ギャンブルで勝った後どうするべきか?

ギャンブルの結果には、3つしかありません。

勝つか、負けるか、損得なしのどれかです。 


このうち、勝った「後」にどうするかによって、

その人の将来が変わってくることが心理学 的にわかっておりますので、

ギャンブルに強い人間になるためにはどうすればいいのかについ て考えてみたいと思います。



勝った後にやっておきたいとされることは、

 ●自分が勝った勝負の記録をつけること 

●素直に喜ぶこと 

●他人にそれを語り、他人にもほめてもらうこと 

●祝うというルールを作ること 

●利益の一部を銀行に預けてしまうこと(出金する)



逆に、やってはいけないことは、次のとおりです。

●勝負に勝ったことを「運」のせいにしてしまうこと 

●他人からほめてもらったのに、それを拒否してしまうこと 

●自分の利益をつまらないものとみなすこと 

●負けた人をかわいそうに思うこと 

●次にどうなるかわからない......などと思うこと


あなたは勝利したのですから、勝ったことを素直に喜びましょう。

心から楽しみましょう。 これが「自信」を強めるコツです。


「記録をつける」ことは、勝っても負けてもやるようにしてください。

自分の勝敗の記録をつけることは、

判断力を高める上でも特に重要だからです。 


自分がどれくらい正しい判断ができるのかを、心理学では、

「決定精度」と呼んでいます。 優秀なギャンブラーは、

それを知っていると思います。


10回の勝負をしたとして、自分が何回くらい勝てるのか。

これを知ることが、決定精度を知 ることです。

それには、勝とうが負けようが、

記録をつけて確認しておかなければなりません!



自分の決定精度を知っておくと、自信過剰を抑えることもできます。 

オハイオ大学のH・R・アーキス博士たちは、

各人に決定精度がどれくらいかを教えておくと、

難しい問題をやらせたときに、 

「あなたはどれくらい正解できたと思いますか?」 と聞いても、

自分の得点をうまく予想できるようになった、という実験を報告しています。 

アーキス博士の実験では、自分の決定精度がどれくらいかを教えておかないと、ほとんどの 人が自分の得点を大きく見積もることもわかりました。


たとえば、0点しかとれていないのに、

「自分は少なくとも3点はとれているはずだよ」と いう自信過剰な判断をするようになったのです。

 自分の決定精度を知っておくことは、

自信過剰になりすぎることを抑える働きをするのです。 


ギャンブルで勝った後には、大いに喜んで自信をつけてかまいません。

 しかし、その一方では、冷静に記録をつけていくことで、

自分がどれくらいの確率で良い決定ができるのかを知っておくことも忘れないようにしたいものです。


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