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環境構築はいつも面倒だ#09: Putty,Psftpを使ったSSHとSFTP

以下にてRloginをご紹介して、これを使えればそれはそれでよいのですが、インストール不要のこの.exeファイルで動くアプリであるためか、環境によってはセキュリティブロックされることに気づきました。

そのため、それ以外の同じようなSSH、SFTPアクセスツールとして、PuttyとPsftpをご紹介します。


インストール

以下から64-bit x86版をダウンロードしました。記載時点でのファイルはputty-64bit-0.79-installer.msi

これを実行して道なりに進むと、インストールは完了します。通常ですと以下のフォルダに2つのexeファイルがあり、これを呼び出します。
C:\Program Files\PuTTY
putty.exe
psftp.exe

Psftpも一緒にインストールされます。名前の通りPsftpがSFTP、PuttyはSSHするためのツールです


Puttyの利用

実行すると以下の画面が出ます

Puttyの接続設定画面

初回はHost Name(IPアドレス)をセットし、Saved Sessionsのところに好きな名前をセットし、[Save]します。そうすると今vmteradataと記載されている部分に接続情報がセットされます。次回以降はこれを指定して[Open]します。

PuttyでのSSH

あとはユーザー、パスワードを入力してアクセスします。このVMWareの環境だとroot, rootです。これでログインしたら、あとはLinuxコマンドで好きにやってください


Psftpの利用

実行するとコマンド画面が表示されます。ログインするには以下

open 192.168.999.128

そうするとユーザー、パスワードを聞かれるのでPutty同様root, rootでアクセスします。Linuxコマンドも使えます。例えばLinuxのリモート環境側のファイルを見るには通常のLinuxコマンドでls、たぶんroot配下にいるはずです。そしてローカル側を見るには以下です

!dir

最初は上述のexeファイルがあるディレクトリにいると思います。そしてローカル側のディレクトリ位置を変更するには以下

lcd C:\Users\yourusername

これで以下のようなメッセージが出てディレクトリを移動しました

New local directory is C:\Users\yourusername

単一ファイルをアップロードするときは以下

put test0.txt

アップロードの際にファイル名を変更するには以下(元のファイル名、半角スペース、リモート先に置かれる変更後のファイル名)

put test0.txt test10.txt

複数ファイルをアップロードするときは以下(このときはローカルにある2つのファイルを指定していることになる)

mput test1.txt test2.txt

ダウンロードの際も命令方法はおなじです。単一ファイルをダウンロードするときは以下

get test0.txt

ダウンロードの際にファイル名を変更するには以下

get test0.txt test10.txt

複数ファイルをダウンロードするときは以下

mget test1.txt test2.txt

こんな感じです。

#ssh #sftp #putty #psftp

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