスになるよね。(ちょっき聞き取れなかったが観衆からはそうは見えないから気にしなくて大丈夫だよ。的な?)
・とっちらかっても大丈夫。やり直しとかしないでそのまま続けちゃって大丈夫。
・質問タイム。難しい質問はナーバスになりますよね。
・いやだなと思ったら主催者に質問タイムをなしにしてもらおう。
・なんなら "しかたなく" セッション時間が少しオーバーしてしまうかもしれませんw
・質問を受ける際に、毎回考えるふりをしましょう。難しい質問でも時間を稼げます。
・わからない質問が来たら、「よくわからないので後で詳しく話をしましょう。」と言えば OK
・知識をひけらかしたい人がいたら、登壇者はマイクという絶対的な権利があるので、「質問にお答えする時間としたい。」とシャットアウトしましょうw
・登壇後のトーク
・楽しんでください。
・時間がない場合はしなくても OK
・すべて終わったら。あなたはやり切った。質問にも答えた。その後のトークも楽しんだ。すべて終わったのです。お祝いしてください。
・楽しかったなと思ったら、また登壇をしてみましょう!
こんな感じでしたが、なんかすごいですよね。ポジティブの塊w でも、凄く共感できるなと思いましたし、登壇って楽しいよね。って思いました。
最初のビデオの通りに、ワークショップではペアになって質問に答えて相手の紹介文を考えたり、英語で登壇するのは怖いけど楽しいよ。というパネルディスカッションがあったりと、凄く私にとって有益な時間となりました。
登壇者向けのワークショップでしたが、登壇するには登壇する機会がないといけませんし、なにより聞いてくださる参加者の方が必要です。
私は JXUG という Xamarin のコミュニティを持っていますが、やっぱり沢山の人にしゃべってほしいし、知見を共有するだけでなく、こんなことが辛かったとか、こんな問題があって、どうやったらいいのか情報をください。とか、そういう沢山の人が登壇する機会を提供する。というのもコミュニティの役割の一つなんだなと強く感じました。
また、参加者の方がいてこそのコミュニティです。JXUG の場合は Xamarin やモバイル開発に興味を持ってくださった方が「あ、こんなのやってるのね」と気軽に参加できるようにしておくのも大きな役割だと感じます。
テクノロジーは常に進化していて、人間も歳をとり、毎年学生から社会人になる人がいます。「好きになった瞬間からファン。好きでいた時間の長さは関係ない。」ので、新たに気になってくれたり好きになってくれた方が楽しんでテクノロジーに携われる場でありたいと思います。
ということで、JXUG 継続的にやっていこ!
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