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幸せのカケラ🌈✨


朝、散歩に出かけた私は、近くの広場にある公園のベンチに腰をかけた。

家を出る前から、「あのベンチに腰をかけて外の空気に当たろう」と考えていた私は、折り畳んだシートを持って家を出た。前日に雨が降っていたので、ベンチが濡れている事も踏まえて持って行ったのだが、散歩に出かける時は、雨じゃない時も大抵はシートを持って行く。

思った通り、ベンチは濡れていて、冷えていた。
シートを敷いてベンチに腰掛け、目をつぶって早朝の冷んやりとした空気を吸いながら、文字通りボーっとしていたら、持ってきたシートのおかげでおしりが温かい事に意識が向き、「座っている時にお尻が冷えずに温かいということは、なんて幸せなことなんだろう。おしりが温かいと、外は多少肌寒くても、いつまでも座っていられるような安心感がある。」と感じながら座っていた。

人が移動する時、「足を止めて腰を下ろすという行為」は必然だ。そして、休憩している状態での温かさからくる心地よさ、別の言い方をすると「保温の確保」というのは、休憩中だけでなく、休憩を終えた次の活動にも大きな影響を与える。

座布団替わりにしていた何の変哲もない折り畳みのシートだったが、「人が生きていく上で必要なもの」と表現するべきか、「常に携帯しておきたいアイテム」と表現するべきか、「保温できることの重要性」と表現するべきか、「幸せとは、おしりを保温すること」と表現するべきか、どういうテーマでブログを書けば良いのかわからないが、確信を持って今日気づいたことは、

「人が生きていく上で、外で腰を下ろす時に、おしりを保温することで得られる安心感というのは、幸福に値する幸せを感じることができる」ということだ。


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